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今度は機動歩兵第2連隊です。
編成基幹部隊について、書かれている資料が、第1第3は詳細まで明らかになっているのに、第2は殆どありません。
補充担任は「津の久居」の様です。
殆どの資料に昭和16年11月21日に騎兵第2旅団、騎兵15、16連隊が解体廃止さる。
私が発見した千葉県のローカル資料に記載が・・・
その後、騎兵15、16連隊将兵は機動歩兵第2連隊要員として、騎兵73連隊を編成。12月中旬に満洲へ渡る。
機動歩兵第2連隊の基幹部隊となる。
騎砲兵連隊、速射砲隊、高射砲隊、兵器勤務隊、戦車隊、工兵隊、輜重隊は、騎兵第3旅団に機材ともに転属になる。(騎兵第3旅団増強)
その後、グランドパワーの特集号にも、ちょっぴり触れられているのを発見。

騎兵73連隊にまとめず、15、16連隊のまま移動すれば良い様な気がする…
73連隊の編成の経緯、編制詳細。
連隊長等幹部。
その他、色々教えて下さい。

防衛研究所に行けばは、お断り。
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

 お書きになっているように、機動歩兵第2連隊はよくわからないことがあります。



>補充担任は「津の久居」の様です。

 (1) 陸軍省調整による『陸軍部隊調査表』(昭和20年10月28日)をみると、「其三 地上ノ満洲部隊」では補充担任部隊所在地は「大阪」となっております。ところが、「其一 師団、旅団、其の外編合部隊」
では、「津」(つまり久居)となっております。

 (2) 数年前問い合わせた際の三重県久居市駐屯の陸自基地広報によれば、津の郷土部隊であるとのこと。

 (3) 同じころ、防衛庁に問い合わせた際のレファレンス担当官によれば、名古屋の歩兵第34連隊補充隊が補充担任であるとの回答でした。

 その他の市販書籍では「津」となっています。 

 
>騎兵15、16連隊将兵は機動歩兵第2連隊要員として、騎兵73連隊を編成。12月中旬に満洲へ渡る。 機動歩兵第2連隊の基幹部隊となる。

 その通りで、騎兵第73連隊は昭和16年12月7日編成と記録が残っていますが、高市近雄「軍旗物語特集編」によれば同連隊は軍旗を拝受されておりません。しかも、『日本騎兵史 下巻 』にも同連隊の名が出てきません。したがって、戦車師団編成とタイミングが合って編成完結直後に解隊したと考えられます。

 
>騎兵73連隊にまとめず、15、16連隊のまま移動すれば良い様な気がする…73連隊の編成の経緯、編制詳細。連隊長等幹部。

 たしかにそうで、『日本騎兵史 下巻 』547頁に騎兵第15連隊長の最終連隊長五島大佐について「大佐は歩兵出身で機甲部隊に改編を予想せられて任命されたのであった」とありますから騎兵第73連隊は動員計画部隊のまま終わった可能性があり、編制は他の70番台連隊と同様と思われますが、今後史料公開によって姿が見えてくるのを期待しております。

 

資料:高市近雄「軍旗物語特集編」 『偕行』昭和63年8月号所収

   明治百年史叢書『日本騎兵史』 原書房 昭和45年

この回答への補足

騎兵第73連隊の連隊長は、誰でしょう?
知ってたら、教えて下さい。

補足日時:2013/01/14 01:48
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに補充地良くわからないですね。
16年度動員部隊と考えると、意味はわかりますね。
詳細にありがとうございます。
また、何か分かったら、教えて下さい。

お礼日時:2013/01/13 17:58

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