AngirasもしくはAngirasa
さらには、AGgirasa
とも表記されているらしい。
どの表記が正しいのかもわかりませんが
とりあえずアンギラスにしておきます。
アーンギラスと伸ばすようですけど。
このアンギラスは聖仙リシらしいのですが
まず、バラモンとリシはどういう関係なんでしょうか?
聖仙には女性もいたそうで、リシカというようです。
バラモン教は男性ばかりではないのでしょうか?
それからこのアンギラスは
アヴェスターのほうでは、アングラ・マイニュもしくはアンラ・マンユ
という悪神になっているそうです。
すると、アヴェスターの神々は人間を神格化しているのでしょうか?
ヴェーダには十王戦争というのがのっているそうです。
この十王戦争がなんなのかも知りたいです。
ブッダのゴータマ姓がアンギラスに由来するというのを知ってから
アンギラスについて調べているのですが、
あまりに自分がインド哲学について知らないことが多いので
困っています。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
アンギラスという怪獣がいるようですね。ゴジラと戦うのだとか。
日本語の資料はとぼしいようですね。それのみですが かかげます。
▼(ヰキダルマ:ぶっだ) ~~~~~
http://www.wikidharma.org/jp/index.php/%E3%81%B6 …
§ buddhaの神格化
・・・
また原始仏教聖典の古い詩句の中では、「ゴータマよ」と呼びかける代わりに「アンギラス族の人よ」(aNgirasa)と呼びかけていることがある。
これはバラモンのうちの特殊なひとつの家系である「アンギラス族」という名をゴータマの呼称としているのである。
これは『リグ・ヴェーダ』的観念の名残りであり、非常に古いと考えられる。aNgiras(男性名詞)とは、神々と人間との間の存在であって、両者の仲介者、天の子息、人間の先祖、神々の恵みを人間にわかち授ける者として登場する。
~~~~~~~~~~
☆ これだと ただただ《神格化》の道具に使われているだけだというニュアンスもあるのですが どうなんでしょう。
▲ (kotobank :世界大百科事典内の《アタルバ・アンギラス》の言及) ~~~~
http://kotobank.jp/word/%E3%80%8A%E3%82%A2%E3%82 …
【アタルバ・ベーダ】より
…他の3ベーダが正統バラモン教の祭式と結びついて成立したのに対し,このベーダは呪術を本質とし,民間の信仰に起源を発している。
災いを払い,幸運を呼ぶ呪詞を収録したこのベーダは,古くは《アタルバ・アンギラス》と呼ばれ,招福をつかさどるアタルバンAtharvan族の呪術と,呪詛をつかさどるアンギラスAṅgiras族の呪術とをもとに成立したことを示している。
起源的に他の3ベーダと異なる《アタルバ・ベーダ》は,初めは正統のベーダと認められなかったが,しだいにその地位を向上させ,祭式全般を監督するブラフマン祭官に属する聖典として,第4のベーダの地位を獲得した。…
~~~~~~~~~~
☆ この程度のようですね。
▽ (ヰキぺ:十王戦争) ~~~~~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E7%8E%8B% …
(じゅうおうせんそう:サンスクリット語 दाशराज्ञ dāśarājñá)とは、『リグ・ヴェーダ』に描かれる時代の古代インドにおいて、インド・アーリア人を中心とした諸部族の間で勃発した戦争である。
§ 概要
戦争の様子は、『リグ・ヴェーダ』に描写されている(7.18、7.33、7.83.4-8)。
この戦争は、非アーリア人の諸部族を巻き込んだ、インド・アーリア人の内部抗争の性格が強い。
優秀な司祭長ヴィシュヴァーミトラを軍師としたプール族は、パンジャーブの諸部族と連合し、勢力を伸ばし始めていたトリツ族・バラタ族に対し、戦いを挑んだのである。
しかし、ヴァシシュタを司祭長とするスダース王に率いられたトリツ族・バラタ族は、プール族を中心とした十王の軍に勝利し、インド・アーリア人の諸部族の中での覇権を確立した。
この戦争の記録は、『リグ・ヴェーダ』に述べられていること以外の史料が無く、神話的であるが、実際の歴史的事件であったとする学説が有力である。
~~~~~~~~
▽ (ヰキぺ:ブリグ族) ~~~~~~~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA% …
ブリグ族(サンスクリット語 भृगु Bhṛgu)は、古代インドの宗教文献『リグ・ヴェーダ』に言及される部族のひとつ。バールガヴァ族(サンスクリット語 भार्गव Bhrgava)とも呼ばれる。
ブリグ族は、火を扱う司祭である、聖賢ブリグの子孫であると考えられている人々である。
神々にソーマという植物の絞り汁を奉納する儀礼を司っていた。また、司祭でもありつつ、ブリグ族からは勇猛な戦士も輩出していた。
十王戦争に、プール族をはじめとする十王軍のひとつとして参戦し、スダース王率いるトリツ族・バラタ族軍に敗れた。
『アタルヴァ・ヴェーダ』の一部は、ブリグ族によって編纂されたという伝承が存在する。それは、「ブリグ・アーンギラサ」(भृग्वाङ्गिरस Bhṛgv-Āṅgirasa)と呼ばれる。『アタルヴァ・ヴェーダ』編纂に深く関わっていたことは、歴史事実と考えられている。
~~~~~~~~~~~~~~~
まづは 資料のみですが。
回答ありがとうございます。
日本語の資料がもっと充実していればいいのに。
みんな興味がないんだろうか。
アンギラス族の箇所が仏典の古い詩句にあたるらしいなら
なおさら。
アンギラスについて調べていると、
わからないことが次々と出てきて大変です。
No.2
- 回答日時:
私も、アンギラスという怪獣?を思い出しますね。
http://www.wikidharma.org/jp/index.php/%E3%81%B6 …
後記引用のように書かれていますが、「原始仏教聖典の古い詩句」とはどれかあたったこともないし、バラモンのうちの特殊なひとつの家系である「アンギラス族」なるものがあったとどこで確認されたのかもわかりません。 アニメや物語などに出て来る内容や名称は、あくまで創作物であって、当時そうしたものがあったのか、そんな名前があったのか、どのような意味であったのかとは、通常は関係がないというのが常識だと思います。
仏陀や弟子などに関する伝承や説明の多くは後世の創作物ですから、本当はなにかを調べるなら、原典研究をしている人の論文などにあたるしかないです。その場合も、ごく限られた情報から推論を重ねているので、5人の研究者が同意見ということは珍しいです。
また各地・各派で伝わっている内容は、それぞれ変容しているから、それを一貫した像にまとめて理解しようとするのは無茶苦茶です。 名前が同じでも別々のものと思ってください。
~~~ 以下 引用 ~~~ http://www.wikidharma.org/jp/index.php/ぶっだ
原始仏教聖典の古い詩句の中では、「ゴータマよ」と呼びかける代わりに「アンギラス族の人よ」(aNgirasa)と呼びかけていることがある。これはバラモンのうちの特殊なひとつの家系である「アンギラス族」という名をゴータマの呼称としているのである。これは『リグ・ヴェーダ』的観念の名残りであり、非常に古いと考えられる。aNgiras(男性名詞)とは、神々と人間との間の存在であって、両者の仲介者、天の子息、人間の先祖、神々の恵みを人間にわかち授ける者として登場する。
ほかにも古い仏典に、buddhaのことを神話的存在の呼称をもって呼ぶことが多い。たとえば、釈迦またはbuddhaは「ナーガ」(龍または象 naaga)と呼ばれる。元々修行を完成しだ人をナーガと呼んでいたらしい。比丘のことを、『スッタニパータ』(Sn. 421; 573)ではnaagaと呼んでいる。仏教の最初期においては、「比丘」もbuddhaも区別がなかったから、ともに「ナーガ」と呼ばれていたことは、ごく自然であった。
buddhaがヤクシャ、アンギラス、ナーガと呼ばれていたことは、一種の神霊と見なされていたことを示すと考えられる。buddhaは神とは見なされなかったけれども、神霊とは区別されることがなかった。それが原始仏教聖典のうちでも非常に古い詩句のうちに見られる実情である。
回答ありがとうございます。
いやあ、厳しいご意見ですね。
ややこしくなるから
質問文にブッダを入れないほうがよかったでしょうかね。
たしかにどうやらアンギラスは複数います。
それにアンギラス族という集団もいるようです。
しかも日本語で検索するとまっさきに、その怪獣が出てきます。
複数いるから同一人物ではないでしょう。
それに、ゴータマ・ブッダのゴータマと
アンギラスに由来するゴートラの系譜のゴータマとは
たぶん直接は関係ないでしょう。
というかこのゴートラについて質問したほうが良かったかもしれないです。
このシステムがよくわかりません。
それに本当にアンギラスにゴータマ姓が由来しているのか?
私が質問したいです。ゴータマというか、
サンスクリットだと、ガウタマでしょうけど。
それに、アンギラスについて調べ始めてから
わからないことも多いから、私の間違いなどもあれば
その訂正なども求めて
今回こうして質問してみたんですよ。
一応資料です。
Angirasa
http://www.palikanon.com/english/pali_names/ay/a …
http://dsal.uchicago.edu/cgi-bin/philologic/sear …
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