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「北京滞在十月十三日夜より三十一日朝に至る。中間
大同旅行を除くも、殆ど二週間、豈に并州の感なきを得ん哉。」

「并州の感」と関係ありますか。よく分かりません。

教えてください。

A 回答 (2件)

客舎并州已十霜


帰心日夜憶咸陽
無端更渡桑乾水
却望并州是故郷

    という賈島の『度桑乾』という詩の最後、「かえって并州(中国の地名)を望めばこれ故郷」という言葉を踏んでいるのではないでしょうか、「旅先でも長い間いたので故郷のような感じ」がする、ということでしょう。

    北京には、十月十三日の夜から三十一日の朝まで、滞在した。途中で大同に旅行した(日数を)除いても、ほとんど二週間になり、どうして「旅先ではあるが故郷のような感じ」がしないですむだろうか、(という反語で終わっています)。
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この回答へのお礼

詩もありますか。勉強になりました。

お礼日時:2013/01/24 15:05

「并州之情(ヘイシュウノジョウ)」という熟語があるようです。



唐の賈島(カトウ)という人が、并州(山西省大原地方の別称)に嫌々ながら長く住んだが、その土地を去ってさらに都から遠い土地に行く途中、并州を故郷のように感じ、慕ったというのが語源だそうです。

従って、
  “今まで好ましく思わずに住んだ土地を、去ってから後に懐かしく慕うこと”
  “長い間住んでいた土地を、第二の故郷と懐かしむこと”
の意味になるようです。

「北京にほぼ2週間滞在していることで、北京に対する「并州之情」のような感じがしてきた」
という意味になるのではないでしょうか。

(この質問が目に留まったので、少々調べてみた結果ですが、「并州之情」という言葉は今まで知りませんでした。)
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この回答へのお礼

熟語か、知りませんでした。
ありがとうございます。

お礼日時:2013/01/24 14:41

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