私はキリスト教信者ではないのですが、昔聖書を読んだ時に心に残るシーンがありました。
一人の男が荒地のような場所で何日か過ごすことになり、強い日差しに苦しめられていたところ、神さまがその側に一本の木を生やされました。男は木陰ができたことを喜び、神に感謝します。
しばらくして、神さまはその木を枯らされました。男は日陰がなくなったことを怒り、神さまに不満を言います。
神さまは言われました。「何故怒るのか。その木を生やしたのはあなたではない。その木はあなたのものではなかったのだから、あなたが怒る理由は何もない」
……相当前に読んだ話ですので、かなり曖昧ですし、間違っている部分も多いとは思います。
しかし、できるならもう一度読んでみたいと思っています。
これはどこの部分でしょうか?
旧約聖書の続編も好んで読んでいたので、ひょっとしたら続編の中かもしれません。
この話が聖書のどこに記されているのか、ご存知の方、どうか教えてください。よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
旧約聖書の
ヨナ書の最後、4章です。
日本語訳(新改訳)と英語訳(欽定訳)では
こうなっています。
↓
4:1 ところが、このことはヨナを非常に不愉快にさせた。ヨナは怒って、
4:2 【主】に祈って言った。「ああ、【主】よ。私がまだ国にいたときに、このことを申し上げたではありませんか。それで、私は初めタルシシュへのがれようとしたのです。私は、あなたが情け深くあわれみ深い神であり、怒るのにおそく、恵み豊かであり、わざわいを思い直されることを知っていたからです。
4:3 【主】よ。今、どうぞ、私のいのちを取ってください。私は生きているより死んだほうがましですから。」
4:4 【主】は仰せられた。「あなたは当然のことのように怒るのか。」
4:5 ヨナは町から出て、町の東のほうにすわり、そこに自分で仮小屋を作り、町の中で何が起こるかを見きわめようと、その陰の下にすわっていた。
4:6 神である【主】は一本のとうごまを備え、それをヨナの上をおおうように生えさせ、彼の頭の上の陰として、ヨナの不きげんを直そうとされた。ヨナはこのとうごまを非常に喜んだ。
4:7 しかし、神は、翌日の夜明けに、一匹の虫を備えられた。虫がそのとうごまをかんだので、とうごまは枯れた。
4:8 太陽が上ったとき、神は焼けつくような東風を備えられた。太陽がヨナの頭に照りつけたので、彼は衰え果て、自分の死を願って言った。「私は生きているより死んだほうがましだ。」
4:9 すると、神はヨナに仰せられた。「このとうごまのために、あなたは当然のことのように怒るのか。」ヨナは言った。「私が死ぬほど怒るのは当然のことです。」
4:10 【主】は仰せられた。「あなたは、自分で骨折らず、育てもせず、一夜で生え、一夜で滅びたこのとうごまを惜しんでいる。
4:11 まして、わたしは、この大きな町ニネベを惜しまないでいられようか。そこには、右も左もわきまえない十二万以上の人間と、数多くの家畜とがいるではないか。」
【KJV】
Jon
4:1 But it displeased Jonah exceedingly, and he was very angry.
4:2 And he prayed unto the LORD, and said, I pray thee, O LORD, was not this my saying, when I was yet in my country? Therefore I fled before unto Tarshish: for I knew that thou art a gracious God, and merciful, slow to anger, and of great kindness, and repentest thee of the evil.
4:3 Therefore now, O LORD, take, I beseech thee, my life from me; for it is better for me to die than to live.
4:4 Then said the LORD, Doest thou well to be angry?
4:5 So Jonah went out of the city, and sat on the east side of the city, and there made him a booth, and sat under it in the shadow, till he might see what would become of the city.
4:6 And the LORD God prepared a gourd, and made it to come up over Jonah, that it might be a shadow over his head, to deliver him from his grief. So Jonah was exceeding glad of the gourd.
4:7 But God prepared a worm when the morning rose the next day, and it smote the gourd that it withered.
4:8 And it came to pass, when the sun did arise, that God prepared a vehement east wind; and the sun beat upon the head of Jonah, that he fainted, and wished in himself to die, and said, It is better for me to die than to live.
4:9 And God said to Jonah, Doest thou well to be angry for the gourd? And he said, I do well to be angry, even unto death.
4:10 Then said the LORD, Thou hast had pity on the gourd, for the which thou hast not laboured, neither madest it grow; which came up in a night, and perished in a night:
4:11 And should not I spare Nineveh, that great city, wherein are more than sixscore thousand persons that cannot discern between their right hand and their left hand; and also much cattle?
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