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こんばんは
クルマのツートンカラーについての質問です 
ラグジュアリーセダン(中・大型セダン クラウン、セルシオ等)には
上 ホワイト/クリームホワイト系
下 シルバー系
のツートンカラーを設定されている場合があります。
これに関しては 効果効能はどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

塗装・塗料関係です。

少しばかり長い持論をさせていただきます。。。。

思うにデザイン的なアクセントと視覚的効果でしょうね。
スポーツカーとチョッと高級なミドルセダン以上のクラスに多く見られます。
ツートンにすることで、車高を低く精悍に見せたり、より高級な車に見せたり。車全体を重たく見せない視覚効果と言うか。
セダンの高級車ほど、ホワイトパール以外は重厚に見える落ち着きのあるカラーを採用する傾向があると思いますから、車全体が重苦しく見えない様にしながら高級感が出る様にしているのだと思います。

旧いアメ車なんかはツートン多いですけど、これは高級志向の表れかと。それとは逆にスポーツタイプは精悍に、速そうに見えると言うことだと思いますね。
旧い型のメルセデスなんかも、下だけシルバー系になってましたね。
セルシオ、クラウン、ウィンダムあたりは、日本人の持つメルセデス=高級感、を意識していたのかな?とも思いますけど。

そこで、ツートンの塗装法なんですけど、セルシオ、クラウン、ランクル、ウィンダム、メルセデスあたりは、ボディ自体は全部上側の色に塗られていて、下側の色は樹脂のパネルに色塗ったものを取り付けています。
*その車のデザインによって、前後バンパーだけは色分けして塗られていたりします。
塗装の効率上、ボディは全部同じ色に塗って、別の色に塗ったパネルを後から取り付けてツートンに見える様にするんですね。これで部品点数が多くなる代わりに、煩わしい手間の掛かる2色の塗装の手間が省けて生産効率が上がって、高級感が出るツートンカラーのいっちょ上がりです。
だからコーションプレートに表示されているカラーコードは上側の色のみです。
中にはRAV4とか、樹脂の外装パネル貼ってるのにコーションプレートにツートンカラーのカラーコード刻印してるやつあります。実際はボディも樹脂パネルも同じ色にしてたりするんですけど。
この辺り、何故かトヨタは統一されていないですね。製造工場の関係かな?
このツートンの樹脂パネルをプロテクションパネルと呼んだりします。
高級セダンは一般的にお年寄りが乗ること多いですから、狭い道で曲がる時に、チョッとブロック塀の土台の出っ張りとかで擦ったとかしても、この樹脂パネルがガードになって、本体のボディ金属部に直接アタックしません。樹脂パネルだけのダメージで済むこともありますから。樹脂カバーがあるから塗装にも直接ダメージが行きません。
仮にボディパネルに多少の凹みや歪みが入ってしまっても、塗装がエグレるほどのダメージが無いので、修理に入るまで多少放置しても“簡単にサビは出ない”と言う利点があるわけです。
だから、鈑金修理の手間も軽減されるケースがあります。
樹脂パネルは交換して塗装すればOKですし、擦り方が軽度なら樹脂パネルのみ修正塗装すればOKです。
この形式のツートン仕様は他社でも旧い車種で見ることありますね。
これが別の意味での効能と言えば効能になりますかねぇ。

実際にボディの塗装を2色で塗り分けしている車種もありますけど、その場合はメーカーオプションで割高の設定ですね。樹脂パネルでのツートンの場合、ホワイトパール以外は概ね同一価格です。
旧い車種で旧車と呼ばれるものは、スポーツ系もセダン系も完全に塗り分けしてますね。
レクサスはフロントグリルのデザインを変えてMCしてから、この樹脂パネル方式やめましたね。
ReBornしたクラウン、現行のメルセデスも。
密かにコストダウンしてるわけですね。

前の質問にある軽のツートンカラーについても少々。
ルーフだけ白いと言うのは、元々ミニのデザインを模した名残から来るデザイン上のアクセントの様な気がします。
最近の軽はトールデザインが殆どですから、個人的な解釈ですが、ルーフだけ白だと車自体多少なりとも低くスッキリしたデザインに見えるかな? それと、ボディカラーもメタリック、パール系が主ですから、今の背の高い軽だとルーフ部分は女性ユーザーや年配者では洗車とかWAXの手入れもし難いでしょう。
屋外駐車場では、ルーフとボンネットは洗車などで汚れを落とす手入れが行き届かないと、塗装の傷みが側面より早いので、手入れの面倒なルーフの塗装の傷みがメタリック・パールカラーより多少なりとも少ないソリッドの白にしているのかな?とも思いますね。洗車機にかけても耐久性はかなり違うと思いますから。

お粗末ですが、こんな見解と持論です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
いろいろ工夫が込められているのですね。

お礼日時:2013/05/13 20:35

このクラスの車で屋根白、ボディ寒色系の暗色だと、三~四昔前の外車ハイヤーやショーファードリブンカーのイメージになり、お金持ちの車です。

そういう意味では最高級車ですね。

で、屋根だけ色を変えるというのは、セダンやワゴンのルーツになった馬車の時代には当然のことでした。
馬車の場合、オープンでキャンバスやレザーの幌を架ける伝統もあり、これが、二昔くらい前まで流行していたレザートップにつながります。この頃のキャディラックやサンダーバードには幌のステーを模した飾りかレザートップに付いています(S型の金属パーツです)。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/th …

余談ですが、現代でも、アメリカで霊柩車に使われるワゴンでは、レザートップ+幌ステーの飾りは定番です。
http://www.google.co.jp/search?q=%E9%9C%8A%E6%9F …

と言うことで、屋根の色を変えるのはフォーマルなセダンやワゴンのイメージで高級感だと思います。

この回答への補足

すいません
こっちは屋根色ではなく
ほぼバンパーの高さでの塗り分け についてでした。

補足日時:2013/02/26 06:10
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/13 20:32

値段は高くなって美しくなくなる。


ぶつけた時の板金塗装代も高くつく。
ボディーが長く見えて間延びしたようなスタイルになる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/13 20:33

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