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メディアリテラシーを身に着けるにはどうしたらよいでしょうか?

特にテレビで都合のよい部分だけを編集して乗せているなど、
巧妙で一般視聴者には見抜けないものがあります。

すべてを疑え、というのでは最終的にはメディアから情報を
摂取すること自体やめることになりそうですし、いい情報と
操作された情報の見分け方というものはあるのでしょうか?

メディアリテラシーを鍛える方法を教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

・比較検証すること


・報道には全てベクトルがある。誘導したい方向性があることを弁えればいい。
(銀英伝にも同様の言葉がありますねw)
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

比較検討、報道のベクトルの見極めですね。
銀河英雄伝は読んだことないので分からないです、申し訳ありません。

比較検証ですが、各紙が結構同じ方向を向いていることってありますよね。
メディアも新聞も。私自身の経験ですが、大体メディアが語る世論とネット
などでみる一般個人の意見が乖離していることが多かったように思いました。

それは、一般個人の意見が正しく、メディアが間違っていると一概に言っても
いいものではないと思うが、庶民感情としてはやはり前者に傾いてしまう。
そのジレンマの打破はどうしたらよいのか、というのも考えました。

ちょっと時間がありましたら、銀河英雄伝を読んでみようかと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/02 12:46

すべてを疑えっていうのは、情報に対して真偽を疑うのではないと思います。


例えば教師が生徒を殴った事件があったとしてニュースで生徒は「謝っているのに殴られ続けた」と供述したと放送された時に
生徒は本当に謝罪の気持ちがあって謝っていたのか?とか、教師も殴りたくなるほど腹立たしいことを生徒にされていたんじゃないかとか、色んなことを考えながらニュースを読めばいいと思います。

他にもオリンピック出場選手が金メダルを獲ったという情報が耳に入ったとき、どんな人でどこ出身か、決勝戦は実力で勝ったのか運も左右していたのか、など色々な周辺の情報も知っておくといいと思います。

周辺の情報を知ると、一点の情報が嘘か真実かが自然と分かるようになります、うそなら周辺の情報が無いか食い違ってきますから
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

背景、周辺情報を収集したり、考えるということですね。
一面的な見方から離れるのに有効なことですね。ただ、
この辺も推測の域にとどまってしまったり、ある程度の
決断をするにはこれだけでは足りないような気もします。

そもそも、ウソか真実かを見極めることからして難しい
ように思います。例えば、PC遠隔操作事件では各マスコミも
警察も最初に逮捕した人を犯人と思い、取扱い・報道しました。
それが間違っていたにもかかわらず、次に逮捕した人を
今度は同じように報道しています。まだ真犯人と断定できる
だけの証拠などはないにもかかわらず。

今回の質問はメディアリテラシーと広くしてしまったため、
このような個別具体的な内容での反論は適当ではないですが、
ちょっと気になってしまったので、書かせていただきました。

でも、とても参考になったことは本当ですので、ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/02 12:41

記事や主張をみてその正当性を評価するとき、基本的にはまず、



・「事実」と「論理」の2点におかしなところ、甘さ、決めつけなどがないかをみます。
・複数の記事や主張を比較して差をみます。

もう少し詳しくチェックしたい場合、次の点にも注意します。


[事実]
・どこまでが事実の説明でどこからが主張(=意見)なのか、事実とそれ以外を見分ける。
・真実とは、「事実」と「事実に対する評価(善悪)」の混合体。つまり誰かの意思が入ってる。真実はその人にとっての真実であり事実とは必ずしも一致しない。他の誰かが主張する真実を、事実と混同しないよう注意する。

[根拠]
・主張の根拠は正当か。事実に即しているか。

例: いわゆる従軍慰安婦は強制連行だった→[根拠無し]強制だったことを示す証拠がなにも無い。

[リンク]
・話がつながっているようにみえて、実は飛躍していないか。

例: 金融緩和するとなぜ物価が上昇するのか。[リンク]金融緩和→物価上昇が論理的に繋がらないのなら、日銀が金融緩和しても物価上昇を期待できないことになる。

[矛盾]
・主張のなかに矛盾した箇所はないか。

例: TPP反対派は貿易自由化すればデフレを悪化させると主張する一方で、日本の関税は既に充分低いとも主張している。→[矛盾]既に充分低いなら更に低くしてもたかがしれており経済影響など全く無いはずだから、デフレ悪化はありえない。

[反論]
・反対意見を探して読み比べる。
・自分で反論を考えてみる。

例: 日本の対外純資産は世界一だから安心←[反論]日本に魅力が無いので資金が海外に流出し、海外からの流入も無いため。見せかけにすぎずまったく自慢できない。

[権威]
・畑違いの専門家による批評ではないか。専門家の主張の信頼性が高いと思われるのは、基本的にその専門分野のみ。

例: 小説家による経済論評や外交批判。その場合は主張の論理が正当かどうかを忘れずチェック。

[代案]
・より良い解決策はないか。

例: 関税による農業保護を続けても農業は弱体化するばかりだった。→[代案]関税自由化して自由競争にさらすことで、農業の効率化を促し競争力を高める。

[情報の非対称性]
・一般的でない専門分野の説明について、相手の無知を利用して主張を押し通そうとしていないか。
・海外事例の紹介に対しては特に要注意。都合良い一部分のみ取り出したり、誇張や歪曲がとても多い。

例: 他の先進国と比べ日本のタバコは安いので増税するべきだ。→[隠された(非対称の)事実]たとえばドイツではビールが、フランスでは安ワインがミネラルウォーターより安いが、タバコ増税の代わりに酒税を下げてくれるのか。
まずは税負担割合(=国民負担率)と公的サービスのバランスをどうするか議論し、徴税方法を語るのはその次。長所も短所も含め全体像を正しく比較するべきであり、都合の良い一部のみを取り上げて尤もらしく主張するのは詐欺にも等しい。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

とてもシステマティックに回答してくださり、
嬉しく思います。

このような要素に分かれること自体知らなかったので、
新鮮でした。何か参考にされたり、ご自身で勉強した
本などはございますでしょうか?その辺からとっかかる
のも面白いかなと思います。

ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/02 12:48

一朝一夕には身につかない能力だと思います。

各マスコミが一斉に流す報道には大差がありません。ですのでテレビ同士、新聞同士を比較しても「事実」は同じ結果になります。コメントが若干違うだけで、それもやがては同じになってしまいます。

新聞よりも「低俗」とされる週刊誌、スポーツ紙が一般紙では語られないことが載っていることがあります。もちろんそれがすべて真実だと鵜呑みにするのは早計です。しかし、いろんな視点から物事を見る習慣は身につくと思います。

書物などで、世間に知れ渡っている常識を覆す論調のものを読みます。マスコミ報道では、マスコミ自身の利害関係があり、スポンサーを批判できない立場にありますが、書物ではそれがない場合があります。もちろん、トンデモ科学者の眉唾物を掴む危険性もありますので。100%信じ込むのは宗教と同じで、危険です。

私がマスコミに不審を抱くようになったきっかけは、もう随分前のことですが、学生時代に消費税が初めて導入される前の賛否の議論が全国規模で起こっていた時でした。今のTPP問題によく似ています。消費税3%のモデルケースとして「夫婦と子供二人」の架空の家庭を試算していました。設定を聞いてびっくりなのですが、夫婦30歳で子供が高校生と大学生としてありました。つまり第一子が大学の一年生だとすると、12歳で産んだ子供だということになります。4年生だと8歳です。小中生の妊娠は有り得る事実ですが、これをモデルケースだとすることに局の人間の頭脳の程度を知れてしまったように感じました。

その後もニュースを読んでいても、自分の読んだ言葉の意味が分からないアナウンサーとか、善良な市民を犯人であると推理をして大ハズレだったとか、ヤラセ、記事の流用など、マスコミ不信は確たるものになりました。
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#3のお礼へのお返事です。




>何か参考にされたり、ご自身で勉強した本などはございますでしょうか?

恥ずかしながら我流です。。。
いま2つほど追加で思いつきましたので、蛇足ながら書いておきます。


[インパクト]
・主張されている通りのことが起こったとして、主張通りのインパクトが実際に生じるのか。
 (注:インパクト:プラスインパクト=利益とマイナスインパクト=損失の両方の意味を含む)

例:太陽発電などクリーンエネルギーで原発を代替できる→[インパクト]クリーンエネルギーで可能な実際の発電量や発電効率、需要変化に応じた発電量増減の操作性など現実的に考えれば、クリーンエネルギーのメリットは主張されているよりもずっと小さい。

[利益]
・その情報や主張が通ると得をするのは誰なのか。それが想像しやすいほど、その情報や主張は何者かによって造られたものである恐れがある。

例: 沖縄基地反対、オスプレイ反対キャンペーン。→[利益]沖縄から米軍がいなくなると喜ぶ誰かさんがウラで操っている、、、かもしれない。
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広告や宣伝について、少し勉強されると、良いかと思います。



プロパガンダは声高な感じがするものですが、案外単純なもので、反対に作為や意図的なものは、巧妙です。

しかし全てのことを、謀略的に疑ってかかると、食事にも毒味が要りそうです。

単純なルールですが、宣伝をする品物は、それをしないと売れないものと、思ってもよいのでは、ないでしょうか。

あとマスコミは、ネットという対極の登場で、批判の対象になりましたが、逆も真で、ネットの中にも、操作された情報は、沢山存在します。

実は、マスコミ内部でも昔から「ウラを取る」という常識的なルールが、あるのですが、功を焦ると、昨年のiPS細胞の、別の研究者のようなニセ情報に、日本一の部数の新聞社が、トップニュース扱いして、赤恥をかくのです。

自分自身で、命題に対してウラを取るという、癖をつけると、判断ミスが減ると思います。

失礼致しました。
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