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真空管のような低出力のアンプは高能率のスピーカーがよい、
などありますが、音量がいるならそれもわかりますが、家庭で普通に聞く分には
ボリウムで絞っているため出力の違いが音質に影響するのがよくわかりません。
どういうことなのでしょうか?
能率が高い分、ボリウムで絞るためノイズに弱くなるし、原音再生の面からも不利になるような気がします。入力信号をそのまま増幅するような、低能率のほうが有利ではないでしょうか?

A 回答 (9件)

はじめまして♪



低出力アンプに高能率スピーカー
高出力アンプに低能率スピーカー

どちらも適材適所の組み合わせとして、問題は無いと考えます。

『能率が高い分、ボリウムで絞るためノイズに弱くなる』
この点は多少違う様な感じがしますねぇ。
ボリュームを絞る事で、前段までで発生する残留ノイズは低く抑えられます。出力段の残留ノイズは影響しますね。
逆にボリュームを開ける事で前段までの残留ノイズを増幅しますし、出力段の残留ノイズは低能率と組み合わせる事で押さえられます。

それぞれ 一長一短、現実的な組み合わせ方で、トータルの残留ノイズをどの程度まで押さえ込めるか、使いこなし次第と考えて良いと思います。

電気回路には必ず残留ノイズが発生します。
そのため、入力信号を大きく増幅し、その後適正レベルに減衰させる事で、その増幅回路で発生する残留ノイズを低く押さえ込みます。

その考え方で、底の言う率スピーカーで押さえる、と考えれば、確かに出力段の残留ノイズは低減出来ます。

しかし、スピーカーと言うモノは不思議な物で、高能率スピーカーと低能率スピーカーで、能率以外の影響を無くして比較試聴が出来ません。
低能率化する為に振動系に重りを取り付けますが、重りが無い時に好ましい特性が得られる状態で重りを取り付けると音のバランスが崩れてしまいます。重りをと付けた時の特性を好ましくする為に、結果的には全面的な改善が必要で、すでに同じスピーカーユニットとは呼べません。

その状態で、同じアンプに依る比較視聴しても音が違うのに、アンプも変えての優劣表かなんてあり得なく成りますね。

その上で、それぞれが好ましい状態の音を出したとき、音の印象は違うのですが、どちらが原音に近いと感じるか、残念ながら実際に聴く人の感性判断と成りますので、最終的には聴く人それぞれ違う判断が出てしまいかねないのでしょう。

個人的にはスピーカー工作が趣味の一つでもあるので、いろいろな自作スピーカーで、それぞれ違うサウンドを楽しんでいます。

個々の問題では無く、経験的な傾向からですが、、、
高能率スピーカーは、アンプの負担は小さいのですが、箱等が大きく成りがち。大きめの音量でも小さめの音量でも良く鳴ってくれます。
低能率スピーカーはアンプのパワーに依存するので、頑丈なら小型の箱でも鳴らせます。しかし有る程度以上の音量域なら雄大に鳴ってくれますが小音量域では音が引っ込んでしまいがち。おそらく微小信号の再現性に弱点が在るのでは?と思っています。

過去にネットオークションでアルテックの755Eと言う古いフルレンジを入手し、試し箱に入れて10万程のプリメインアンプ(60W/8Ω)に繋いでみたら、大きい音も小さい音も今までのスピーカーでは得られなかった程、音量に依るバランス変化の少なさに驚いた経験が在ります。やっと聞こえる程度まで絞り込んでも歌詞等が明瞭に聴き取れるのもオドロキでした。
耐入力は大きく無いのですが、高能率と言っても同程度の他社ユニットは幾つか所有していて、こんな音の印象は初体験でしたよ。
さすが、元はアナウンス用と言われるだけ在りますね(笑)

ディナとスキャンの低能率2ウエイを同じアンプで鳴らした場合、両機の差はボリュームの回転角度が違うだけで同程度の音量は得られます。こちらの低能率システムで私が心地よいサウンドと感じられる時はボリューム角度で10時から2時くらまで。それ以上はウルサくてご近所迷惑に成りそうなので、
755Eだと、ボリュームを開いた初期のギャングエラーを通り越した当たりから小さな音ですが音のバランスは問題無し、10時くらいまでは上げられます、それ以上はやはりご近所への配慮から、、、

全く違う傾向の音ですが、それぞれに良い面が在るので、どちらの音も好きです。
ただ、とても小さい音量のときは、軽量振動板で高能率な方が、音が息苦しく無いと言いますか、奥に引っ込んだ感じが少ないと言いますか、そんな印象ですね。

利用環境次第でしょうけれど、よほどの事が無い限り、現実的にはアンプのパワーなんて、それほど出ている事は無いと考えて良いでしょう。

それぞれ、好きなサウンドを楽しめば良いと思いますよ。

科学的に、絶対有利な方式が在って、そっちの方が音としても広く好まれるのなら、他の方式は普及はしていないでしょう。

科学で開発され、工業技術で発展したオーディオ機器ですが、音楽と言う芸術を人それぞれの感性で楽しむ。オーディオって不思議な、そして面白い世界ですねぇ♪
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真空管アンプショップをさせて頂いているものです。



これまでの御回答者様と同様に、余力を持たせることにより、歪を減少させるという観点では重要です。

参考URL:http://sound-master.shop-pro.jp/
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余裕度の問題です。



低出力アンプで最大出力近辺が通常音量だとしても歪が出易く
時折出てくる音楽上のピーク音量では確実に歪ます。
大出力アンプの場合、通常音量でも歪の出ない出力域を使うことができ
ピーク音量でも最大出力にはまだまだ余裕があるので歪は出ません。

アンプ、増幅回路は最大出力域ではどうあがいても歪が出易いので
歪の出にくい「おいしい出力帯域」で常時使えるように設定してあります。

歪が乗っては原音再生もへったくれもありません。

抵抗で調節するロスが減れば原音再生に有利、は理屈としてはそうですが
それぞれの家庭の事情で部屋の大きさ、聴取可能な音量は違うのです。
その理屈でいけばアンプは1W刻みで商品を揃え
スピーカーも出力音圧レベルを1dB刻みで店頭に並べる必要があります。
工業製品としてそのような品ぞろえは不可能です。
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TRアンプの歪率は小出力時からクリップ寸前(フルパワー)迄徐々に低下する傾向が有りますので高能率SPでは小出力、低能率SPでは比較的大出力で聞くことになりますのでAMPの歪は低能率SPの方が少なくなります。


低出力、大出力の閾値が不明ですが無信号時でフルボリュームにしノイズが気になるようなAMPは論外と思います。
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理論的には良くわかりませんが、AMPのヴォリューム位置で、音色が違います。


ATTなしで、10時くらいで聴く方が解像度が良くすっきりしています。
ATTを入れて、1時位の位置で聴くと、柔らかくなって中域より下位がふくよかになります。
私は、この1時位の音色が好きなので、クラッシックや女性ボーカルの時は、この位置で聴いています。
低出力のアンプと低能率のスピーカーでは、自然とこの位置になりやすく、解像度が足りないと思えるかもしれません。
真空管アンプは、B級動作のトランジスターアンプより音量は大きくなるので、もっとヴォリュームはしぼれると思います。
低出力のAMPと低能率のスピーカーでは、このような確認や遊びができない場合が有るかもしれませんね。
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アンプに出力の傾向とスピーカーの能率の変化は相関関係があります。


真空管アンプの時代は高出力アンプは非常に高価だったのでスピーカーは普通のアンプでも十分な音量が出る能率でした。半導体アンプになり、高出力が簡単に出る時代になったのと、密閉型のブックシェルフで低能率スピーカーが出てきたのが殆ど同時期です。昔のスピーカーと今の製品では能率で10倍程度の差があります。と言うことは昔1Wでもよかったものが今は10W必要と言うことです。
それと最大出力の差はカタログ上ですぐわかりますが、質の差はなかなか表現が難しいので、高価なアンプは殆ど大出力になったと言う事情もあると思います。
これに音楽の最大音量のピークのときにどれくらいの余裕を確保すれば良いかということでアンプの出力は決まります。
私はオシロスコープと発信機で自分の部屋でテストしてみました。その結果では部屋が振動するほどの大音量のときにピーク50wまで行くことがある、通常では10wを超えることは滅多に無いと言うことでした。(ちなみに郊外で隣家とは少し離れている環境です)
したがって私は日本家屋では余裕を見ても50wもあれば十分と言う意見です。
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個人的にな考えすが・・・


フルレンジやコンデンサー1発の2ウエイならともかく
ネットワークのあるスピーカーはネットワークで無駄に消費される分が小出力アンプでは決して低くありません。
また、口径の大きなスピーカーでは振動版の重さや逆起電力にも問題になります。
そうなるとしまりもキレも無い(弱い)音になります。
また、能率が低いと微細な音の表現が落ちます。

しかし、あまりにも高能率のスピーカーはボリューム(出力)に対しシビアになるので扱いが難しくなります。
これに対し、低能率のスピーカーは扱いやすく無難にならせると思います。
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>真空管のような低出力のアンプは高能率のスピーカーがよい、


一般論ですね、音楽再生の環境はユーザーにより様々です、日本の普通の
住宅事情であれば、アンプの出力が10Wくらいで、苦情の嵐になると思います。

>ボリウムで絞っているため出力の違いが音質に影響するのがよくわかりません。
 どういうことなのでしょうか?
違いは判らないと思います、折角の良い性能の機器の能力を発揮していない状態
ですから・・・宝の持ち腐れ?言い過ぎかも・・・

>能率が高い分、ボリウムで絞るためノイズに弱くなるし、原音再生の面からも不利になるような気がします。
 入力 信号をそのまま増幅するような、低能率のほうが有利ではないでしょうか?
この思考と物の見方に、一票を投じます。
アンプのヴォリュームの位置を高くすると、taiki123様の、仰言る通りかと・・・
この考えを元に、自作で低能率のスピーカーを作ってみました、10数点作った中で、
一番気にいって、20年経過しましたが、未だに現役で鳴ってます。

ユーザーにより、音楽再生の環境は様々です、ご自身の耳の性能を信じて、オーディオライフ
を楽しむべきかと、オーディオは音を聴くので非ず、音楽を聴くもの、だと思うのですが。
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手っ取り早く言えば、余力のある所で使った方が歪のない良い音で聴けるということです。


軽自動車と大きな排気量の車に例えましょう。同じ60kで走行する場合、軽は2000回転大排気量は1000回転で走ることができます。どちらが乗り心地が良いですか。低速回転で走る方が振動も少なく乗り心地が良いはずです。オーディオも同じ理屈です。
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