「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

私の300Bシングルの入力感度は「1v」で、
エレキットのTUー898は確か「2.2v」だったと思います。

この2台を使用していたとき、エレキットの音がかなり小さくて、
ボリュームの位置がだいぶ違ったことを覚えています。

昔のPIONEERのパワーアンプに、2v、1v、0.5vっというような
三段階で入力感度を変えることができるアンプもあったと思うのですが、
音の大きな順番は、0,5v、1v、2vっということでいいのでしょうか?
っということは、入力感度が2vのパワーアンプに合わせるプリアンプは、
出力電圧が2v以上が望ましいっということになるのでしょうか?

あともうひとつ、サンバレーさんのカタログには、「入力感度」っという項目がないです。
「ゲイン」っという項目があるのですが、この項目の意味がよくわかりません。
24dBとか26dBなどと書いていますが、それはなにを意味するのでしょうか?

素人丸出しの質問ですがよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

入力感度というのは、アンプにその電圧が入力されると、定格負荷で定格出力が出るという事です。


例えば、次のようなアンプがあったとします。

定格出力:7W+7W(8Ω)
ゲイン:27dB

ゲイン27dBを電圧比で表すと
10^(27 ÷ 20) = 22.4倍
定格出力時の出力電圧を計算すると、
√(8×7)= 7.5V
このときの入力電圧を計算すると
7.5 ÷ 22.4 = 0.335V

つまり、このアンプの入力感度は 335mV ということになります。

>入力感度が2vのパワーアンプに合わせるプリアンプは、出力電圧が2v以上が望ましいっということになるのでしょうか?

プリアンプの出力が2V以上なければ、パワーアンプは定格出力まで出ない事になります。

だだし、プリアンプにも入力感度というのがありまして
例えば、下記のプリアンプで考てみます。

入力感度:200mV
定格出力:1V
最大出力:8V
(ちなみに、このプリアンプのゲインは 14dB(5倍)です。)

このプリアンプに、出力2V(0dBFS)のCDプレーヤーと、入力感度 2V のパワーアンプを接続するとします。

ゲインが5倍だから、フルボリュームでの出力は計算上 10V になります。
しかし、最大出力が8Vなので、フルボリュームまで上げると、プリアンプの出力が歪みます。
とはいえ、パワーアンプの入力感度が 2V だから 8V なんて必要ありません。
ボリュームが -14dB の位置(Aカーブなら1時くらい)で 2V 出力になり、パワーアンプは定格出力を出します。
つまり、上記の接続例では、プリアンプのボリュームを -14dB 以上上げると音が歪みます。

よく、10W のアンプはフルボリュームで10W出る、とか思っている人がいるんですよね。
ボリュームの位置が9時で爆音が出るから、アンプなんて1Wもあれば十分(笑)とかね。
頭悪すぎます。
まあ、そんな難しいことじゃないので、自分のシステムで最大音量の出せるボリューム位置を一度計算してみるといいでしょう。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。

私は恥ずかしながら、回答をみても全く理解ができませんが、勉強してこれくらいは自分で計算できるようになります。

学生時代・・・勉強しておけば良かったと痛感しています。

お礼日時:2014/03/05 18:25

PHONOしか使わないというのはその出力をメインに直接繋いでいるという事でしょうか。

phonoイコライザーは通常1KHZで40db(100倍)に設計されているものがおおいです。MM型のカートリッジの出力は3~5mvですので0.3~0.5vになる勘定ですので1Vの入力感度の300Bアンプに繋いでも定格出力は出せないことになりますので、利得が5~6倍のプリアンプを間に入れるのが宜しいかと思います。CDPは出力が大きいですから直結でも定格出力迄出せると思います。
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この回答へのお礼

そうなんです。
私はプリを使用しておりません。
安くていいプリがないので、フォノイコライザー代わり、またはセレクター代わりにしか使っておりません。

なので、今はトランジスタアンプを使っています。
やはりプリアンプを使わないとダメですよね・・・。

すごい知りたいことを教えてくださりありがとうございます。

お礼日時:2014/03/05 18:31

最大出力とゲインの関係は前のお答えの通りです。


ただしボリュームの位置と音量の関係はもう一つボリュームのカーブの問題っがあります。
ボリュームというのは可変抵抗器、つまり角度で抵抗値が変わる部品です。
実際には規格の抵抗値は一定で、出側の端子でその抵抗値を分割することで、入力電圧を変化させるものです。
この回転角度と抵抗値の変化の相関関係がその部品でいろいろあるのです。
A型は、回転角度と分割比率が2次曲線のようなカーブを描くもの、B型は角度と分割比が正比例するものです。
ということは、同じ12時でもA型では大体1/4、B型では1/2になるのです。従ってボリュームの位置が同じでも減衰率は同じではありまません。
メーカー製のアンプは少しボリュームを回すだけで音量が大きくなるB型に近いものを使うことが多くあります。
その方が見掛上大出力に聞こえるからです。
ということで実際のゲインは、アンプ本来のゲインにボリュームの特性による減衰率を掛けたものです。
フルボリューム時だけ設計上のゲインになります。
前のお答えの通り、大出力だからゲインが大きいとか小出力だからゲインは小だとは限りません。あくまで設計上の値です。

>入力感度が2vのパワーアンプに合わせるプリアンプは、出力電圧が2v以上が望ましいっということになるのでしょうか?

常時フルで再生するにはその通りですが、実際はその半分も出さないでしょう。
ボリュームの途中でも実用上十分な音量が出ればそれで何の問題もありません。
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この回答へのお礼

私は、プリアンプのフォノしか普段使わないんですよね・・・。
なので、NO.1様の回答を勉強して、phonoの入力感度を勉強したいと思います。

エレキットは6ワットのアンプだったのですが、phono入力の音がとても小さかったのです。ボリュームをあげれば音量はでますが、元気のない音でした。
使っているスピーカーはD130と075に自作のネットワークですので、おそらく100dBはあるとおもうのですが、そういう結果でした。
みんなに話をすると、「音量が足りないなんてことはない」っと言います。でも非常に物足りませんでした。
CDは、バンバン鳴るんですけど・・・。

それ以来、入力感度が非常に気になっています。

お礼日時:2014/03/05 16:39

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