プロが教えるわが家の防犯対策術!

テレビである学校の剣道部の練習風景が映されていました。
その中で指導者らしい男が生徒に対して腹を蹴る、殴る、
頭を捕まえて投げ飛ばすといった暴力をしていましたね。

私が小学生時代に受けた担任教師の暴力に似ていて吐き気
がしたのですが、これを見た人はどうでしょうか。

私が受けた暴力は隣の席に座っている女生徒のイタズラを
見抜けず、私が怠惰な態度を取っていると勘違いしたもの
によるものでした。それは酷かったですよ。平手打ちで気絶
して昏倒した私をそれでも脚蹴りして救急車で病院に運ばれ
ても意識が戻らなかった。一週間程記憶喪失にもなりましたが
教師は謝らなかったですね。そして席替えで女生徒が私から
離れると今度はその女生徒の隣の子を殴りつける。
こんなバカが教師をやっているのかと当時思いましたね。

結局、その教師は生徒のことを思う熱血教師という名誉
を得て、ずっとやっていたようです。

世の中の熱血と言われるような人間は得てしてこういうもの
です。本質を見ずに現象だけで判断するとワルを見逃し
被害者を叩くことになる。

こういう人間が幅を利かす風潮がまだあることに対して皆さん
はどう思いますか。

A 回答 (6件)

 単に指導者個人の性格や人格の問題とは思いません。



 こういう暴力を振るう人というのは、過去に生徒を試合に勝たせたとか、有名大学出身で大きな大会での入賞実績があったりするもの。
 その裏には、父兄からの過度な期待や、試合に勝つことへの執着感などが潜んでいます。

 昔私に剣道を教えてくれた先生は、やさしく丁寧に、淡々と教えてくれる先生で、試合に勝つことには全くと言っていいほど拘りませんでした。
 「試合で勝ち負けが決まるのは当然、負けがいるから勝ちがいる。」
 「相手に勝つ必要はない。自分に負けなければそれでいい。」
と、生徒自身が実力をしっかり出せたか、真面目に正面から向かっていったのかを問題にされました。
 負けたけれども自分の実力は出し切った子が褒められ、勝ったけれども手を抜いた子は怒られました。
 決して体罰はありませんでしたし、個々の生徒に合わせた、一人一人をみつめる指導をしてくれたので、皆に慕われていました。
 口癖は、「10年後、20年後に達人になれるよう、今は基本をしっかりやれ」でした。
 
 ところがある時期から、「試合に勝てないのは指導方法が間違っているから、指導者が素人だからだ。」
と言う父兄が現れ、外部から実績のあるという指導者を連れてきて、その父兄に乗せられたほかの父兄も試合に勝ちたい思いが強くなったのか、皆で指導者を交代させてしまいました。

 新しい指導者は素質のある子とそうでない子とを分け、素質のあるほうだけを重点的に指導し、素質のないほうはほったらかしにされ、やがて辞めさせられました。
 その指導者は竹刀で防具以外の場所をわざと叩き、後ろから突き飛ばし、蹴りを入れるような人でした。
 生徒は嫌々やっていて、レギュラー以外の生徒には苦痛以外の何者でもありませんでしたが、チームとしてはかつてないほど試合に勝つので、父兄や学校の評価は上がり、体罰は定着していきました。
 今回の指導者もきっと、今までは試合に勝ちたい、わが子を勝たせたいという父兄の強い支持を背景に、強権的な指導をしてきたんだろうとおもいます。
 逆に言えば、そうしなければ、むりやりにでも試合に勝たせなければ、父兄らの突き上げを食らうと思っていたのかもしれません。

 どんなスポーツでも、勝つことだけを追求したらダメだと思います。
 そして、保護者が指導者や子供に過度な干渉、特に試合の勝ち負けに関する要求をするべきではないと思います。

 人間形成や健全育成のためには、相手や勝ち負けではなく自分自身と向き合う、自分自身の練度に応じた評価がなされる風潮になればよいのになと思います。
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この回答へのお礼

これは軍隊でいうところの背面銃口というやり方です。
つまり突っ込めという号令で突っ込まない兵士を、味方の
兵士が撃ち殺すという強迫観念があるから突っ込まざる
を得ない状況を作っているのです。

確かにこれは自分の命が味方にまで狙われているのです
から突っ込んで敵を倒した方が助かる見込みがある。
しかしそういう兵士を捕虜にすると全く人間的には未熟な
場合が多いです。
それはそうです。強迫観念で動く兵士はある面強いですが
一旦防御に回るともろい。すぐに諦めて逃走するか敵弾に
当たるように体を広げてしまう。

そんな兵士を作るようなのは教育とは言えませんね。

お礼日時:2013/03/22 08:22

 同感です。

長く世間では、いや学校内でも

「熱血」先生はもてはやされているけれど、

要は体育会系教師が学校内で大きな顔ができ

る風潮を助長してきました。

 地道で派手ではなくても一人一人の生徒の

声をきき、話し込んで気持ちをくみ取れる教員は

学校では評価されにくいけれど、確実にいるし、

生徒から尊敬される人でした。
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これを見て、教員以外でも同じことをするのを証明したなと思ったね。


この映像は外部コーチが暴行したのを父兄が携帯で撮って、教育委員会に訴えたんですよね。
結局、誰でも暴力をすることは必然で、教員だけが特殊ではないと思った。

家庭で、夫婦が自分の子供を殴って死なせたことや、食事を与えず餓死させる親。

でも、この人たちも同じようにやられて育ってきているから、それが正しいと思っていることも原因だと思うな。

自分も愛のムチはある態度はあると思っていた。
でも、どことなく違うよなと思いながら今まで来たが、桜宮高校の件で完全な間違いだと確信した。
殴られて直るのではなく、ただ単に言わなくさせ無理やり言うことを聞かせているだけ。

これでは、根性が曲がったまま育つのは当たり前。

いい加減に全体的に考え直さなければ、どこかの国のように自己中な人間が増えて何もできなくなると思う。
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いやいや。


このニュース見ましたが、各学校に監視カメラ必要なんじゃないか?と思いましたね^^;

部活動は、プロになるごく一部の人を除けば、勝ち負けなんて全く関係ないと思うんですよ。
大半の生徒に大事なのは、スポーツをとおして、縦横の人付き合いの仕方、努力する習慣、あきらめない姿勢、人間関係の構築を学ぶことだと思います。

人生に於ける「勝負」は、勉学、就職活動、仕事、おまけに恋愛であり、部活動での勝ち負けは極端な話どうでも良いのです。

ただ、一点反論があるのですが、

>世の中の熱血と言われるような人間は得てしてこういうものです。

私の小学生の頃の恩師で、とても悪いことをした生徒に体罰(平手打ち)を行う方がいました。
もちろん手加減はしてたのでしょうが、体罰の前後に「何が悪かったのか」を明確に仰っていました。

自分が悪かった事を、文字通り「痛感」しました^^;(何をして怒られたかは秘密です♪)
この恩師は俗に言う熱血教師だったわけですが、全ての熱血漢が悪いわけではありません。

>こういう人間が幅を利かす風潮がまだあることに対して皆さんはどう思いますか。

「体罰と暴力(傷害)を混同したダメな教師が増えたな」と思います。
(体罰以外でも、ダメな教師が増えたと思う)
教師の質が落ちるのもやむを得ないのです。
大学の志願倍率も年々減少傾向ですし、質の良い学生自体が減っているわけですからね。

そのうち、ダメ教師がダメ生徒を教育し、ダメ社会人を量産していく…という最悪のスパイラルに陥っていくのでしょうかね^^;
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> こういう人間が幅を利かす風潮がまだあることに対して皆さんはどう思いますか。



本人が幅を利かすのは、本人の勝手で、どうしようもないですが・・。

それを許す風潮は、もはや減少傾向なので、メディアで体罰映像が流れているのでは?と思います。
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えー 一言だけです。


傷害罪と暴行罪です。
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