
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
異なる溶媒は例え比重が違っても、混ざるものは混ざりますし、
混ざらないものは混ざりません。
十分攪拌しても混ざらないのは、
溶媒の性質が違うからです。
>ポリスチレン+アクリル+有機溶媒(トルエンorキシレン)の混合溶液
>と解釈願います。
ポリスチレンもアクリル樹脂も本来固体ですので、「混合溶液」というのは
理解出来ません。
スチレンとキシレンは100%混ざりますし、ポリスチレンも大過剰に
存在しなければ(析出しなければ)キシレンに溶け込みます。
ポリアクリル酸や、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル
のキシレンへの溶解度は悪いようですが、
この場合は固体として析出するはずです。
二層に分離するということは、水が混入していませんか?
あるいはアクリル樹脂のモノマーやオリゴマーがキシレンに溶けきれずに
分離しているということでしょうか?
単に樹脂を両方とも十分な量溶かしたのであれば、キシレンなどを使わずに、
メチルエチルケトンか、ハロゲン系溶媒を使えば済むと思います。
また、水がどうしても混入するのであれば、メタノールなどの水と混ざる
溶媒を使えば解決すると思います。
単に攪拌不十分で分離してしまうだけなら、
比重の軽い溶媒へ少しずつ比重の重い溶媒を混ぜるだけでも
たいぶ様子が変わります。
No.2
- 回答日時:
「アクリル溶液」、「ポリスチレン溶液」というのは、
要はモノマーを含む水溶液ということでしょうか?
アクリル酸やアクリル酸エステルに関しては、
ポリメリゼーションが進めば自然にキシレン層へポリマーが
移ると思います。また最初から水を用いず、
アルコール系溶媒を使えば、キシレン層と十分混ざると思います。
またスチレンとポリスチレンに関しては、どちらも
水への溶解性が低いはずです。
重合後のポリマーがキシレンから析出するのであれば、
ベンゼン・トルエンを使えば解決するはずです。
この回答へのお礼
お礼日時:2004/03/22 18:49
回答ありがとうございます。
質問の仕方が少し誤解を招きそうなので表現を
ポリスチレン+アクリル+有機溶媒(トルエンorキシレン)の混合溶液
と解釈願います。
同一溶媒中での比重差による分離を無くしたいのですが。
No.1
- 回答日時:
…分離するんですか?
沈殿とは違うんですよね?
私はポリマー(未反応のモノマーを含む)/アセトン溶液にヘキサンを加えて冷却することで、ポリマーを沈殿させて精製する方法を使っていたんですが…
自信ありませんがそれと同じような理屈だと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2004/03/21 17:33
回答ありがとうございます。
補足ですが、比重が重いアクリル溶液が
下に沈むということです。精製という事ではなくて
混合したいのですが。
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