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TLCを行ったのですが、展開後のスポットが円形ではなく縦に細長く伸びた形になっています。このような状態をテーリングというのでしょうか?またこのように細長くなるのではなく、丸いスポットになるようにするには何を改善したらよいのでしょうか?

A 回答 (4件)

サンプルの量を少なくすることによって解決することもありますが、そうはならないということですね?



一般的には溶媒を変えるしかないように思います。ただし、最適な溶媒を選ぶのは必ずしも簡単ではありません。似たような物質の分析例などを実験書などで探す程度のことしかできないと思います。

なお、試料に別の物質(高沸点の溶媒など)が混入していることが原因である可能性もあります。その場合には、分析前にそれらを除けば解決します。
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#1のお答えのお答えに加えていくつかの可能性があります。


1.担体を変える:いつもはシリカゲルでしょうからアルミナにする
2.縦に長い場合#1のお答えにある高沸点溶媒以外に、「自分自身に溶ける」事があるので、スポット量を減らす。
3.多重展開する:あまりRfが稼げない溶媒で何度も繰り返して上げる、天然物化学の常法です。
4.溶媒の適不適を調べるために、真四角なプレートで二重展開する。つまりプレートの端の方にすぽっとして一方の溶媒で上げてから、展開物が下になるようにして二番目の溶媒で展開します。テーリングだと思っていたものの中に他の物質が隠れていたりします。
m(_ _)m
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縦長でも、はっきりとした楕円になっているのは展開速度が速いだけで、データとして使えると思います。



糸を引いたように伸びている場合は問題で、何らかの検討をする必要があります。
試料が溶媒などによって加水分解などの反応を起こしていないでしょうか?
または、薄層が厚すぎる、試料が多すぎる等といったことを検討し、改善が見られないようであれば、溶媒を再検討すると良いと思います。
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この現象はテーリングと言いますね。

カルボン酸などの極性の高い化合物やシリカゲル上で分解するものに特有な現象で、これは仕方ないと思います。
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