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神社でお賽銭を落としてしまった時、
ふと昔の記憶を思い出しました。

以前、ホテルの神前式場の巫女のアルバイトをしていた時、
神主の先生に、
「もしも式中に榊などが床に落ちてしまったら、
 それは何か悪い理由があって床に落ちたのだから、
 お祓いをするまで拾ってはだめだ」
と言われたのです。

それを思い出して、
なんだか拾ってはいけない気がして
別のお金をお賽銭箱に入れました。

あの落としてしまったお賽銭は
拾って入れた方が良かったのでしょうか??

ご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

神職には作法があります。

これは儀式として守るべきものです。これは式次第を滞りなく進めるためには欠くべからざるものだからです。
昇殿参拝や神前での拝礼は神事ですから神職に従ってある程度の作法があります。
しかし拝殿前に祭礼には参拝には作法はありません。なぜならこれは略式の参拝だからです。
拝殿前の作法が示されたのは神社本庁設立後であり、しかも参考としてです。

神道は「道」です。道には本来定められたものはありません。自然になり成り立っていくものだからです。
一方仏教は「仏法」であり、法は決まりごとを言います。
もし神道に事細かな作法や常識を作ってしまうと、それはもはや道ではなく法です。
法は破ればバツを受け、もしその法が成り立たなければ矛盾をきたし、神道は崩壊して行きます。
仏法が多種多様な派閥に分かれてしまったのはこのためです。

だから落とした賽銭をどうしようが本来なら決まり等ありません。
しかしちょっと考えて見ましょう。
賽銭は供物だと言われています。あなたは大切なヒトに挙げようと思っていた御菓子を落としてしまったら拾ってあげますか?あなたの子供だったらどうでしょう。
袋に入っていて、汚れるはずが無いとしても、自分の分を与えて、落としたものは捨てるか自分で食べる。それが思いやりではないでしょうか?

私も落とした場合は別のお金を賽銭にしますよ。それが当然だと思います。
でも拾うのは別に問題は無いと思いますよ。お金を無駄にしない。これも大切だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど・・・確かに、大事な人に落としたものをあげようとは思わないですね。そう考えると、とても自然でシンプルなことなんですね!目からウロコです。
「仏法」とは違い、「神道」は厳密にルールが決まっているわけではないけれど、神前式などは儀式として形式的なルールが決まっているということで、もっと奥は深いのだと思いますが、要点がとても分かりやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/31 23:45

相撲の弓取り式において、弓を落とした場合、手で取ることは手に土が付くので許されません。

では、落としたらどうするのでしょう、これは足で跳ね上げて取ります。

このように、神事には、エマージェンシーエスケープ(緊急避難)が大概用意されています。
榊が落ちた場合にしても「お祓いをするまで拾ってはだめだ」なんですから、お祓いをすれば拾って良い訳です。

賽銭の場合、落とした者が拾ってはだめ、違う者が拾って代わりに納めるのはOKだったと思います。その場合、落とした者と拾って納めた者に福が来るという設定だったかと(神社側の経済的事情ともいう)。
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この回答へのお礼

回答いただいてありがとうございます。
相撲の話は初めて知りました。
手で直接触れられないので足で触れる、というのは面白い発想ですね!
お賽銭の場合に他人が拾うのはOKということは、「落ちたこと」というより、「自分が落としたこと」に焦点を当てて考えると良さそうですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/31 22:52

落としたお金はちゃんと賽銭箱に入れてあげればよかったとおもいます。



神主の常識かも
結婚式では、落ちるは禁句なのです。
結婚式のスピーチにふさわしくないマイナーな言葉として、
戻る 切る 去る 出る 戻る 落ちる 最後 下げる 閉める 終わる 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
落ちたお金からしてみれば、お賽銭箱に入りたかったかもしれません。私が落としてしまったばっかりに、申し訳ないことをしました。
言葉には力があると言いますから、半ば形骸化しているような風もありますが、おめでたい席での禁句も意外に実を伴っているのかもと考えさせられます。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/01 00:02

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