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お世話さまです。 生物学の素人なのですが

近親、血縁内で子孫を作り続けると、子孫の生命力(剛性?)が低下する?とは、
(1)生物学的にいうと正確には、どのような言い方になるのでしょうか
(2)なぜなのでしょうか
(3)生物種全般にいえることなのでしょうか

質問の仕方から良く分からない私なのです。
よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

こんにちは。


そうですね・・すみませんが、ちょっとすぐに参考書籍なりは、思いつきません。ブルーバックスみたいなもので探せるんじゃないかとは思うのですが・・。サイトについても、結局グーグルで探すことになってしまいます。わかりません。
回答の正誤については、正しい情報を残した方が良いだろうと思ってあえてご指摘申し上げただけですので、気になさらないでください。ポイントほしさとか、そういう風には考えておりません。

とにかく、遺伝子の多様性が減る、ということが問題なんです。多様性が減ると問題を持った遺伝子が表面に現れやすくなり、不具合が生じやすくなります。あるいは多様な外界刺激に対応できなくなるとも言えると思います。こういう状態を近交弱勢といいますね。

どう説明したらいいですかね・・。たとえば、玉みたいのが1000個あるとしましょう。それぞれは1000通りにいろいろな性質を持っていて(木、鉄、石・・・)、1000通りそろっていると、生きていくためになにかと具合がよろしい。これが例えば多様性を失って10個しか無いという状態になると、どうしても限られた性質のものしか得られません。そうなってくると、例えば本来鉄の玉の方が良いのに、木ばっかりでは対応できないことがでてきて、不具合が生じます。それがだんだん積み重なると、最終的に病気というかたちで表面に現れてきます。

なんか釈然としませんか・・。説明するのも難しいものですね。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

>遺伝子の多様性が減る、ということが問題なんです。・・・・
忘れていた課題を思い出した気がします。

近交弱勢 と 多様性が減る

お礼日時:2004/04/07 01:11

(1)


近交弱勢、あるいは、近交退化(inbreeding deprssion)です。
植物では、自殖弱勢と言う用語も用いられることがあります。
参考までに、その逆は、雑種強勢です。

(2)
メンデルの遺伝子の法則はご存じでしょうか?
劣性の遺伝子(仮にaとします)に疾病を起こす因子があったとしても、
疾病を起こさない優性の遺伝子(A)とヘテロ(Aa)になっていれば、その劣性遺伝子は発現しません。
しかし、近親交配をすると、劣性の遺伝子がホモ(aa)になる確率が高くなり、
これに伴い、疾病が発現する確率も高まります。

(3)
動物はともかく、植物には自殖性が高いものがあります。
例えば、イネの多くの品種は、自殖によってその品種が持つ形質を保つことがあります。

この回答への補足

>近交弱勢、近交退化です。 その逆は、雑種強勢です。
検索しました。 私が知りたかったのはこれですね。
No.3の方が(2)で面白い説を載せておられるのですが、これについてもう少し詳しい説など御紹介いただけませんでしょうか。

補足日時:2004/04/06 23:19
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

お礼日時:2004/04/06 22:45

こんにちは。


1)近親交配です
2)免疫力に限らず、すべからくあらゆる生命活動において、悪い形質を持つ遺伝子が蓄積されるからです。どんな生物個体でも、遺伝子には何かしらの異常を起こすような素因を持っています。普段は交配によって遺伝子の多様性が豊富であり、そうした素因は多様性の中で薄まっているために、その素因が表面に現れ、病気になることはあまりありません。しかしひとたび近親交配によって遺伝子の多様性が減少すると、そうした素因が濃く現れるようになり、病気、といった表現型として現れることになります。
3)細菌から哺乳類まで、言えると思います。

※ちなみに「遺伝的浮動」とは、「自然淘汰によらない遺伝子の変異」のことで、木村資生という人の「中立説」を形成する概念です。

この回答への補足

実を申し上げますと、回答・アドバイスの正誤・正確さなどは判断がつかない素人です。
そこで、質問者として最も面白いと感じた御説を戴いた内容についてPTを出そうと考えております(不真面目かもしれませんが)。

>免疫に限らず・・・・
私のような素人は「免疫で説明」されても、近親交配によって自己同一性が強化されて他者(バイキン)への攻撃性が強まる、とか言われると<なるほど!>と納得してしまうのです。
そうした意味では、一番面白い説明を戴いたと感じているのですが、少々疑問もあります。
2)について、詳しい参考URLか文献資料などは御紹介いただけますでしょうか? ただ専門書のようになってしまいますと、入手困難なのですが。

補足日時:2004/04/06 22:59
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。

お礼日時:2004/04/06 22:45

小さい水槽に金魚を飼っています。

いちばん最初は4匹して産卵したので卵をいくつかに分けて別の水槽に移しました。

ひとつの水槽には最初は20匹くらいいたのですが2年以上産卵しませんでした。夏の暑さなどでだんだんと死んで減ってしまい、3匹まで減ったところで産卵して子が増えました。これ以上減ってしまうと子孫が絶えてしまう!というところまで増やさなかったわけですね。(しかも兄弟で…)

そしてまた他の水槽にわけて、20~30匹ずつ育てていたら、大きくなる前に死んでしまったりしてまたまた最後の3~4匹になるまで産卵しなかったんです。

そこで子に異常が出てきました。約半分の金魚が背骨が曲がっていてまっすぐ泳げません…現在背骨曲がりの3匹と正常な5匹が同じ水槽にいますが、これ以上この組み合わせで子孫を残されても、背骨曲がりしか出てこないでしょうね。まともに泳げず、自力で水面まで行けないんです。水槽でポンプで水流を作ったりして酸欠で死んでしまうことは無いようですが、日に日に弱っています。

(3)昆虫レベルだと判りませんが、金魚レベルではいえることのようです。

(2)近親交配は遺伝子異常を起こすと言われていますよね
http://www.rui.jp/message/06/79/95_2411.html
遺伝子の欠陥ばかりが濃くなってしまうようです
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。

お礼日時:2004/04/06 22:44

(1)近親交配ですね。


(2)免疫力が低下すると考えられます。コピー人間がいるとしたら、弱い部分もそっくりコピーですよね。
風邪を引きやすい体質なら同時に風邪をひきます。だれも看病できないのでさらに弱ります。それの繰り返し・・・
(3)鳥インフルエンザも近親交配の結果、1種類のウイルスにバタバタと倒れたのではないかと推測されます。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

お礼日時:2004/04/06 22:44

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