
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
現在の「鉄道の有り方」から見ればありえない話でしょう。
JR各社での調整、JR貨物との融通、その他もろもろとクリアしないといけない課題もたくさんありますし、なにより車両を新造しないと事実上運行でないでしょう。しかし、最近すこし違う意見が出始めています。「効率一辺倒・高速一辺倒ではなくて、ゆっくり鉄道を走らせてもいいじゃないか」という意見です。
たとえば鉄道マニアとしても有名な向谷実がニコニコ超会議に併せて企画したニコニコ超会議号や、今回のななつ星など、具体的に「ゆっくりと鉄道そのものを楽しむ列車」というコンセプトが具現化しています。
また、海のほうでは一足はやく、オールインクルーシブ・クルージングツアーがたくさん登場し、各地の特に高齢者夫婦などが日本発の10日ぐらいのツアーを楽しんでいるようです。
このクルーズ船というのも「ゆっくり走る」というコンセプトです。ですから、高齢化社会の需要として「ゆっくり走る列車」というのは、意識を変えれば検討に値するコンセプトであるといえます。
ただ、まあ確かにJR東海は参加しないでしょうね。実際に夜中の東海道線は貨物輸送でいっぱいですから。
でもニコニコ超会議号での「JR東海路線を回避して、日本海側から東京に至る」という荒業も、企画列車とはいえ、JRの中にも「鉄道そのものを楽しんでもらいたい」という意識があることの裏づけだと思います。
またこれらのルートを利用すれば十分ななつ星に対抗できる本州のクルーズトレインができる可能性も示唆しています。
まずは「ななつ星」が大成功する事。そうすれば本州や北海道でもクルーズトレインの企画が盛り上がるかもしれません。
No.9
- 回答日時:
#8です、途中で送っちゃったので
明るい話題を
かつて、そういうのを国内でやったことがあるんですよ。
有名なのはオリエント急行の車両(ワゴン・リではなく、インターフルーク社のノスタルジック・イスタンブール・オリエント・エクスプレス(NIOE)用の車両)を持ち込んで、代車を履き替え「オリエントエクスプレス88」として全国(四国には入らなかった)を廻ったことがあります(当時で総事業費30億円)。このときは、フジテレビの開局30周年記念事業として、日立が協賛、JR東がメインとなってJRグループ協力の下で行われました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA% …
偶に混同されている方がおられますが、琵琶湖の紅葉パラダイスにあった列車ホテル「ホテル・オリエント・エクスプレス」で使った車両はワゴン・リの物で、上記列車とは関係ありません。
また、キャンペーントレインとしては、国鉄時代に日立によって、「ポンパ号」という列車が全国行脚をしたことがあります(客扱いはしなかった)。
http://ameblo.jp/hai6no1/entry-10180635876.html
JR誕生後にも「アメリカン・トレイン」というキャンーン列車が全国を廻ったこともあります。
http://d51498.com/past/19890530/
ですから、前例はあり、金さえ出せば出来ない訳じゃないんですね。問題は先立つものなんですなぁ
No.8
- 回答日時:
かつてのヨーロッパではそういうのがあったんですけどね。
今ではなくなってしまいました。特にヨーロッパではワゴン・リ社が国際寝台列車を仕立てて運行していました。元々、国が変われば会社も変わるのでその辺りを調整するには別会社を設立した方が簡単だったのです。日本の場合でも、JRの旅客会社では無理でしょう、ですから、かつてのワゴン・リやプルマンのような車両保有運行会社を設立して、JR貨物が受託会社になって貨物運行可能な路線を使って運行するという形態なら可能かも知れません。それでも、相当運行に制限は掛かるでしょう。
JR九州の場合は、幹線の列車密度が低い上に更に新幹線に乗客が移動したので可能になりましたが、本州の幹線では厳しいと思います。
なんと言っても、機関車牽引列車は加速減速が悪いので、真っ昼間に客車列車を走らせるのは貨物列車のスジを使って、貨物線があるならそこを使うしかありません。
No.7
- 回答日時:
もし、JR貨物が旅客事業を行える様になれば、全国一周クルーズトレインが実現できるかもしれません。
ニコニコ超会議号がJR東海エリアを避けて運転されたのは、JR東海には機関車の運転士がいないのが原因なので、JR貨物の運転士がクルーズトレインを運転すれば、JR東海エリアでも走れると思います。
また、クルーズトレインを、あえて機関車牽引の客車列車とすれば、機関車の付け替えを行うことで、直流電化・交流電化・非電化区間も走れますし、機関車の付け替え自体をイベントとして見せれば、乗客も楽しんでもらえると思います。
しかし問題点としては、JR貨物の運転士に客車牽引の場合の運転方法を習得させる必要があるのと、貨物列車が運行されていない線区では運転できないことが考えられます。
No.5
- 回答日時:
可能性は無きに等しいです。
念のため言うと、ダイヤ調整に関しては貨物の協力が必要です。何せ、全国各地に貨物列車を走らせていますし、仮に全国周遊列車のダイヤを編成するとなれば、各社の旅客列車以外に貨物のダイヤも変更する必要があります。
JRのダイヤ改正は一つの会社だけで済むことはまずありません。大抵、貨物が絡みます。当然、他社への乗り入れが必要な列車があれば、関係する旅客会社と貨物の間での調整を要します。
これだけでも大変な手間ががかかりますが、ご提示のようなクルーズ列車の運行には貨物を含む会社間でのダイヤ調整だけでも相当な時間を要します。
当然、範囲が広くなれば乗員の手配や機関車の手配、日中の留置場所の確保など、問題山積です。
とくに機関車に関しては、旅客各社持ちの車両にも限りがありますし、多くが国鉄時代に製造された車両ですから、経年の面で心配があります。最悪の場合、貨物から借りるしかありません。
よって、現在のような自社管内完結スタイルの方がダイヤ調整や人員の手配、車両運用面から見ても手間がかからないことは言うまでもありません。
No.3
- 回答日時:
まず第一に、日本が6事業会社に分割されてしまっているところがネックです。
その昔の国鉄なら、日本全国を一つの事業会社で網羅しているために、逆に九州限定ということにはしなかったと思われます。
もし全国で走らせるというのなら、そのための事業会社(クルーズ船を運行している会社のような、旅行だけに特化した会社)を立ち上げて、全国的に盛り上げることにしたほうが、失敗が少なく済みそうです。
今現在、各社で独自のダイヤを編成していることもあり、かりに日本全国を回るとなると、そのための筋をあけておく必要がでてきます。又、当然のことながら、景勝地ばかりを回るわけではなく、おそらく単なる移動の時間帯は深夜が選ばれることになるでしょうが、そうなると運転士の交代や線路保守の問題など、走るだけで済むという問題ではありません。
自社内で完結させるほうが、フレキシブルに対応できると考えると、今各社が競ってやりたがっていることは、理にかなっていると思います。
全国クルーズの可能性は、今の段階では、限りなくゼロに近いと思います。そういう旅行スタイルが普及していないという側面も大きいでしょうしね。
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