
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
初期のC型とD型は、単に動輪が3軸と4軸というだけの物であまり差は無いようです。
後期の型、では、完全に役割が違っています。
Cが客車用で、高速だけど牽引力が少ないつまり重い貨車の長い編成などには向いていない設計になります。
D型が貨物用で、牽引力があり長い貨物列車のけん引は可能ですが高速が出ない設計です。
これは、SLには自動車のように変速ギヤが無いのでシリンダーのクランクと車輪のクランクの比率が一定のためです。
動輪の直径を大きくできるC型は高速のギヤ比に相当して、トルクは少なくても速度は出ます。
動輪の直径の小さなD型は低速ギヤに相当して、トルクは強い代わりに速度があまり出なくなります。
車輪が多いだけ粘着力つまり車輪が線路に密着する力も強くなり、すべりにくくなるという利点もあります。
日本で最初のE型SLは御殿場線(当時の東海道本線)の急勾配区間用に採用されたという歴史もありますし…
ただし、SLの末期のD51などは、D型で牽引力も強いまま、速度も出るように改良されています。
これは、SLの車体を重くしても軸重つまり動輪1対あたりの重さが1/4になるので線路に無理がかからないという利点があるからです。
No.5
- 回答日時:
既存の方もおっしゃられている通り、SLの場合はC・Dのみを、電機は「E」を前に、ディーゼルでは「D」を前にもってきます。
SLの例…C57180
「C」が動輪数、「57」が機関車形式、「180」がその形式の製造番号です。
ELの場合…EF6319
「E」が電機を表し、「F」が動輪数すなわち6個の動輪がついてます。「63」が時速85Km/m以上の速度が出せる形式(85Km/m未満は1~49)、「19」が製造番号です。
DL…DD51842
「D」がディーゼルを表し、「D」が動輪数で4動輪、「51」は速度が85Km/mで走れる機関車です。(未満は1~49です)「842」はもちろん製造番号です。
SLの場合、「C」が主に客用、「D」が貨物用でありますが、ほとんどそんなに区別はつけなくても馬力次第です。
C62はD51よりもはるかに強い大馬力カマの一種であり、客用でも貨物用でも余裕のパワーでこなせます。
ちなみに「E」形のSLも存在していました。(E10がそうです)
「E」形はひょっとしたら貨物専用であったかも知れませんね。
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