
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
120億年前に恒星から出た光が120億年かかって地球に到達したわけですから、120億年前の恒星の状態が届いたわけで、120億年前の恒星の姿が見えているという事になります。
逆に言えば、現在の恒星から見ると、地球がある場所から届いた光は120億年前の光ですから、120億年前の地球の姿が見えているわけで、もちろん、120億年前は地球はおろか、太陽も銀河系も無かったわけですから、恒星からは何も見えていない事になります。
120億年前の宇宙の姿と言うと、現在に比べて宇宙空間の温度が高温だったはずで、放射線密度も高く、空間密度も大きかったはずですが、真空と大差が無いわけで、望遠鏡では見えないわけです。
120億年前の恒星に惑星があったとしても、宇宙が明るく見えるほど銀河や恒星の密度が高かったはずで、温度が高過ぎて生命が住めるような環境では無かったでしょうね。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/10/29 12:15
ご回答をどうもありがとうございます。とてもわかりやすく120億年前の状態のお話をして頂き大変勉強になりました。宇宙が明るく見える程密度が高かったのですね。
No.10
- 回答日時:
「光年」は距離の単位で、時間の長さを表していません。
確認してください。一光年は光が一年で進む距離です。仮に120億光年離れた天体の爆発が確認されたとします。その爆発は120年前に起こった出来事で、それが現在の地球で確認されているということです。
一つの例えとして、海外のニュースを衛星中継する時に、こちらの質問に対して返事が遅れて届くことがあります。これは電波や音声が伝わるのに時間がかかるため、相手が数秒前に発した返事を聞いているのです。このような時間差が文字通り天文学的に大きくなったがのが、宇宙観測です。
No.9
- 回答日時:
遠くの天体ほど早い速度で遠ざかっている事が、それらからの光のドップラー効果から明らかとなっています。
その膨張速度を逆転すると、138億年前に一点に収束する=宇宙は138億年前のビッグバンから始まったと考えられるのです。
それとは全く別に、全宇宙から絶対温度3度という間のびした電磁波が観測され、ドップラー効果から考えると138億光年彼方からのものであり、138億光年彼方=138億年前のビッグバンの姿そのものを観察している事が明らかとなったのです。
その後も、銀河より大質量の点状天体・クェーサーが100億光年以上遠くに発見され、それより近くに小さな渦を伴ったものも見つかり、我々になじみのある渦状の銀河への過程が、距離に反映されていると考えられました。
No.8
- 回答日時:
> ということになりますか?
そのとおり。
面白いのは、宇宙が誕生して十数億年なのに、宇宙が120億光年以上の広さを持っているということ。
宇宙の広がる速度が光速以上であった又はあるということ。
それを考えると、120億年前に120億光年先に有ったその星が、現在はどれだけ離れているだろうかという疑問を考えてみるのも面白いし、その星まで行くにはどれだけかかるかを考えるのも面白い。
No.6
- 回答日時:
>120億光年前の状態である、ということになりますか?
違うよ!!!光年とは距離の単位ですよ!!120億年前の姿です。
ただ、あなたの前の誰かの姿も、少し前の姿ですよ。
この宇宙に光より早く伝わるものはありません。情報ですら光より早く伝わらないのですから、それを現在の姿と言っても矛盾しないのです。というか、その星が現在はどの位置にあるなんてのも、現在と言う意味から120億光年先にあるとしか言えない。
太陽だって8分18秒前の姿です。ひょっとすると今爆発しいるかもしれない、それを知るのは8分後・・の現在です。
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