No.6ベストアンサー
- 回答日時:
みなさんが回答されているとおりですが,だめ押しの一票を。
「一番星」は学術用語ではないので,公式の定義(たとえば国際天文学連合とか日本天文学会あたりが定めたような)はたぶんないと思います。
(少なくとも,『学術用語集 天文学編』には載っていません。)
広辞苑にあるとおり,夕方最初に輝き出す(最初に見える)星,ということでよいと思います。
また,常識的に太陽や月は外して考えることにしましょう。
金星は夕方見えるとは限りませんから,「一番星イコール金星」のはずはありません。
ただ,金星より明るい星は(太陽・月をのぞくと)ありませんので,「夕方金星が空にのぼっていれば,一番星は金星になる」ということです。
(雲や建物の陰に隠れて…などのケースは考えないことにします。)
まあ,ごくごくまれに,超新星と呼ばれる星の大爆発が太陽系に近いところで起こると,金星より明るい恒星見えることもあるかも知れませんが…
まるで公式か法則のように「一番星といったら金星に決まっている」などと言っている人は,おそらく天文のことをよくご存じないのでしょう。一知半解というやつですね。
ただ,
>夕暮れ時まで室内にいたとして、
>外に出た時、たまたま西の空を見ていれば、金星が一番星になるのでしょうが、
>それが東の空だったとしたら、木星になりうる訳ですよね。
これは,どうでしょうか。
公式の定義がない以上,「顔を上げて最初に目に入った星が(自分にとっての)一番星だ」と言われれば,はいそうですかと引き下がるしかありません。
この定義だと,たまたま最初に東を向いて木星が見えたから,それが一番星,その後振り返ったら金星が見えたけれど,それは二番星,ということですよね。
そのような「マイ一番星」を定義するのも自由だと思います。
ただ,私の個人的な語感では,「自分が屋外に出て最初にどちらを向いたか」というような,超個人的な事情は排除して,また空の見え方についても,まわりに建物などの障害物がない(全天をまんべんなく見渡せる)場所で,最初に見える星,ということにしたいです。
なぜなら,「一番星」というのは学術用語ではないとはいえ,ある種の天文学的な現象だからと思っているからです。
いつも元旦に早起きをして初日の出を見ている人が,たまたま今年は寝坊したので,
「今年の初日の出はなんと午前10時だった」
(10時に起きて,はじめておてんとうさまを拝んだ)などと言うことは,冗談としてはあるかもしれませんが,「初日の出」の本来の意味には含めたくないです。
最後の疑問『マイ一番星』について、回答ありがとうございました。
これが最後までわからなかったんですよ。
でも、回答を見て、言われてみれば結局は自分の問題って事に気づきました。
何がどうであれ、一番星は夕暮れ後最初に輝きだす星(輝きが強いから一番最初に目に付くという意味で金星の可能性が高いがそうでない時もある)なのですね。
スッキリしました!
No.5
- 回答日時:
>>最初に見た方を一番星って呼んじゃダメなんですかね。。。?<<
それでいいです、
天文観測的事実は、せいぜい「一番星は金星が多い、二番星は木星が多い」です。 これが引用されて子引き孫引きを重ねた結果、断定的な一行知識と化したのでしょう。
(三国志あたりに「五星」の明るさランキングの比喩話でもあるのでしょうか?)
<#>天文は自然が相手なので、先ず定義ありきの学問ではなく曖昧は曖昧として残す科学です。実は、このレスを書く気になったのは、
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=835345
の、No2氏が示してる先を見て、驚いてしまったからで・・・</#>
「一番星って?」に応えてるサイト
↓
http://www.d1.dion.ne.jp/~ueharas/seiten/gt4/ich …
http://member.nifty.ne.jp/planetarium/science/te …
なるほど、参考URLをみて更に納得させられました。
私が言っている一般的に一番は金星、二番は木星というのも間違ってはいないけど合ってるとも言えませんね。
どうやら、疑問が少しずつ解けていってる様な気がします。
回答ありがとうございました!
No.4
- 回答日時:
>『一番星』の定義・・
広辞苑(CD-ROM版)によると、「夕方、一番はじめに輝き出す星」となっていますから、仰るとおり『単純に一番最初に見つけた一番輝いてる星』でも間違いではないでしょう。
たまたまこの時期は金星が「宵の明星」で高度も高く、かつ明るい(今日現在-4.5等級)ので、文句なしに「一番星」ですが、金星が明けの明星(=日の出前)の時期は、他の惑星や一等星(当然木星やシリウスということも)ということになります。
単純に考えれば見えない(太陽に近すぎて)時期を除くと、夕方見えるときと早朝見えるときの期間は同じですからね。
水星は太陽に近すぎるため見るための条件が厳しく、私も(カノープス同様、見たいのですが)一度もチャンスがありません。このまま一生見ることがないかも・・(笑)
歌にある「♪一番星、見-つけた」は、子供が夕暮れ家へ帰るときの情景を歌詞にしたものと思われますが、いまの子供は「塾通い」の時間なんでしょうかね・・(寂)
私が特に疑問に思ったのが、例えば、夕暮れ時まで室内にいたとして、
外に出た時、たまたま西の空を見ていれば、金星が一番星になるのでしょうが、
それが東の空だったとしたら、木星になりうる訳ですよね。
国語の問題とすれば一番星は最初に輝いてる星でいいのかも知れませんが、
天文学的にきちんとした定義があるのかと思った次第です。
回答ありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
これは天文学ではなく、国語の問題ですね。
あなたの考え方は正しいと思います。
広辞苑では「夕方、一番初めに輝き出す星」とあります。他の国語辞典でも同意内容がの記述されています。
多くの人にとって「一番星見つけた」と言う時に、その星がXX星だという認識は伴わないことを考えれば、妥当な記述だと思います。
金星は一番星になりうる可能性が高い星ですが、地球と太陽と金星の位置関係で見えなかったり「明けの明星?」になったりします。
そうなんですよ、私はそう解釈してしまったのですが、
しかし、金星の事を言うのは一般的なわけで、
もし『定義』があるのなら、知りたいと思ったのです。
広辞苑にその様な記述があるとは知りませんでした。
回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
太陽の沈んだ後に最初に見える星という定義なら、金星が一番先に見えるはずなのです。
太陽系で太陽の近くからの順番は水星、金星、地球、火星と続いてます。
本当は、水星が一番近いのですが、小さすぎで肉眼では見分けが付きません。
それで、金星が宵の明星として一番星と呼ばれているのです。
その時に、一番先に見えた星を一番星と呼びたいと言うのでも良いでしょうが、その解釈は一般的ではないでしょう。
また、それを言うと太陽自身も呼ぶのか?
また月も昼間から見えてますから月が一番星になってしまいますよ。
おっと、確かに太陽も月も『星』かw
やはり、一般的には金星が一番星なんですね。
というか、その可能性が高い、と言う事ですね。
回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
確かに言葉の定義で言えば「一番最初に見つけた一番輝いてる星」なんでしょう。
が、では実際にはどうなのかというと、金星になってしまうんです。
金星は「-4等星(1等星の100倍明るい)」で、夕方にはもう見えていますし、空の状態次第では昼間であっても観測可能です。
> 夕焼け後に西の空にはシリウス、東の空には木星がとっても輝いてます
では金星に負けています。
この疑問は街中で方向がわからない時にふと見上げた星を見ていっつも浮かぶんです。
一番最初に気づく(という事は、一段と輝いてるのでしょうが)星を見つけて酔っ払いながらも『一番星だ!』って思ってしまうんですが、それが金星って決まってるとはどうしても思えないんですよね。
人によっては一番星=金星って言う人もいるし、私みたいに最初に見た星を呼ぶ人もいるし、考え出すと一体どうなってるのか、と思い質問させてもらった次第です。
金星である可能性が高い、という事ですね。
回答ありがとうございました!
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