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 日本語を勉強中の中国人です。 「教科書は一冊で何課(なんか)ありますか」という日本語は通じないのでしょうか。人数を聞く時に、「何人ですか」と、時間を聞く時に、「何時間ですか」と聞きますよね。この言葉は、中国語を勉強中の日本の方にいま使っている教科書の事情についての質問です。一冊の教科書は【どれぐらいの課】があるのか知りたいと思います。「何課」というのは「第一課、第二課、第三課……」の全部で【いくつの課】があるのかという意味です。

 ちなみに、質問文中で二箇所【 】で括ったところは自然な日本語になっているのでしょうか。まず、「いくつの」と「どれぐらいの」の使い方が正しいかどうか確認していただきたいと思います。それから、その名詞は「課」でよろしいでしょうか。それとも「テキスト」でしょうか。「課程」でしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

日本で XX課だと会社とかの部署には使いますが、質問のような


目的での使い方は見たことが有りません。

単元とか章とかで分けているのが普通だと思います。
http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/pages/textbook/h …
http://nichibun.net/textbook/heisei_19/mokuji/in …
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 22:58

>日本で XX課だと会社とかの部署には使いますが、質問のような


>目的での使い方は見たことが有りません。

と、書いている方がいますが、教科書ではご質問のような使い方が有ります。
下に、或る辞書の例を記載します。課の数を尋ねる場合は「何課」とかいて「なんか」と言えば通じます。
会社などの部署名を尋ねるときは「なにか」と言います。部署数を尋ねるときは「なんか」と言います。

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か【課】

1 事務機構の小区分。多く局・部の下にあり、係の上にある。「人事異動で―が変わる」「資材―」2 教科書などの内容のひと区切り。単元より小さい単位。「前の―を復習する」「第一―」

--------------------------

【どれぐらいの課】【いくつの課】はどちらも同じような意味でよく使います。厳密に言えば前者はおよその数を聞いています。後者は正確な数を求めています。日本人はあいまいな表現が好きなので、前者の言い方ですませる事が多いと思います。

専門家ではないので、厳密なことはわかりませんが、私は、貴方の質問文は全く問題無いと思います。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 23:04

まぁ、第○課という使い方が無い訳ではありませんから


『教科書は一冊で何課(なんか)ありますか』が通じない事も無いですが

会話の前後によっては、別の意味に誤解される可能性もあり得ます

日常会話でよく使う表現ではありませんので、聞き返すか何の意味か確認するかも知れません

何課は「なんか」と言いますが、似た言葉には

何かありますか?という場合「なにか」という正確な言い方の他に砕けた言い方として「なんか」という言い方もあります。

だからそういう砕けた言い方と誤用・誤解される恐れがあります

何章とか
何項目とか

そういう誤解の余地が無い言い方の方が良いかもしれません
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 23:06

#2さんも触れていらっしゃいますが、ページのタイトルとしては「第○課」と書かれているはずです。


「教科書は一冊で第何課(なんか)までありますか」のように表現すると、間違いなく伝わるでしょう。

学生同士で、「今日の授業、何課からだった?」とか、「明日中に3課まで終わる、って先生言ってたよ」のような会話をすることはあると思います。
ただ、これらの「○課」といった表現は、単なる「区切り」を表わしているだけです。
どちらかというと「区切られた範囲」の意味で使われています。
今回の場合は、「教科書はいくつの区切り(項目)に分かれていますか」という意味になるので、順番を表わす接頭語「第」を使って、「第○課」のように表現したほうが違和感なく伝わります。
「先頭から順番に数えて何番目までありますか」といったニュアンス。

【どれぐらいの課】【いくつの課】、どちらも正しい表現です。
前者のほうが、数に対する興味が非常に強い表現です。
「多いのか少ないのか、とっても心配!(または、とっても楽しみ!)」というニュアンスになります。
後者のほうは、冷静に数を尋ねているニュアンスです。
「課程」と置き換えても良いですが、「課」のままのほうが妥当だと思います。
「テキスト」は教科書本体を指します。
ご質問文そのものについては、難しい言い回しがある中、かなりネイティブに近い文章になっているとお考えになって構わないでしょう。
  
 
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 23:12

 こんにちは、夜分に失礼します。

質問者様が戸惑っていらっしゃるのは、中国の教科書で表記されている「課」の性質によるものと存じます。「課」は英語で言うならば「§(セクション)」、ドイツ語ならば「Lektion(レクティオン)」などに相当し、日本ではそうした「課」を「単元」と呼んでいます。
 例えば「この単元で扱うのは日本の近代文学作品です」などとの呼び方をしています。学校課程と学年そして教科目によって、単元の編成も異なりますので、一概に「単元が幾つあるか」などとはお応えしづらい質問となってしまいます。
 中国の方が日本の中国語学習者に「その教科書には幾つの単元がありますか?」と聞いた方が相手に伝わりやすいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

 夜分遅くにもかかわらずご親切に教えていただきありがとうございます。日本では課とは言わないのですね。とても参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 23:22

そもそも日本の教科書に、課で区切るという感覚がありません。

課で区切るのではなく、連続しているのです。ですから、全何課ということは、殆ど関係なくなります。

日本の義務教育では、国語や社会など、教科書を最後まで、やらずに学期・学年が終わることも珍しくなく、「あとは、各自自習せよ」で終わってしまうこともあるわけです。

英語式の「レッスン・ワン」という感覚は、日本人にはありません。1、2と区切るのではなく、学習というものは、全て、川の流れのように連続しています。
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この回答へのお礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 23:27

多分、通じない事の方が多いと思います。


多分日本人に「課」と聞くと、会社の経理課とか人事課、警察なら捜査課、役所なら税務課とか。
会社とか組織の単位が一番に出るはずです。

確かに日本語の辞書で「課」を引けば、「教科書の一区切り」といった意味が書いてあります。
いわゆる英語での「Section」と同じ・・・って、だいたい経理課とか人事課って「課」も英語では「Section」。
個人的には英語では両方使い分けてるけど、残念ながら私の日本語には会社内の区分の「課」しか頭にありません。

逆に言うと、「この教科書には何セクションありますか?」って聞いた方が日本人に通じるかな?
パラパラと目次とか見て、「5セクションあります。」って答えが返ってくるかと。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。やはり課はこのようなシチュエーションで常用ではないのですね。とても参考になりました。

お礼日時:2013/11/15 23:35

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