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野良犬や野良猫、飼い主が飼えなくなったイヌやネコを収容する大阪府犬管理指導所(大阪市東成区)で、“所長代理”を務めるオスネコ「にゃん吉」が活躍している。けがをして保護され、殺処分の対象だったが、人なつっこい性格が幸いして指導所で飼われることに。現在は府のブログにも登場し、全国で年間10万匹を超え、府内でも年間約2500匹に上るイヌやネコの殺処分を減らすための啓発に一役買っている。

 にゃん吉は今年2月、大阪府貝塚市内で、あごの骨が折れた状態で見つかり、大阪府警貝塚署が保護。交通事故に遭ったとみられるが飼い主は現れず、同月25日、指導所に移された。

 堀越敬之所長(58)によると、にゃん吉は2歳前後。成猫は新しい飼い主や環境に慣れづらいこともあり、殺処分対象だったが「珍しいくらい人なつっこい性格で新しい環境にもすぐに慣れた」といい、指導所で面倒をみることが決まった。



 にゃん吉が所長代理に“就任”したのは7月半ば。堀越所長の夏休み中、所長の机に堂々と寝そべる姿を見た職員の伊勢川京子さん(51)が任命した。

 9月には伊勢川さんが書く府庁ブログに「僕が犬管理指導所のお仕事を皆さんに紹介していくので、よろしくお願いしますにゃん」と初登場。殺処分されたイヌやネコの慰霊祭の様子を紹介し、「動物を飼ったら最後まで責任を持って面倒をみてほしいにゃ」と呼び掛けている。最近は来客にも愛想がよく、収容されているイヌに甘えられても嫌がらない大物ぶりだ。

 環境省によると、平成23年度に飼い主らから全国の地方自治体が引き取ったイヌやネコは約22万匹。うち約17万5千匹が殺処分された。府内では、同指導所によると昨年度に保護されたイヌは782匹でうち411匹が殺処分、ネコは2405匹が保護され、2078匹が殺処分された。中には高齢になったイヌ・ネコの介護ができないとして処分を依頼する飼い主も少なくないという。

 捨てネコの可能性があるというにゃん吉は、今でも当時のけがが原因であごがゆがんだまま。堀越所長は「にゃん吉の姿を通して、安易な気持ちで動物を飼う人や、簡単に捨てる人が減ってくれれば」と願う。

 環境省は今月20日、イヌやネコの殺処分を減らすことを目指す「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を発足。今後は海外の専門家や自治体担当者と意見交換を重ね、来年5月にも具体的な計画をまとめる方針だ。


別の猫ちゃんを考えると・・・運命なんだろうなぁって思います。これは地獄から天国で良いんですけどねぇ。

A 回答 (4件)

 どうも、こんばんわ。

どんな理由で犬や猫を飼えなくなったのかは想像するくらいしかできませんが、やはり最後まで面倒をみてやるのが筋ってもんでしょう。人間相手に考えるだけでなく動物にも仁義はかけるべきだと思いますね。毎年毎年のように殺処分されているのを新聞等で知りますが、可哀想です。
 私の家ではオスの柴犬を飼っていましたが、一年ほど前に病気で亡くなりました。まだ10歳になってなかったんです。もっと一緒に居たかった。もっと健康的に生活できる動物だっていっぱいいるのに保健所におしつけるのは酷いですね。高齢の動物にしろ病気の動物にしろ最後まで飼えよって思います。
 ああゆうところに入れられている動物は明らかに表情が怯えているように見えます。悲しそうに啼いているものもあります。当然、動物にも感情はあります。人間ほど表現できないけど喜怒哀楽はあるんです。
 にゃん吉はまだ運が良かったのでしょう。でもこんな役回りになるとは彼も皮肉なものでしょうね。しかしながら、痛々しい傷は一生残ります。人間でも動物相手でも少し配慮する心掛け一つで世の中が変わると思います。そんな努力を惜しまないでほしいです。
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この回答へのお礼

わたしもそう思います。

お礼日時:2013/11/26 17:02

どう思いますか?と言われたら人懐っこくてよかったね・・・くらいかな。



多くの殺処分される犬猫というのは人間様の都合により増える一方です。
それは殺処分するために犬猫に子供を産ませたり、捨てる為に飼っているのと一緒です。
飼い主はペットが死ぬまで面倒を見なくてはいけない法律を作ってもきっと捨てられるペットは減らないでしょう。
本当はペットの数自体を規制するしか無いんですよね。
殺処分というのは、動物である限りは仕方ないのかなと感じたりします。

所長が言う簡単に捨てる人なんて多く居るのかな?
昔から言われてる言葉ですが少なくとも飼っている人たちはずっと飼いたいけど何かの都合で飼えない状況になったのではないでしょうか。
捨てるペットを本当に減らしたければある程度の所得を継続的に得られた実績があるひとのみなどの制限を設けないとね。

人間の勝手で殺されるペット、森林を破壊されて生き場を失う野生動物、環境破壊により絶滅する生き物、直接殺しているかどうかという違いはあれどどれも殺処分のようなものかなと考えます。
可愛そうだからだけでは済まない世界ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/26 17:03

>環境省は今月20日、イヌやネコの殺処分を減らすことを目指す「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を発足。

今後は海外の専門家や自治体担当者と意見交換を重ね、来年5月にも具体的な計画をまとめる方針だ。

すごいものに税金を使うんですねー。猫飯も食えないで餓死する人がいるというのに!
人命より猫命のほうが大事ってことか。

まー金持ち?の犬猫好きは服を着せたり、高級なペットフードを買って与えたりするんだから、日本もたいした国に成長したもんですね。
これ、いったい誰のおかげ???
アメリカに追いつけ・追い越せといって残業にもへこまず、鬱病なんかと云って居れなかった働き蜂のおかげでしょう。
老人を大切にしましょうね。
老人医療費も70~75才まで1割から2割に負担UPになるのです。医療費も払えず死んで行く人が増えるような気がするが・・・。

再度云う、人権よりも猫権が大切ですか?
なんかへんでだと思いませんか?
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この回答へのお礼

そうですね。ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/26 17:01

>この記事を見てどうおもいますか?



 どこまでが記事でどこまでが質問か?
 最後の一文が質問か?とはいえ質問文でもない。

 とりあえず、にゃん吉は人懐こくて得したね。
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この回答へのお礼

そうですね。ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/26 16:59

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