自分を律する漢詩やことわざ、慣用句を探しています。

Question

「自分を過信したり奢り、人を蔑み馬鹿にすることなく、ひたむきに努力するべきである」

という内容を持つ漢詩やことわざ、慣用句はありますでしょうか。
自らの戒めとして知りたいと思い質問させていただきました。

漢詩、ことわざ、慣用句、（英語でも構いません）に詳しい方、ぜひ教えて下さい。
よろしくお願いします。

（カテゴリーは一応「国語」とさせていただきました。）

bgm38489 · Accepted Answer

漢詩なら、元田永孚の中庸というものがあります。

勇力男児斃勇力
文明才子酔文明
勸君須擇中庸去
天下萬機歸一誠

勇力の男児は勇力にたおれ
文明の才子は文明に酔う
君にすすむ　すべからく中庸をえらびさるべし
天下の萬期は一誠に帰す

読み下し文を見ると、大体意味はつかめると思いますが、以下サイトに、詳しい解説が載っています。
http://www.kangin.or.jp/what_kanshi/kanshi_A13_1.html

中庸とは、過不足がなく、調和が取れていること、という意味です。儒教の教えであり、いろんなサイトに紹介されているため、ご検索ください。以下はその一例。
http://www.iec.co.jp/kojijyukugo/vo31.htm

SPS700 · Answer

日本で一番古い本より100年前、中国の本に次のような言葉があります。

壮九重於内所居不過容膝
　　　　羅八珍於前所食不過適口

「どんな大きな家に住んでも、膝を入れる場所しか使わない、どんなにごちそうを並べても、口に入るだけしか食べられない」という意味だそうです。

いつもご飯を食べている場所の壁に貼っています。

Ae610 · Answer

お気に召すかどうかは分からないけれど・・・
論語から・・!

# 見(二)不賢(一)而内自省也  (里仁)
# 焉用(レ)佞　　　　　　　　(公冶長)
# 不(レ)恥(二)下問(一)　　　(公冶長)
# 恭則不(レ)侮　　　　　　　(陽貨)

・・・とかは!?

------------------
(二)(一)・・・一二点
(レ)・・・返り点
・・の意!
------------------

kine-ore · Answer

東大仏文で小林秀雄に兄事していた隆慶一郎は、その薫陶もあってかランボーや中原中也に親しんでおり、とりわけ中也の「寒い夜の自画像」を愛誦していたといいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%86%E6%85%B6%E4%B8%80%E9%83%8E

「寒い夜の自画像」（「山羊の歌　少年時」）
「きらびやかでもないけれど
この一本の手綱をはなさず 
この陰暗の地域を過ぎる！
…
陽氣で、坦々として、
而も己を賣らないことをと、
 わが魂の願ふことであつた！」
http://www.junkwork.net/txt/yaginouta/2/05.SelfportraitOfColdNight

customar · Answer

その手の悪平等風な人生訓は主流派ではないと思います。

ベストフィッシュの英文は格好いいですがてめえらみたいな馬鹿には見えてないんだという指摘ですよね。そうなるのが普通だと思います。馬鹿にするしないは努力と関係ない徳目です。

勝って兜の緒を締めろ。

アメリカの自由主義を弱さだと見下した国々は崩壊しています。

floriography · Answer

蟻の思いも天に昇る

とか

The best fish swim near the bottom.

のように、私達人間以外から学ぶこともありますね。

Ganymede · Answer

吉川英治の座右の銘は「我以外皆我師」、「生涯一書生」でした。

自分を律する漢詩やことわざ、慣用句を探しています。

漢詩なら、元田永孚の中庸というものがあります。

日本で一番古い本より100年前、中国の本に次のような言葉があります。

お気に召すかどうかは分からないけれど・・・

東大仏文で小林秀雄に兄事していた隆慶一郎は、その薫陶もあってかランボーや中原中也に親しんでおり、とりわけ中也の「寒い夜の自画像」を愛誦していたといいます。

その手の悪平等風な人生訓は主流派ではないと思います。

蟻の思いも天に昇る

吉川英治の座右の銘は「我以外皆我師」、「生涯一書生」でした。

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