プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

狩猟を初めて1年になります。
血抜きやトドメに使うナイフのブレードについてお聞きします。
最初に買ったナイフは、カッコ良かったので、ダマスカス鋼を買いました。
所が、切れ味は研いだ時だけで、すぐに切れ無くなります。
そこで、買い替えようと思うのですが、ブレードは「ハイカーボン」か「440c鋼ロックウエル58」かで迷ってます。
切れ味、刃持ち、などどちらが良いですか???
調理師ですので、刃研ぎは得意です。
ナイフは、切れてなんぼですので、切れ味重視です。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

切れ味重視であればハイカーボンのほうが切れます。

硬度も高いので多分HRC60以上でしょう。
ただ硬いので刃は欠けやすくはなります。またさびにも弱いので使用後の手入れを怠ると錆だらけになります。
440Cはステンレスなので錆にはやや強いです。HRC58なので砥ぎもそれほど難はないと思います。
切れ味、刃持ちはブレードの形状にも影響しますので単純に材質だけでの評価は難しいところもあります。
一般的な違いは上記のような感じかと思います。
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この回答へのお礼

おはようございます。
早速のご回答、有難うございます。
ハイカーボンは、欠けやすいですよね!
鹿などの場合、骨に当たることが有りますので、要注意ですね。
私は、仕事で使う包丁は、すべて鍛造品の白紙か青紙ですので、馴れていますので、錆びさせる心配はありません。
ただ、欠けるのは怖いです、1mmでも欠けたら後の研ぎ出しが大変です。
あまり悩み過ぎて、今では両方買って交互に使い、試して見ようか??
とも考えてしまいます。
安いものでも無いので、迷います。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/13 08:18

鉄(Fe)は炭素(C)の量が多いほど熱処理で硬くなるということは知っていますか?



ハイカーボンというのは炭素量が多いといってるだけで具体的にどんなものかぜんぜんわかりませんので、比較は不可能です。

SUS440CはJIS(日本工業規格)の分類なので成分はわかります。
http://www.silicolloy.co.jp/sus440c.html
クロム(Cr)含有量が多いほど耐食性(錆びにくさ)が高いんですが、440系は16%以上で比較的多いです。刃物鋼は13%程度のものが多い。
440A~440Cまであって、その中では1%前後といちばん炭素量が多く、硬くなります。わりと高級な鋼材。

ハイカーボンと書いてる鋼材でもこれぐらい、あるいはこれ以下の物もあります。
そもそも刃物用の鋼材である時点で鋼材一般の中では必ずハイカーボンですし。

炭素量が同程度なら錆びやすい炭素鋼の方が硬度が出るという傾向はあります。
熱処理のときに炭素がクロムと化合した酸化クロムになって奪われてしまうためです。クロムが多いと耐食性を高める効果はあるのですがそういう副作用があります。

錆の対処ができるなら炭素鋼系の方が切れ味は期待できます。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。
また、大変詳しく教えていただき、助かります。
鋼材に関しては、まったくの素人ですので、理解に苦しみますが、何となくわかって来ました。
良く考えましたが、包丁のように毎日使うものではないので、少しでも錆びる可能性の低いものが良いのでは??
と考えて、今回は440cの方に決めました、本日発注しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/16 11:18

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