
家族(身体障害者手帳所持者)が、50万円(おそらく10年以上、使わないだろうと思うお金)の運用先として、日本の利付国債10年の第332回(平成25年12月24日まで)、応募者利回りが0.606%はどうかと考えています。ちょうど50万円分、マル優枠を利用できますので、非課税です。
ですが、個人向け利付け国債、変動10年の第45回(平成25年12月30日まで)も売り出されており、初回の利子の%はよくありませんが、金融機関の人に「今後の金利がどうなるかしれませんので、こちらのほうがよい」という意見をいただきました。
私の生活圏で、現在一番よさそうな定期預金の中では、冬のキャンペーンで、信金の3年ものの定期預金が0.5%(税引き前)という商品がありますが、窓口までのアクセスがよくないことなど、少々面倒な点があります。
アクセスがまあまあの場所では、1年で0.3%の金利の定期預金がありますが、それ以外の金融機関では低金利です。
ネットなどではいろいろ書かれており(報道されてないこと)、このような世界情勢の中で、10年という長期間の日本国債を購入するのはどうしたものかと悩んでます。
みなさん、どう思われますか?
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちわ。
二度目です。インフレで物価が2%上がるという事は、要するにお金の価値が2%下がるのと同じ意味です。50年前なら100円でいろいろ買えたでしょうが、今となっては100円では大したモノは買えません。額面は同じ100円でも、買えるモノの量が減りました。お金の価値が減ったからです。今までそうでした。これからもおそらくそうなるでしょう。
国債で0.6%の利益が出ても、インフレで2%お金の価値が減ったら、名目損益はプラス0.6%、実質損益はマイナス1.4%です。貴方の大切なお金が入っている貯金箱に穴があいていて、少しずつお金が道端に落ちているような状態です。「また稼ぐから良いや」とか言って放置してはいけません。一刻も早くその穴を塞ぐべきでありましょう。
株式投資に関して「銘柄選びに難儀します」との事ですが、貴方がかつて試みそして失敗した投資は個別銘柄投資ですね。今は投資信託が充実していますから、投資家が個別銘柄を選ぶ必要は無いのです。「日本広範囲」とか「アメリカ広範囲」「アメリカ小会社」「新興国広範囲」とかいろいろあります。「世界広範囲」というモノまであります。例えば「世界広範囲」モノの投資信託を買えば、貴方は自動的に世界中の会社の株を買うことになります。個別の銘柄を選ぶ必要はありません。この場合、自分の資金を世界経済の発展に投資したことになります。ちなみに、過去10年の名目リターン(単年度換算)は、米国株広範囲が8.29%、米国株小会社10.32%、新興国株は11.38%、欧州株7.98%、太平洋株6.95%、などなどです。これならインフレにも勝てます。
ちなみに同期間の米国債権は6.49%です。インフレには勝っていますが、株には大きく負けています。
数字はココから↓
https://investor.vanguard.com/mutual-funds/vangu …
株で年10%(名目値)近くが稼げるのに、何故に多くの人が国債などの債権に惹かれるのか本当に不思議です。債権の「元本保証」という四文字に上手く乗せられてしまったのでありましょう。またインフレの恐ろしさを完全に忘れている。バフェット氏は2012年度の株式への手紙で「債権は最も危険な投資である」と喝破しております。またフィディリティマゼランファンドのピーターリンチもBeatingTheStreetにて「OneUpOnWallStreetでも書いたが、何故に投資家は債権などを買うのか?株を買いなさい!」と呆れ口調で語っています。世間の考えとは真逆で、実は株が一番安全なのです。
不動産も、あまり宜しくないと思います。貴方が書いたように、固定資産税や司法書士等の費用など、いろいろ面倒なことがあります。それならば、いっそ不動産会社の株を買った方が良い。不動産業を自分でやるのではなく、プロにやってもらい、自分はオーナー(株主)に徹する。そうすれば、貴方が汗を流して働く必要はありません。プロが全部宜しくやってくれる。
個人年金保険もまた考え物です。養老保険の中でも父親の死亡時に子どもに学費が払われるタイプの学費保険は、子どもの将来のために多少高くついても購入する価値はあると思います。しかし自分自身の老後の蓄えとしての養老保険は、全部で1,000万円払い、年を取ってから1200万円返ってくるとかのように、名目では200万の利益ですが、インフレを考えたら実質はマイナスというケースが殆んどです。勝ってるように見えて実は負けている、のにもかかわらず、負けている人は自分は勝ったのだと勘違いをする、そんな商品ばかりです。
とりあえず、お正月の連休を使ってチャールズエリス「敗者のゲーム」とジョンボーグル「マネーと常識」を買ってじっくり読むのが良いと思います。この二冊は非常に良書です。初心者にも解るように書いてあります。この二冊を読めば全てが解ると言っても過言ではないほどの良書です。
良いお年を。
No.4
- 回答日時:
現時点で利率が良いのは、利付国債10年だが、金利固定で、満期まで持たないと元本割れリスクあり。
そのため、政府が目指しているインフレ率2%が現実になる、途中で金が必要になって中途解約といった場合、損する危険があります。また個人向け利付け国債(変動10年)は現在金利は低いが、上記の事態には対応しやすいメリットがあります。
10年といった将来に経済がどうなっているか予想できないので、当面一番柔軟に対応できる「1年で0.3%の金利の定期預金」に預けておくのが良いのではないですか。
とりあえず、1年ものの定期預金にいれておくか(これなら中途解約はいつでもできるし)、個人向け国債にしたほうが・・・。
やはり、今回、利付けの国債はやめていいかもですね。
ほかの人の意見も踏まえ、悩みたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
こんにちわ。
#1の方も仰るとおり、小生も国債はお薦めしません。何故なら、損失を被る可能生が圧倒的に高いからです。
国債の利率が0.606%との事ですが、0.606%で10,000円を運用すると、10年後には10,623円(=1.00606の10乗)になります。623円の利益に見えますが、実は違うのです。
我々はアベノミクスで、年間2%の物価上昇を目論んでいます。つまり、今10,000円のモノは、10年後には12,190円(=1.02の10乗)になる計算です。
貴方の投資は10,623円にしかならないのに、モノは12,190円になってしまっている。1,567円足りません。623円儲かったように見えて、実は1,567円損をしているのです。623円はインフレを無視した名目損益、1,567円はインフレを考えた実質損益です。
銀行預金や債権投資(国債とか)の利息収入では、インフレによる価値の目減りを補えません。
当然に債権投資の損益には、インカムゲイン以外にもキャピタルゲインもあります。金利と債権価額は逆方向に動きます。米国政府がQEの終了時期を模索している昨今、今後の更なる金利の低下は期待できるでしょうか。オマハの賢人ウォーレンバフェット氏は、2012年2月25日の株主への手紙で、「世間では債権は安全な投資だと考えられているが、実は最も危険な投資なのです。ベータはゼロで、リスクは巨大」と喝破しています。下の17頁。
http://www.berkshirehathaway.com/letters/2011ltr …
貴方は株に投資すべきだと考えます。
ご回答ありがとうございます。
せっかく教えてくださったpdfは英語で、私には分析できませんでした。
要は、この先、現金の値打ちが下がるのですね?
ごく最近、卵の価格が値上がりして、ほかの商品も若干ずつ値上がりしてきてるので、同じ一百円、一千円でも買える量が減ってきてるのを感じてました。
株は、私はもう若くないので、買っても、以降20年、30年も保有してるのは考えられません。するなら短期。
しかも、バブル崩壊時や、各社の不祥事などで、何年か分の給料をパーにしてしまった経験があり、この先、買わないことはないでしょうけど、銘柄選びに難儀します。
もしよろしければどの会社がよいと思われますか?
300万か500万程度の中古の家を買っておいて、土地が値上がりしたら売却という案も考えたことはありますが、固定資産税支払いや、手入れ、売買時の手数料、司法書士費用などのコストを考えますと、面倒なだけで、やろうおは思ったことがありません。
個人年金保険も考えたのですが、契約時の年齢が若くないため、戻率がイマイチでして・・・。それでも、「老後の安心」をえるために候補に入れてます。
でも、これほど日本円現金の値打ちが下がりつつあるなら、現金以外のもの、何か、に変えておくこともよいかもしれませんね。
また、何かご指導いただけることがありましたら、よろしくお願いします。
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