この人頭いいなと思ったエピソード

手術支援ロボット ダヴィンチ(da Vinci)は、従来の鏡視下手術に最先端のIT 技術、光学技術が加わり、より精度の高い手術を可能にしました。
患者が地球の裏側にいても、医師の操作によって手術が可能だそうです。
しかし、突然、停電が起きたら機能しなくなります。

現在の新幹線やジェット機には自動運転システムが導入されています。
名パイロットと言われる人々は、主にどんな状況でも手動で操縦してきた、元軍のパイロットが多いようです。

果たして、機械化できるものを全て機械化していくことは、本当に良いことなのでしょうか?

A 回答 (6件)

もちろん、医療などの安全性が絶対に優先される分野では、個別の現場においては確かに十分に訓練された医療技術者の方が望ましい場合が多いと思います。


しかし、そのような技術者が常に現場に配置されているわけではありません。
必要な時にその必要とされる現場に対応できなければ、そもそも人手とロボットの質的な優劣など考慮する意味がありません。
つまり個別の手法よりも「配置」が重要であり、分野別に養成される専門性の高い医療技術者は数に限度がありますから、様々な技術支援を組み合わせて医療サービスの配置設計がなされています。
例えば、ドクターヘリによる遠距離搬送や通信遠隔診断などあるわけですが、こういった支援技術と医療設備、そして技術者、これらを結ぶ複次医療圏ネットワークが総合的にシステムとして高度医療体制を構成します。
今後これらの一部に、ご質問の遠隔施術ロボットという要素が加わるものと思われますが、そのひとつの要素だけを抜き出して良し悪しを評価するようなものではない、ということです。

また、自動操縦については、安全性も重要ですがコストもより重視されます。
とくにジャンボジェット等の航空機については安全性と経済性のため管制通信と各種計測による航路計算に厳密に従うことが求められますが、そのために必要な航法機器に加え、機体の安全管理に必要な各種機器も含めると膨大な機器の操作が必要です。もし自動制御の技術支援が無ければ、パイロットとスタッフは常時これらの制御に忙殺され、むしろ不測の事態に対応することが出来なくなってしまいます。
実際に、自動制御が未熟な時代と比べるとヒューマンエラーによる事故は減っています。
つまり、より人間的な能力を生かすためにこそ、自動操縦等の支援機器が必要となっているわけです。

確かに、不測の事態への対応は人間的な経験則を多く経験したベテランパイロットの方が優れていると思いますが、そういったパイロットを個別に養成することを考えると、その数には、やはり限度があります。
もちろん経験則を効果的にトレーニングに組み込むことも行われていますが、自動化技術はパイロットの養成に関する費用対効果を大幅に下げてくれるという事情があります。

端的に言えば、個別の事例においての良し悪しはケースバイケースですが、総体としては完全性・安全性と費用対効果に優れているとみなされるから機械化が進むのだということであり、個別の機械技術は人的な技術と同様に試行錯誤によって淘汰されるものであるということです。
技術というものは、人間の知能と経験の積み重ねが生み出す者であり、それが人であろうが機械であろうが本質的な違いは無い、というのが私の考えです。
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この回答へのお礼

有難うございます。
正しく機械化されれば、人間が楽になりますね。

お礼日時:2013/12/26 03:35

>機械化できるものを


機械化できるものはすればいいのです。

出来ないところは人間がやる。
ただ、機械で出来ないようなことは、高いスキルが求められることが多いって事

>名パイロットと言われる人々は
元々機械が無ければその人だって空は飛べません。
>主にどんな状況でも手動で操縦してきた
その人たちの頃には、どんな「自動化された」物があったんでしょうね??
それを聞いて見たいな。

>突然、停電が起きたら機能しなくなります。
どんな名医もそこに居なければ何も出来ませんし、その名医だって自分の心臓が止まれば何も出来ません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
ロシア軍の名パイロットは戦闘機を操縦していたので、全て手動だと思います。
そもそも、名パイロット、名医は少ないから奇跡の物語になるんでしょうね。

お礼日時:2013/12/26 03:41

世界で街中に自動販売機があるのは、なんと日本だけです。



世界でもっともオートメーション化されている国も日本です。

アフリカの貧困国では、電気を得るのも難しいでしょう。
極論、エネルギーを無尽蔵に使えても、人のモラルや最低限のオペレーション順応能力がないと技術を感受できません。

オートメーション化とは、それに伴い人手が空きます。
それは、別なことが出来る・・・つまり新しい可能性が生まれるということです。

人は凡ミスをしてしまうので、むしろ自動管理した方が良い場合が多分にあります。
人は、機械の故障にさえ対応できれば良いのです

その日本でも、都市部と田舎では、感受できる便利さに差があります。
それは利用頻度に差があるからです。
何も、あまり使用しないのに、オートメーション化するまでもないでしょう。
田舎の過疎地に電気自動車やモノレールが普及しないのはそういう話です。

大事なのは便利に堕落しないことですね。
人は道具である必要は無いのです。
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この回答へのお礼

有難うございます。
オートメーション化大国日本が、堕落しなければ良いということですね。

お礼日時:2013/12/26 03:52

"突然、停電が起きたら機能しなくなります"


  ↑
非常用電源設備が備えられていますので
数時間は大丈夫です。


”機械化できるものを全て機械化していくことは、本当に良いことなのでしょうか?”
     ↑
得るモノがあれば、必ず失うモノがあります。
機械化は結構ですが、その反面、機械が無ければ
何も出来なくなる、ということになりかねません。
そこまでいかなくても、人間の持つ技能がどんどん
退化していくことは間違いないでしょう。

車が発達して、人間の脚力が衰えました。
昔の人は、徒歩で何処までも行ったのです。
野宿しても平気でした。

文字だってそうです。
人類最大の発明などと言われていますが、文字が
出来たので、人間の記憶力が退化した、と
言われています。
文字が出来る前は、詩や物語にして、子孫に伝えた
のですが、文字が出来てそういう風雅な風習も
無くなりました。
詩や物語は一部の専門家だけのものになって
しまいました。

キーボードが発達して、読めるけど書けないという
人は増えたのではないですか。
ネットが無いと、乗り換え電車にも困ります。

このまま機械化が進んで、人類はどうなるのか
不安になります。
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この回答へのお礼

有難うございます。
機械の進歩の裏で、人間が退化する部分がありますよね。

お礼日時:2013/12/26 03:57

楽あれば苦ありです。

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この回答へのお礼

有難うございます。
昔から、試行錯誤を繰り返し、結局、
できるところは機械化することになったのでしょうね。

お礼日時:2013/12/26 04:02

>機械化できるものを全て機械化していくことは、本当に良いことなのでしょうか?


「本当に良い」が「欠点が全くない」という意味なら答はノーです。

もちろんよい点があるからそのように変えてきてるわけですが、
当面は表面化しないデメリットが同時に存在します。
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この回答へのお礼

有難うございます。
表面化しないデメリットは、水面下に隠されるのでしょうか。

お礼日時:2013/12/25 04:50

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