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衆議院、参議院の選挙において、議員定数の配分や、選挙区の区割り等の関係から、選挙区ごとに、有権者一人あたりの「一票の重み(価値)」が異なり、裁判所にて、「違憲」や「違憲状態」との判断がなされています。

「民主主義の原則は1人1票で、1票の重さは同等であるべき」で、そうで無いのは「法の下の平等を定めた憲法に違反する」のは理解でき、その様な状況にありながら、議員定数の是正や、選挙制度改革等が、いっこうに進まないのは腹立たしさを感じます、

ただ、
同じ国会議員を選出するのに、地方では少ない有権者から選出され、都会では多くの有権者から選出されるのは、「一票の価値」が異なり、不平等であるのが考え方の根本になっており、これは憲法の条文上からは、違憲(または、違憲状態)と判断されるのは、当然だと思いますが、

しかし、「地方の国会議員」がカバーしている、一人当たりの地域の「面積」は、「都会の国会議員」がカバーしている「面積」より広いと思え、その地域の代表者で、その地域の将来のことを考えているとすれば、単純に「人口」のみで、違憲かどうかを判断するのは、素朴に疑問を感じます。

勿論、国会議員は、地域の代表だけで無く、国全体の代表であることは承知していますが、このままでは、地方の事を考える議員が少なくなるのではないかと危惧します。

私は、地方に住んでいる者ではありませんが、このままでは、地方の過疎化が一層進んでしまうのではないかと心配しますし、
関東大震災発生の可能性が叫ばれる昨今、東京一極集中であるのは、万一の時、国の機能がマヒしてしまわないかと心配になります。

民間企業でさえ、近頃は万一に備え、東京だけでなく、地方にもパックアップ体制を準備している状況にあるのに、国は、万一の時に準備が出来ているのでしょうか。
「首都機能移転」とまでは言わなくても、万一の時に国として、パックアップ体制を準備しておくべきだと思います。

この様に考えると、
「一票の格差」問題は、違憲(または、違憲状態)だから、単純に定数是正をすれはよい問題だけでなく、
選挙制度全体や、国の在り方にも関係した大きな問題だと思います。

議論を矮小化せず、もっと大きな問題も孕んでいるものとして、議論を深めてほしいと思いますし、
パックアップ問題については、早急に対応しないと取り返しがつかないと思います。

A 回答 (9件)

地方の人が田舎に住み続けることによって、そこに電気を通しインターネットや電話を通し道路を作って治水工事をして病院を作って消防車を配備して警察官を雇うのにどれだけお金がかかっているかわかっていますか?



田舎に住むということは、都会ですし詰めになっている人達から金をむしりとって贅沢をしているということなのですよ。

過疎を防ぐという勝手な理屈を用いて人から金を吸血するのはやめたほうがいいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

おっしゃるとおり、「田舎に住むということは、都会ですし詰めになっている人達から金をむしりとっている」面もあるかもしれませんが、国は、都会と地方の両方があって成り立っていると思います。

単に「過疎を防ぐ」ということでなく、地方を発展、有効活用し、「都会ですし詰め」になることなく、「地方でも働ける」環境や、仕組みを作った方が、国全体として発展するのではないでしようか。

私も、都会で働いていおり、すし詰めの電車で通っていますが、狭い日本と言えども、国土はもう少し広いと思います。

お礼日時:2013/12/26 23:52

で、質問は何なんですか?


ここは質問をする掲示板なのですが。
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うん。


言いたいことは分かる。

でも憲法には土地や地域や自然を代表するという規定がない
規定が無い以上、べき論とかで議論を繰り広げても一向に埒が明かないし
憲法裁判所の判断にもなんの効果もない

憲法に法の下の平等も大事だが、地域の事も考慮しましょうとか
法の下の平等は投票に参加した比率に従うとか <-人口格差と人口に投票率を掛けた参政率の格差ではまた随分結果が異なる

そういう規定を設けなければね

まぁどだい無理な相談だろうけど

自分の身分や将来に直接利害関係のある人間に規定を決めさせる今の選挙制度そのモノを何とかしないとなぁ
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それ! 自分も変だなと思ってる。


そもそも自分の周りに一票の格差有るよねと論じる人いないし
弁護士団体が全面に出てるけど出所はどこ? で!
言ってるのは、同調しているマスコミとそれを鵜呑みにしている人ばかりで
そもそも、発端はどこと思います

じゃあ! 国際機構は、中国一番でインドは二番に役員投入できるね
世界は国別で、日本はなぜ地域選抜が悪いのか矛盾してるよね

癒着どうたらこうたらでしょうけど

じゃあ! 中国の人は世界を平和に導いてくれるんだ
東京都民は、日本を満遍なく導いてくれるんだと思うわけ!

多分、一票の格差を無くしたら交通費と情報収集の諸経費が上がり
議員報酬が増えると思う
結局は、行動範囲が増える分、交通費,情報収集で無駄使いも大幅アップするか
本当に、広範囲の地域の声を全て聞いて優先順位を正確につけれるのか疑問?
足で周らずに、パソコンの前に座ってるだけ?

格差是正をやるなら、行動範囲と人口の演算方で考えるべきで
人が多い少ないを論じても絵にかいた餅にしか見えず
ああ~またやってるよ!よっぽど暇なんだねとしか言いようがない

議員さんにしてみれば、東京で何万票もとって落選したんだから
島根より取ってるだろ、だから島根は任せろと言いたいわけ?
だから何!!!
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”単純に「人口」のみで、違憲かどうかを判断するのは、素朴に疑問を感じます。


     ↑
全くその通りです。
憲法を杓子定規に解釈して、国を悪くするよりも
柔軟に解釈して、国を良くするほうがはるかに大切です。
つまり、大切なことは違憲かどうかではなく、
良い日本にできるかどうかなのです。
これは9条と似ている面があります。
憲法を守って国が滅んでは意味がありません。


”「地方の国会議員」がカバーしている、一人当たりの地域の「面積」・・”
     ↑
これも説得力がありますが『現代の』憲法解釈からは
難しいですね。
なぜなら、選挙権は人権とされているからです。
人権とは人の権利です。
人権だから政治家がカバーしている地域面積は関係
無い、ということになります。


”地方の事を考える議員が少なくなるのではないかと危惧します”
    ↑
逆に言うと、現在の選挙制度では地方が
優遇され過ぎている、ということが言えるでしょう。
それを是正する、という意味はあると思います。


”地方の過疎化が一層進んでしまうのではないかと心配します”
     ↑
過疎化して、何が問題なのか、という議論もあります。
今のままでは、地方は永久にお荷物のままです。
こういう問題も、議論されていないように感じます。


”万一の時に国として、パックアップ体制を準備しておくべきだと思います。”
     ↑
バックアップはバックアップで別に考えれば
よいのではないですか。


”「一票の格差」問題は、違憲(または、違憲状態)だから、単純に定数是正をすれは
 よい問題だけでなく、
選挙制度全体や、国の在り方にも関係した大きな問題だと思います。”
      ↑
これは慧眼ですね。
その通りだと思います。
憲法の解釈問題に終始しているのが現状ですが
これはおかしいです。
自衛隊でも判るように、憲法解釈など実はどうにでも
なるのです。
そもそも、こういう問題ですから、裁判所が判断する
というのも間違いです。
裁判官は法の専門家ですが、政治の専門家ではありません。
どういう選挙制度にしたら国が良くなるのか
という点からの議論が必要ですが、それが全くなされて
いないように思います。
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私は、国会は全国区の1区だけで良いと思っています。



北海道出身の候補が、北海道だけじゃなくて、
東京などでも選挙活動すればよい。
逆に、東京出身で北海道が好きな候補は、北海道でも
活動すれば良い。

今の国会は、国の代表を決める選挙ではなくて、
地方の代表を決める選挙になっている。
だから、地元に利益を引っ張って来るような候補が当選して、
国のことを第一に考える候補が当選しているとは思えない。

全国区にすると、選挙に金がかかると言うが、
それは、当選したいと思う人が金の力で当選しようとするからで、
当選させたいと国民が思う人がいれば、そういう人が
地元で活動すれば、金はかけなくても良くなる。
日本には、そのような選挙運動が乏しく、本当の意味での
市民運動的な選挙になっていない。
なので、そのような運動を促す意味も持てると思う。
それに、ネット社会となって、本人が現場にいなければならない
という必要性が薄れている。

このようにしても、例えば、経済などで有名な8対2の法則が
適用されると考えると、上位2割が全体の得票の8割を
取ってしまうので、得票数が少ない地方議員でも
十分に当選の可能性が出て来る。

例えば、今の安倍首相ならば、全体の得票数の1、2割を取った
としても、不思議はない。
いつの時代でも、そういう人が上位に何人もいるだろうから、
そうなると、得票数が少なくても、当選できる人が出て来る。
ならば、地方でも当選の可能性は高くなる。

このようにすれば、地元への利益誘導型の議員は、
当選の確率が悪くなり、本当の意味で、
国を考える議員が国会を運営することになると思っています。
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この回答へのお礼

皆さん、いろいろご回答をいただき有難うございます。

総じていえば、やはり司法のみにより、「一票の格差」を単に、違憲(または、違憲状態)と判断するのに疑問を持っておられる方が多いようですね。

憲法を変えるのは無理でしょうから、今の憲法の違反にならない範囲で、選挙制度を変更するのはどうでしょうか。

例えば、

(1)衆議院は、議員定数を極力へらした上で、中(または、小?)選挙区の議員人数を、その選挙区の人数にリンクした定員とする。(現行の法に則った「一票の格差」の解消)

(2)参議院は、衆議院のカーボンコピーでは仕方ないので、「道州制」等に準じる、広い地域の選挙区の代表とし、その選挙区の人数にリンクした定員とする。(広い地域で見た場合の「一票の格差」の解消)

私は、選挙制度に関しては、全くの素人であり、上記は単なる思いつきでしかなく、もっと素晴らしい案が
あるかもしれませんが、現在の延長線のままでは、最高裁の違憲(違憲状態)の判決が出ても、人数を多少変えることぐらいしか、できないと思います。

ほとんどの国会議員は、突き詰めれば自分の利益を中心に考えており、そんな人達が、今の仕組みの変更ができるとは考えられませんので、このままですと国民が不幸と思います。

この問題は、不思議と、マスコミは、定数是正の問題としてしか報道しない様ですが、もう少し、根本的な問題としてとらえ、報道してほしいように思えますし、識者も、もっと根本的な観点から意見を述べてほしいと思います。

いろいろご意見有難うございました。

お礼日時:2013/12/27 22:32

その通りです。

国会議員は国の代表です、地方議員と同じ事をしてどうするんですか。国会議員は常に全国を飛び回り地方の実情を把握するのが仕事です。国会議員が地元でヨイショするのは有権者が馬鹿だからです。曖昧が好きな日本人の恥部ともいえるのではないでしょうか。まぁ年寄りには無理な仕事です。
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最高裁判所は2倍まで格差を認めたのでその中で差はつけて良いと思います。


逆に地方の格差は何倍なら公平性のある基準ができるか疑問です。

現状の基準があいまいなままでは同じ地方間でも格差はあると思います。

ご指摘の過疎とか首都機能のバックアップは選挙制度とは別の手法で解消すべきだと思います。

今までの地方議員は予算の確保でいかに地元に還元されたかという評価で選挙に当選してきましたが、そうではないルールに知恵を絞るべきだと思います。地方の有権者の意識改革も含めて

税金は富の再配分で地方に余分に行く要素大です。それを単純にゴリ押しの強い議員とか意見ではなく、データや見識を元に議論できる国会議員でありそれを受け入れるしっかり見守り意見する有権者に変わるべきだと思います。
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3~6倍でいいと思う。


司法の2倍は理由が薄弱。
立法化すれば司法は黙る。
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