日本語を勉強中の中国人です。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8398616.html
上記質問の質問文で、「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていませんね」の「ね」は、こちらのサイトで「先生が生徒にはなしかけるのならば自然ですが、質問する立場の人間がつかってはいささか失礼です」という貴重なご意見をいただきました。「ね」をつけたほうが人と話をしているようでやわらかい感じがするので、使いました。たとえば、「今日はいい天気ですね」は「今日はいい天気です」という断定的な表現より、人に意見を求めているような感じでやわらかいかと思います。もし「ね」の感じが悪いなら、「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていないようです」に直させていただきます。改善後の文はどうなりましたか。「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていいません」だけなら、多少きつい表現のように感じています。皆様のご意見をいただけないでしょうか。
また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
こういった微妙なニュアンスは日本人なら大体わかるのですが、海外の方に説明するのはかなり難しいですね。
「いい天気ですね」とか「美味しいね」などの「ね」は、確かに「フレンドリーさ」「歩み寄り」とか「人に意見を求めているような感じ」という認識は間違いではないです。
論理的に意見を述べたり、意見をぶつけあったり、他者に言い聞かせたりする場合に、「ね」を使うと、「未熟なあなたでもおわかりでしょう?」というような、かなり威圧的で反論的で見下したような印象になることがあります。
先生と生徒には明らかにそこに「正しい者」と「それを教えられる者」の関係があるので、先生側が「~ですね」という見下した表現を使うのは問題ないのです。
ちなみにですが、上の私の文の「かなり難しいですね」の「ね」は、迷っている気持ちとか遠慮がちな気持ちを表しているのだと思います。「ね」にはそういう使い方もありますね。
この「ね」には様々な使い方があります。チェックし直してみることをお勧めします。
>「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていないようです」に直させていただきます。
その方が適切だと思います。「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていません」でも全く問題ありません。
でも「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていませんね」は、この場合は避けた方がいいです。日本語って難しいですね・・・自分でも難しいって思います。
No.13
- 回答日時:
終助詞としてのこの場合の「ね」は「聞き手に同意・確認を求める」という<対話型念押しモード>となっています。
さらに、それに続く文頭が「でも」という会話限定の、しかも逆接の接続詞で受けているのも些か唐突の感を覚えます。
当該文は全体で10個の文から成っていますが、その内の6個までが判を押したように語末が「のでしょうか。」の反復となっています。丁寧にこだわってやや煩い文章語の最後に来て、その当該文だけが砕けた「…一文でも~ね。でも、…」といった突然の<対話型念押しモード>になっていますから、全体の文脈からして、少なくとも「質問する立場の人間がつかってはいささか…」<失礼>とまで言い切らないまでも、やや押しつけがましいトーンが生じてしまったのだと思われます。
ここは日本語の不明瞭さから論理文では避けるべきだとされている接続助詞「が」などを挟むと当り障りないでしょう。
「下記サイトの冒頭の一文でも句点<は>ついていません<が>、その文字の大きさ<については>次の文字と同じ<になっています>。」
ご親切に教えていただきありがとうございます。わかるようになりました。とても参考になりました。添削例も大変感謝いたします。これから気をつけます。
No.12
- 回答日時:
失礼まではいかないとしても不自然な感じは否定できません。
たしかに「今日はいい天気ですね」は柔らかく聞こえます。しかしこの「ね」は同意をもとめる「ね」とは違います。
「今日はいい天気ですね」の場合、「今日はいい天気です。あなたもそう思いますよね」という感じに、答えはわかってるけど確認する感じです。
しかし、「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていませんね」
の場合、指摘された方の目線で説明すると、少し威圧感が出てきます。
先生が使うなら大丈夫というのは、例えば生徒が黒板に算数の問題を説いたけど計算が間違っていた時に先生が
「途中計算でここの1が2になっていませんね」
のように少し上から目線、あるいは独り言のような感じになります。独り言というのは
「途中計算でここの1が2になっていませんねぇ…」
と呟く感じになるという意味です。
指摘された方は恐らく前者のケースを捉えたのでしょう。
何れにせよこの文は違和感があります。
直すのであれば
「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていません」
かおっしゃる様に
「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていないようです」
がいいと思います。
意味を崩さずに同じように同意を求めたいなら
「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていませんよね」
が正しいのですが、これも
「(普通に見れば分かるでしょうけど、)下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていません」
のように上から目線、場合によっては馬鹿にしている、そんな事もわからないの?という感じなので改まった文章なら1番上のがベストです。
今回の文面としてはそこまで失礼ではありませんが、必ずしも「ね」が同意をもとめる、柔らかくする効果がある訳ではないので注意して下さい。
私の先生なんかはよく私が「なんでですか?」と質問すると
「なぜって普通そんな事しないよね(笑)」のように言ってきたりします。
無礼な「ね」はそれと同じ事です。(この場合は言われてる側が生徒、年下なので無礼にはあたりません。)
No.11
- 回答日時:
「ね」もっと嫌いなのが「よね」、自分の主張を通す意思がない、相手の同意を得ようとする気持ちが強い、悪く言えば自分の言葉に責任を持たない。
意地悪く考えると、後で意見が分かれた時、あんたも同意したではないかと追及されかねない。
>今日はいい天気ですね
曇りの日(自分にとっては都合のよい日)にこなあいさつは使いません。
晴天で風穏やか、暑くもなく寒くもなく、湿度も快適な時に限られるのでは。
連日の猛暑の真夏に使われることもないと思います。
梅雨時期では連日の雨の合間の晴天なら多少湿度が高く、快適には遠くても使えます。
つまり、ほぼ100人中100人が同意することにためらう心配がない場合です。
No.10
- 回答日時:
日本語のどっちでも良いようなことをあえてまじめに考えるのがこの掲示板だと思いますが。
この質問文の「ね」はそれこそどっちでも良いように思います。さして本質的な問題とは思えません。
むしろこの「ね」は、念を押す使い方で、よくわかっている文章だと私は思いましたが(あるいは考え過ぎかもしれません)。
こういう掲示板での突っ込んだ質問は少々無礼な物になっても仕方がないように思いますし、そもそも日本語を母国語として育った者にとっては、外国人が日本語の(合理性や機能性では説明し切れない)しきたりのような物に突っ込んだ質問をするのに対してケチをつけているように感じるようなことはよくありますから、細かい語尾の問題ではない心理的な物が背景にあると思います。
言葉とは今の社会の考える合理性で組み立てられた物ではないのですから、今の頭で理屈にあってないように思えても深く考えずにしきたりとしておぼえておけば良いような物はけっこうある、それが日本語ネイティブの考え方であるように思います。
つまり前の質問で「ね」を問題にしている人は、実は「ね」ではなくて質問の文脈に何か反発を感じていたのだと思われるのです。外国人が自分の母国語の習慣を間違いだと批判しているように受け取られたのではないでしょうか。
ちなみに日本の毛筆の書写(習字)でも句読点を打つことは無いですね。やはり毛筆の時代には極力使わない物だったのだと思います。(全く無かったわけではありません)。無くても済むのなら無い方が美しいという価値観が基本にあるのだと思います。これはひとつには葉書という物の上でのデザイン上の問題です。
年賀状の場合賀詞を本文より大きくする、改行をする、などの視覚的な工夫で読みやすく・区別していますから句点は要らないのですね。
もうひとつ、賀詞というのは定型的な儀式的な物なので、そのあとの個別の通信の部分とは分けたいものなのですね。(この質問で私はいままで何の気なしにやって来たことの理由が意識化されました。)
でもメールなどで仕事始めに賀詞を文頭に付け加える場合には句点や読点を付けた方が良いと思います。
http://www.yywzb.com/sg-tokyotoka.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC% …
行頭字下げ、句読点、はどちらかというと能率を重視した機能主義的な産物(ビジネス的)という捉え方がどうも背景にあるように思います。
No.9
- 回答日時:
「ね」がつくと、すこし会話に近い文章になるので、距離感が違ってきます。
微妙な差ですが、「ね」を使うほうが、親しみを感じやすい印象を与えます。
そんな印象を受けると、回答者側もより質問者の身になって、遠慮なく意見を言いやすくなります。
ですから、会話に近いやり取りのほうが良いと思う私も、「ね」をよく使います。
「ねえ」や「よ」などもよく使います。
日常会話のような調子で、答えを返したいときは。
「いささか失礼」とおっしゃる方だって、一行目から「こまかいところによくきがつきましたね。」と、「ね」つけていらっしゃいます。
この方の言葉を借りれば、質問者は生徒で、回答者は先生ということになってしまいます。
それは間違っていると、私は思いますが、その方は先生気分でいらっしゃるのかもしれません。
あまり気にされる必要はないかと思います。
No.8
- 回答日時:
それほど失礼なこととは思いませんが、字面だけでは
柔らかい「ね」か押し付けがましい「ね」かは判りません。
「句読点がついていないこと」が明白な事実ならば
「ね」は「○○ですよね!!」のように無理に同意を求めている
ようにとられる(解釈される)ことがあります。
また、ついていないことはリンク先を見なければ確認できないので
見ることを強要している、失礼な質問者だと感じる人もいると思います。
「質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。」の
一文がなければスルーするレベルでしょうが、
質問者様が真剣に質問しているからこそ「あえて苦言を呈した」のではないでしょうか。
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。「ね」にもいろいろあるのですね。大変よい「ね」を理解するきっかけとなりました。とても参考になりました。
No.7
- 回答日時:
>今日はいい天気ですね。
という時の「ね」は失礼だとは感じません。
>下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていませんね。
も、全体的に読んでみて、その文脈だったら、特に失礼とは感じませんでした。
でも、その文脈だと、「いません。」で終わってもきつい表現ではありません。普通の平叙文です。
「句点がついていませんね」は、場合によっては、「指摘している感じ」になります。
「先生が生徒に言うような」と感じた回答者は、指摘するニュアンスを感じたのかもしれません。
(私はそこまで思いませんでしたが)
すこし変えて、「句点がついていませんよね」だと、同意を求める感じが出ます。
「いい天気ですね」の「ね」も、同意を求める「ね」なのではないでしょうか。
でもご質問に挙げていらっしゃる文脈の場合は、
「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていません。でも、冒頭一文の文字の大きさと次の文字の大きさは同じです。」
という風で問題ありません。
難しいですよね、外国語って・・・。
No.5
- 回答日時:
もちろん感じ方や受け止め方は個人によって違うでしょうが、私は質問者の質問文の 「ね」 に違和感は覚えません。
質問文の全体が自然な日本語の文章になっており、私を含めた並の日本人の書く文章に比べて遜色のないものです。日本語を母国語としない方が、よくぞこれほどの日本語を書けるほどに上達されたものだと、むしろ舌を巻きます。
見事な日本語の文章ですが、母語が異なる人の書いた文章ということを意識して読めば、何となく日本人の書いた文章とは違う雰囲気のようなものがある。それはむしろ自然なことだと思います。とても微妙なものです。
「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていませんね」 という文に、私は全く違和感を覚えません。この 「ね」 は、相手に (つまり読者に) 同意を求める 「ね」 です。「そうですね?」 の 「ね」 なのですが、「ね」 には 「念を押す」 という働きもあります。相手に、「よく見て確認しなさい。わたしの言うことに間違いはないでしょう?」 という確認を迫る意味合いで使われることがあります。そちらの方の用法と取れば、少し 「押し付けがましい」 という感じを受ける人がいるかもしれません。
しかし私が質問の文章の全体から受ける印象は、押し付けがましい感じはなくて、素直な質問の文章としか感じられません。
ご親切に教えていただきありがとうございます。「ね」の不自然な理由はわかるようになりました。大変参考になりました。励ましていただきありがとうございます。がんばります。
No.4
- 回答日時:
>たとえば、「今日はいい天気ですね」は「今日はいい天気です」という断定的な表現より、人に意見を求めているような感じでやわらかいかと思います。
「~ね」を遣ってはいけない相手に対しては、「おかげさまで、本日は、良いお天気に恵まれました」と言い、挨拶に代えます。
>もし「ね」の感じが悪いなら、「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていないようです」に直させていただきます。改善後の文はどうなりましたか。
はっきり句点がないのですから、「句点がついていないようです」と推量(~よう)の形の文脈では不自然になります。「~改善後の文はどうなりましたか」も不自然で、「どのように改善するべきなのでしょうか?」となります。
>「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていいません」だけなら、多少きつい表現のように感じています。
句読点の付け方の原則を承知なら、明らかに、間違っているところを執拗に指摘するのは不自然なのです。誰が見たって明らかな間違いに対して、あれこれ言い募っては、貴方の質問自体が、サイトに対する何らかの悪意にとられます。
早速のご回答ありがとうございます。いろいろとても参考になりました。質問文の添削にも感謝いたします。せっかく添削してくださったのですが、添削されたあとの文は私の表したかった意味と少し違うような気がします。『「改善後の文はどうなりましたか」で表したかった意味は、自分で改善した「下記サイトの冒頭の一文でも句点がついていないようです」という文は、今回いかがでしょうか。自然な日本語文になっているでしょうか』です。元の文が下手すぎで申し訳ありません。
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