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アルケン(炭化水素)を燃焼反応させたら二酸化炭素と水だけでなく一酸化炭素が発生される場合ってどのような時ですか?
反応式に アルケン + 酸素 → 二酸化炭素 + 水 + 一酸化炭素 とかいてはいけないですか?
またその発生した一酸化炭素に酸素と燃焼させたら二酸化炭素が発生しますが、その二酸化炭素の合計の質量はアルケンで発生した二酸化炭素と一酸化炭素で発生した二酸化炭素の和ではないですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

燃やした時に何ができるかというのは簡単ではありません。


炭化水素を燃やせばC,H,Oの組み合わせで表されるいろんな化合物ができるでしょう。H2O,CO2,COだけではありません。完全燃焼という条件がなければできるものは決まりません。炎の中では不安定な中間物質もたくさんできます。空気を十分に供給して燃えているガスコンロやバーナの炎は青いですね。これは分子の断片が出している光です。

>反応式に アルケン + 酸素 → 二酸化炭素 + 水 + 一酸化炭素 とかいてはいけないですか?

反応式は何ができるかだけではなくて量の関係まで表しているものです。
かりにH2OとCO2,COの3種類の化合物しかできないとしても量の関係が決まらなければ反応式は決まりません。
CH4+2O2 → 2H2O+CO2  (1)CO2だけができるとした場合
CH4+(3/2)O2 → 2H2O+CO (2)COだけができるとした場合

(1)と(2)を任意の割合で混ぜ合わせた式
 n×(1)+m×(2)
でしか表すことができないのです。
たいていの場合はn>mですがm/nの値がいくらになるかは特定できないでしょう。
もし、「完全燃焼」という条件が明示されていないのであれば問題が不備であるということになります。

 2CO+O2 → 2CO2
という反応は単に混ぜるだけでは起こりません(これが起こるのであれば一酸化中毒など存在しません)。炎の外に出てしまったCOは周囲にいくらO2があってもCOのままです。CO2に変わることはできません。完全燃焼を実現させるためには装置や反応条件に特別の工夫が必要です。
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この回答へのお礼

なるほど!
ありがとうございます。

お礼日時:2014/02/09 19:39

>アルケン(炭化水素)を燃焼反応させたら二酸化炭素と水だけでなく一酸化炭素が発生される


>場合ってどのような時ですか?
酸素が少ないときです。

>反応式に アルケン + 酸素 → 二酸化炭素 + 水 + 一酸化炭素 とかいてはいけないですか?
いけません。
特別な条件が無い場合は燃焼とは酸素が十分にある状態を想定しています。
COはアルケンよりも酸化されやすいので、酸素が十分にある場合は発生せず(、
差Sんそが少ない場合でもCO2に比べるとずっと少ないです。

>その二酸化炭素の合計の質量はアルケンで発生した二酸化炭素と一酸化炭素で発生した
>二酸化炭素の和ではないですか
炭素の行方を考えるとそのようになります。
ただし、COの発生がわずかなのでこのような考え方は意味を持ちません。
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この回答へのお礼

わかりやすく教えてくださってありがとうございました。
納得しました!

お礼日時:2014/02/08 20:12

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