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遺跡から出土する砥石の年代は、どこで決まるのでしょうか?大きさや、形である程度解るものでしょうか?供ハン遺物で判断するものですか?

A 回答 (2件)

土器や石器には、原産地の特徴が有ります。


出土状況から、地層学に基づいて使用された年代が推定できます。
黒曜石などは、含有成分から産出地が特定できます。
砥石も、出土状況から使用年代が推定され、岩石成分から産出地の特定も可能で、特徴的な砥石は、広く普及した年代もほぼ確定されています。
出土例の少ない遺物は、地層学の知識から推定するしか有りませんが、関東ローム層などは詳細な地層区分がされており、火山灰土があれば火山が特定できますし、その火山の活動期もほぼ確定しています。
出土地の花粉から、年代の割り出しが可能な場合もあります。
火を使った痕跡があれば、炭化年代の特定も容易になります。
住居跡や工房跡など、多くの遺跡で既に年代が確定されています。
供ハン遺物は、有力な手掛かりになります。
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お見込みのとおりです。


大きさや形は使用頻度や使用者のクセで変わってしまいますので形状では年代は特定できません。
使用石材である程度の傾向がなくないですが、特定できる材料にはなりません。
お見込みのとおりで出土層位や供伴遺物で年代を特定します。
故に遺構外での出土や出土層位が不明だと年代も不明となります。
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