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宜しくお願いします。

少子高齢化で病人はふえるのに、なぜ病院は赤字なのでしょうか?

通常に考えれば、顧客が増えるのであるから、黒字になりそうなものです。
医師や看護師の給料が高いのでしょうか?
医療機器の整備にお金がかかるのでしょうか?

国や県からの補助もある中で、どうして病院は赤字になるのでしょうか?
診療報酬によって、疾患あたりの利益が減っていても、病院の来る回数が増えれば
儲かりそうなものです。

教えて頂ければと思います。

A 回答 (9件)

赤字になるというよりも、黒字の病院と赤字に病院の差が顕著になって淘汰されていくのだと思います。



では何故、病院が赤字になるのかですが、質問者様が仰っている少子高齢化が最大の原因でしょう。それに加えて、2年に1度改定される診療報酬が国の財政が厳しいために見合った上昇をしないという面もあります。
昔は薬価が高かったため、薬を出せば出すほど儲かりましたが、現在は診療報酬改定の度に薬価は引き下げられ、病院内に薬局を持たずに院外薬局が主流となりました。
検査なども同様です。検査をする必要があるのかないのか分からない検査でも、検査をすれば儲けになりましたが、検査を算定する条件が厳しくなり、検査の点数も引き下げられる状況です。

それでも老人が多くなって病人が増えるから儲かるのかと言えばそうではなく、病院が一番儲かるのは若い世代の患者が入院して、ベッド回転率を上げることです。これが一番点数が取れるのです。
老人の場合、入院料の点数が低い上、入院が長くなればなる程どんどん点数が下がっていきます。病院にとって老人が長く入院しているのが一番儲からないと言えます。だから、病院は老人を出来るだけ早く退院させたいのです。

また、病院に来る回数に付きましても、外来で取れる点数なんてたかだかしれています。病院の外来待合室が老人でいっぱいで儲かっているように見えても、それだけスタッフの数が必要になりますし、忙しいだけです。その外来の老人に入院してもらうよりも、若い人が外来から入院してもらうのが理想と言えるでしょう。
例えるなら、飲食店でランチ時にお客さんがいっぱいでも、ランチの利益率は低いですので忙しいだけ。そのお客さんがお酒も飲んでくれるディナーに来てくれてこそ儲かるのと同じようなものです。

ですから、体力のない中小病院は潰れていき、生き残るのは大病院だけという構図に進んでいくこと避けられないでしょうね。
従って、赤字になる原因は、少子高齢化にあるという結論となります。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/03/25 20:02

少子高齢化によって患者が増えるから収入が減るのです。



質問者様が仰っているように少子高齢化により診療報酬の引き下げなどが次々と行われました。
ここからは非常に単純な計算になります。

これまで、1日に100人の患者を診ていたところ、診療報酬が1割引き下げとなったとします。そうすると、収入は10%減ります。
110人の患者を診ても、前の収入よりも減ります。111人で、ようやく前よりもほんの少し増える、ということになります。

しかし、診療報酬が1割減ったからと、1割多くの患者を診ることができるでしょうか? 時間の制約などがあります。
診療報酬が1割減ったからと言って、診察時間を1割減らし、その分多くの患者を、というわけには行きません。もしそれで診察ミスなどがあったら病院にとって命取りになります。医療ミスなどに対する訴訟などが激増しているわけですし。

さらに、外来患者以上に問題になるのが入院患者です。
病院は、患者が増えたからと言って勝手に病床数を増やしたりすることは出来ません。病床数を増やすためには、役所などに届け出てそこから認可を貰わねばなりません。
勿論、認可されるためには、それだけの設備や人員などを確保する必要があります。そんなにフレキシブルに増減させることが出来ません。結果、仮に診療報酬が1割引き下げられても、入院患者数は同じにならざるを得ず、1割の収入源、ということにならざるを得ないわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/03/25 13:34

病院は黒字だ。

医療保険に守られて。
日本の医療制度が功を奏したため。
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赤字になれば、法人税を払わなくて済むからです。



上場会社は、自社株の株価維持のため、黒字にすることが必要です。

しかし、非上場会社(ほとんど全ての病院を含む)では、黒字にすることのメリットは何も有りません。
儲かっていそうな病院は、次々と病棟の建て増しや、高額な医療測定機器を導入します。
このように、資産が増えても、単年度で赤字になれば、法人税を払わなくて良いのが、我が国の税制です。

質問されている内容を超えますが、これこそが、我が国に於ける貧富の格差拡大の元凶だと思います。
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赤十字だからww

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厚生労働省の思惑だからです。



医療費抑制のため、診療報酬をどんどん下げて、病院がどんどん赤字になります。
そこで潰れて減少してくれればいいのですが、病院も潰れてはいけないと必死にあの手この手で収入を増やそうとがんばりますが限度があり赤字です。
いたちごっこです。
日本の医療費は異常に安いことをもっと国民は知るべきです。
本当は高齢者の自己負担を一律3割にすれば医療費は抑制されると思いますけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/03/25 20:01

医療法


第7条 病院を開設しようとするとき(中略)の許可を受けなければならない。
5 営利を目的として、病院、診療所又は助産所を開設しようとする者に対しては、前項の規定にかかわらず、第1項の許可を与えないことができる。

つまり、病院は営利を目的としてはならない=儲けてはならない
ということになっています。
民間の病院ならば、この「法律」が厳格に適用されることは
ありませんが、公立の病院が法律を破ることは許されません。
従って、根本から、赤字になるようにできているのです。

つまり、公立の病院が利益を出しそうになったら、
それは地域医療に還元するために、新たな設備投資に使うなど、
利益を還元しなければならないからですよ。
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公立の病院と開業医でも


経営状態は、違うと思います。

公立病院だと
同じ地域に、都道府県立と
その地域の市区町村立が、あったり
その地域の開業医との間で、
患者の奪い合いのようなことが起こっているのでは?

ある地域では(どこか忘れました)
県立と市立の病院を統合して、それぞれの
役割分担を区別して、赤字の解消に努力している所もあるようです。

公立病院は、その地域の拠点病院として
大規模災害時への対応の要素もあり
赤字でも、運営をしなければならない
ジレンマもあるのでは・・・。
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医師が高級とりだから、、、年に1500から、2000万円ももらえば十分でしょう、、、看護婦は300万くらいだからね。



疾病当たりの利益が減る、、、、どうして、病院にくる回数が増えるの、、、、治ればこなくなります。

高齢者は増えても、医療の丸めで、、、儲かりません。子供達は、、、減っている、、、。

自分たちは給料を下げたくない、、、、新しい診療キカイハホシイ。

ctとか、、一時は10億円とか言っていました、、、トクシュウカイなら、1-2オクデカエルラシイケドネ。

tppが入り、自由診療、、、、お金持ちから金が取れるようになると良いのでしょうけど、、、。

いずれ、アメリカみたいに、ホケンショノ確認が取れるまで、救急車動かない、時代も、遠くないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

高齢者など、よく社会的入院とか、軽症なのに病院にくるとか言われますが、
高齢者ほどムダに病院に繰るような気がします。それでも儲からないのでしょうか?

丸めとは何でしょうか?疾病あたりの単価が同じだと儲からなくなるのでしょうか?
機械も必要だから(患者が必要としている)買うのだと思うのですが、投資分を回収できないのでしょうか?

教えて頂ければと思います。

お礼日時:2014/03/04 19:08

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