No.1
- 回答日時:
学業だけ秀でていても他の部分が普通の子供レベルでしかないと、飛び級でやってきた子供の面倒を見る手間が増える。
基本的な事ですな、あと、勉強したければ自分ですればいい。学校のお勉強に付き合うかどうかは当人の資質に過ぎない。<勉強したければ自分ですればいい。学校のお勉強に付き合うかどうかは当人の資質に過ぎない。
これでは、教師の責任放棄です。
たんたんと課題の授業を進めてゆくだけの教師を、ますます増やすことになります。
解らない授業に「強制的に付き合わされる子供」を不幸と思いませんか。
早速のご意見、有難うございました。
No.2
- 回答日時:
一括管理とどっちが良いかという話はおいといて、進度別にする
と決めた場合でも、
1.先生の負担が増える。小学校のような担任制の場合、進度
の管理が難しい。中学以上の教科制の場合でも、進度間の移動
管理が大変。結果として補助教員を大幅に採用する必要がある。
2.先生の側に抵抗がある。そもそも現在の先生は「平等教育」を
受けてきたために、「平等こそ至高」という意識があり、進度に差を
付けることを是としない。
要は、現場の抵抗と予算不足という、よくある話に収束します。
授業にまったくついていけない生徒を抱えた教師の負担は、「進度間の移動
の管理」より、はるかにつらいものと思えます。
教室での勉強をあきらめた生徒の引き起こす「学級崩壊」は、一旦発生すれ
ば、手の施しようがないと聞いています。
その生徒は勿論、まわりの生徒も勉学の機会を失ってしまうことになり大きな
損失です。
能力別学級編成については、教師よりも保護者側に大きな抵抗が予想されま
す。
クラスを分けるのは抵抗が大きいと思われますが、数学、英語等の科目ごと
に能力別に授業をするのは可能ではないでしょうか。
ご意見有難うございました。
No.3
- 回答日時:
学校とは、勉強だけをする場所ではない為です
学校とは、集団生活を初めとし、様々な事を体験し
将来社会に出て役立つ知識を身に着ける場所でもあります
例えば、飛び級をしたとします
勉強はついてこれたとしても、周りとのコミュニケーションが取れず
(所謂、ジェネレーションギャップ)
結果として、頭でっかちで応用力の無い大人の出来上がりです
とどのつまり、頭の成長はしても、心の成長は出来ないと言う事です
勉強だけを考えるのであれば、塾なりなんなり学校以外の所で
すれば良いだけの事ではないでしょうか?
<例えば、飛び級をしたとします
勉強はついてこれたとしても、周りとのコミュニケーションが取れず
結果として、頭でっかちで応用力の無い大人の出来上がりです
少々、飛躍があるのではないでしょうか。
「飛び級が、コミュニケーションが取れない頭でっかちの大人を作る」
とは、すぐには言えないと思います。現在の教育でもコミュニケーショ
ンが出来ない子供たちがたくさん出てきております。
今の一律押し付けの教育課程が、落ちこぼれの子供たちを生み出し、教
師も学業の進行のみで手一杯となり、子供とのコミュニケーションが出
来ていないのが実情ではないでしょうか。
ご意見有難うございました。
No.4
- 回答日時:
”日本の義務教育では、なぜ認められていないのでしょうか?”
↑
日本が母性社会だからです。
母性社会では、能力の有無程度によって扱いに差を設ける
ことは躊躇されます。
出来る子も、出来ない子も同じに扱う、というのが集団主義
をとる母性社会日本です。
これに対して、能力によって区別することを当然と考える
欧米は父性社会だと言われています。
”能力別学級編成や飛び級は、ダメなのでしょうか??”
↑
日本のようにアインシュタインもベートーベンも同じ
教育をする、というのが良いか悪いかは難しい
問題です。
欧米などは、能力のある人間が大衆を引っ張っていく、という
社会です。
日本以外の国はほとんどがそうじゃないですかね。
つまりトップダウンの国です。
これに対して日本はボトムアップの国です。
下で色々議論してそれを上に上げて運営していく
という国です。
能力別学級は、日本社会を欧米を含む外国のようにしてしまう
可能性があります。
つまり、日本は大衆の力によってここまでやってきた
国ですが、それをつぶす危険があるわけです。
それに今更欧米の真似をしても、所詮は二流の欧米人に
なるだけです。
日本は日本独自の道を進むのがよいと思います。
尚、途上国はどこも高等教育に力を入れてきましたし、今でも
力を入れています。
しかし、日本は違います。
明治維新になって、日本が力を入れたのは初等教育です。
そのお陰で、日本人の大人の学力は世界一です。
途上国がいつまでも途上国である理由を考えるべきです。
※
経済協力開発機構(OECD)は2013年 10月8日、
16~65歳を対象に初めて実施した「国際成人力調査(PIAAC)」の結果を公表した。
日本は「読解力」と「数的思考力」の平均得点が、参加した24の国と地域のうちトップ。
20の国と地域が参加した「情報技術(IT)を活用した問題解決能力」は、
基準の得点を超えた割合が35%で10位だった。
成人力調査は、大人が社会生活を送る上で必要な能力や学力を測るもので、
基礎的な問題が中心。
文部科学省は「基礎を重視してきた戦後日本教育に加え、企業の人材育成の成果も
出たのではないか」と分析している。
試験の対象は一般人からアトランダムに選ばれ、日本は特に普通の主婦の
点数が高かった。
仰るとおり、「日本は母性社会のやさしい国」です。
競争を初めから「避ける」傾向があります。すべて「平等」「競争は悪」。
「能力の差」、「努力の有無」による「結果の格差」すらも、認めたくない社会
です。
「アインシュタインにもベートベンにも同じ教育」は、生徒の平均点を上げること
は、出来るかもしれませんが、社会を力強く強く引っ張ってゆくリーダは育ちませ
ん。グローバル化した現代世界では、従来の日本の「大衆の力、ボトムアップ」で
は、そのうち立ち行かなくなります。これからはリーダが必要とされています。
OECDの成人力調査の結果は、日本人として誇らしく思いました。日本の教育
制度の貢献も大きいと思いますが、日本人が持っている資質のすばらしさによる
ところが大きいのではと思っています。
ご意見有難うございました。
No.5
- 回答日時:
数年前まで「ゆとり教育」ということが盛んに叫ばれ、実施されていたことから想像できると思いますが、日本の公教育は「底辺に合わせる」という発想が根底にあります。
学習塾であれば入塾テストでクラス分けをしていますし、そもそも入試は点数で輪切りするのが基本です。ですので、学校で能力別学級編成を行うことには、何の問題もないように思われます。実際に「能力別」「習熟度別」は、公立の学校でも始っています。ただ、教師の人数が単純計算で二倍必要ですので、教師の工夫や努力だけではできない部分もあるのです。決して負担軽減にはなりません。これも単純計算ですが、能力別の教材が二種類必要になるからです。また学校によっては必ずしも教室の数が十分にあるとは限りません。
「飛び級」や逆に「留年」も、その子のためになる制度だと思います。成績がそれに該当する場合は、教師が伝えた上で、最終判断を本人と保護者に任せれば可能だと思います。この制度が実現するためには、学校というより、社会全体に「飛び級」「留年」を許容する世論が必要です。生徒の人数の変化に対応できるだけの、教師の確保も課題です。
ご意見に全面的に賛同いたします。
教師の数が2倍必要であれば、2倍にし、教材が2種類必要であれば2種類
用意すれば良いのです。
子供は国の宝です。少子化が進む中、一人の落ちこぼれの生徒も出してはいけ
ません。また能力がありながらその力を発揮できない生徒をだしては、大きな
損失です。
ご意見有難うございました。
No.6
- 回答日時:
飛び級は、制度としては認められています。
また、大学の高二からの進学は、十年以上前から実施されています。
あまり多くはありませんが、理系学科で、いくつかの大学が実施し、実績も挙げています。
広がらないのは、たぶん、高校生の質のためです。
東京大学すら、学生の質の低下になやんで、再来年から推薦入試の実施を決定しました。
テストの点が取れる人はそれなりに集まっても、相応の資質のある人が集まらなくて困っているとのこと。
慶応大学も、人が集まらなくて、、、受験者数という意味ではなく質の意味で、、、入学金を廃止して、貧しい人にも来てもらおうと検討しているようです。
上位数%の高校生が行く大学でこんな有り様なので、普及しないようです。
むしろ、中学の留年または放校が、文科省の諮問機関では検討をされたのは最近です。
確かに、今の課程だと、バブルの頃のように、中学生のみ七八割が授業についていけなくなると思うので、こちらの方が現実味があるかと。
<飛び級は、制度としては認められています。
制度として認められているとは、知りませんでした。
高校から大学への飛び級だけでなく、高校学年間での飛び級 および義務教育の
中学にも是非、制度として導入してもらいたいものです。
そうすれば、大学生の学力のアップ、質の向上につながるかも知れません。
ご教示有難うございました。
No.7
- 回答日時:
質問者様はアメリカのシステムを例にお考えだと思います。
アメリカには飛び級もある変わりに学校に着いていけない子は切り捨てられます。
切り捨てられた子供の代表はエジソンです。伝記に書いてありましたがそのエジソンの可能性を信じた人物は元教師だった母親だけでした。今でも同じように切り捨てられている子供は沢山います。
最近ではふざけて銃で撃つマネをしただけ出校停止になったそうです。
天才は学校で勉強しなくてもどこでも勉強できます。ネットも通信教育もあるのだから勉強する気になればどこででも勉強できます。
飛び級を認めるなら落第も認めることになります。落第した子供の多くは不登校になっているのがアメリカの学校だと思います。
エジソンは、他の子供以上に一杯疑問を持ち、その疑問に画一的な授業を
する教師には、応えられなかったのではないでしょうか?
母親といういわゆる「飛び級」で、初めてその「天才」が開花したものと
思います。
今の日本の画一的学級編成では、エジソンは それこそ「落ちこぼれ」の
学校嫌いの子供で終わっていたかも知れません。
ご意見有難うございました。
No.8
- 回答日時:
>一人の落ちこぼれの生徒も出してはいけません
とありますが、残留は落ちこぼれそのものですし、飛び級は逆の意味の落ちこぼれです。成績がよけれは゛、同年代の子供たちとの、子供らしい社会生活を奪われるのですから…。しかしいずれにしても、本人にとってどの道を選ぶのが幸せなのかは、個別にじっくり考えねばなりません。
私は「底辺に合わせる」という皮肉的な言葉づかいをしましたが、「落ちこぼれを出した」と批判されることを過度に恐れた結果だと思うのです。「落ちこぼれ」を少なくすることは、学校の責務ですが、なくすことは不可能だと思いますし、なくす必要はないと思ってまいす。
私の「飛び級にも残留にも賛成」という言葉は、このように読み取ってください。
「落ちこぼれ」を出さない為に、能力別学級編成が必要と思っています。
義務教育は、すべての子供たちに、社会で最低必要な知識と物の考え方を習得
させる場所であると思いますが、いまの年次別画一的カリキュラムでは、いわ
ゆる「落ちこぼれ」の子供が ある割合で必然的に出てきてしまいます。
「落ちこぼれ」を無くすことは出来ないにしても、減らすことは出来ます。
ご意見有難うございました。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
私は飛び級は小学校から大学まですべてで認めるべきだと思います。
現在は高校2年から大学に行けるようになったと記憶していますが、それを利用している人は少ないでしょう。政府は2020年までに生徒全員にタブレットを渡し、電子教科書で個に応じた学習をさせると言っています。通常の教科書に比べ電子教科書だと、融通がききますから、できる生徒にはどんどん先まで勉強できるし、できない生徒にもそれなりに丁寧に指導できるようになると期待しています。そうなると、飛び級にしないとうまくいかなくなるような気がします。
日本は画一的な教育で、落ちこぼれを特別扱いせず、落ちこぼれたまま卒業させてしまいます。ドイツの例だと、若干の学習障害のある生徒は特別学校に通わせ特別な教育を受けさせます。少人数制で、親はむしろ好んでその子にとって恵まれた環境である特別学校に通わせようとします。もちろん、飛び級もあります。
世界の研究者を見ても、ノーベル賞級の人は飛び級の制度の恩恵を受けています。是非、日本も導入すべきだと思います。
仰られるとおり
<<日本は画一的な教育で、落ちこぼれを特別扱いせず、落ちこぼれたまま卒業させてしまいます
これが、その子供にとって、本当によいことなのかどうか真剣に議論すべきことだと思います。
日本社会の。行き過ぎた平等、いわゆる「平等至上主義」が、逆に偏見を助長しているのでは
ないかと思っています。
「授業についていけない」=「頭が悪い」=「社会の落伍者」
この偏見が、能力別クラス編成を、すぐに「差別」に結びつけ、反対される原因とも思います。
実社会はいい悪いはともかく、能力主義、実力主義です。
学校での「平等一辺倒」で育った子供が、社会に出た瞬間に、初めて能力主義に向かい会うの
も、つらいことではと思っています。
ドイツ、イギリスではかなりの低学年からその能力に応じて、進路の選択を迫られるとも言い
ます。日本では考えられない制度です
タブレット端末の導入で授業の進め方も、仰る通り大きく変わりそうですね。
これをきっかけとして、教育制度の変革を期待します。
ご意見有難うございました。
No.10
- 回答日時:
義務教育は、教科学習だけを教える場ではありません。
貴方の見方が根本的に誤っています。「教科学習だけが義務教育ではない」。仰るとおりです。
他の回答者の方からも、同様の指摘を頂きましたが、授業が全く
理解できない子供を、強制的に机に縛りつけて置いてよいのでし
ょうか?これが義務教育とは、思えません。
義務教育の名を借りたその子供への人権侵害です。
進度差が出やすい数学、英語等に限って「能力別学級編成」もダメ
なのでしょうか?
私は、やはり根本的に間違っている?
誰か教えてください。
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