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音楽制作におけるPCのオーディオインターフェイスについてです。

過去にTASCAMのUS-428、EDIROL UA-30を使用したことがあります。
いずれもUSB接続のものですが、
どちらもブツブツとノイズが乗って使い物になりませんでした。
その頃のネットのフォーラムでは「USBのAUDIO I/Fに手を出すな」が通説で、
私もそれ以降はFire Wireのもの一択で使用してきました。

しかし最近、買い替えを考え出して市場を見ると、USB接続のものが圧倒的に主流で、
FWはその規格そのものが絶えている状態です。

音楽制作におけるオーディオインターフェイスは、
USBのもので何ら問題ないのが現状なのでしょうか?
選び方、使い方のコツ、留意点などありましたらお教え下さい。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

US-428、UA-30とも使ったことはありませんが、「USB接続だからダメ」という経験はありません。

どういう状況でのノイズなのかが問題ですが、可能性としては、

(1) レイテンシー(サンプル数)を詰め過ぎで処理が追いついていない
(2) ソフトシンセなどの「重い」処理が割り込んでいる
(3) チップセットとの相性
(4) セキュリティソフトなどのバックグラウンドプロセス

といったところだと思います。

USB1.1かUSB2.0かは、全く関係がありません。デバイス側がUSB1.1なら、USB1.1のホストはもちろん、USB2.0やUSB3.0のホストに繋いでもUSB1.1として動作します。「USB1.1デバイスをUSB1.1ホストに繋いで帯域不足」ということはあり得ず、「USB1.1デバイスをUSB2.0ホストに繋いだから帯域に余裕ができる」ということもあり得ません。

もちろん、USB2.0デバイスをUSB1.1ホストに繋ぐとUSB1.1に制限されるので、その場合は正常に使用できません。

FireWireの方が良いと言われたのは、専用コントローラを使うのでバスを切り分けられたからです。USBにも色々ありますが、一部の方式(と言ってもIntelが提唱してVIAが乗ったのでシェアは大きい)では制御をCPUに丸投げしていたので、マウスなどの処理が割り込んだだけでプチプチと音が切れるトラブルがありました。FIreWireだと、そういう問題がなかった訳です。

(余談ですが、USB2.0の「理論上の」帯域は最大で480Mbps、FireFire400は最大400Mbpsでしたが、「実効値」では明らかにFireWireの方が有利でした。理論値だけ見比べてどちらが有利か議論しても、意味がありません。)

USB2.0以降、そういった「同じUSBなのに実態が違う」という問題は解消されていますが、USB1.1で動作する場合は依然として同じです。もっとも、当時に比べるとCPUの能力が飛躍的に上がっているので、少々の割込みでプチプチ切れることはないはずです。

現時点では、主流はUSB2.0でしょう。安定性で定評があるのはRMEです。汎用のUSBコントローラを使わずFPGAで構成しているので、いわゆる「相性」が出にくいことで有名です。最新OSへの対応も早く、古い製品向けのファームウェアやドライバも長く提供されているので、音質に満足できるなら非常に良いメーカーです。

MacがFireWireポートをなくした(実際にはThundeboltから簡単に変換できるので、完全に切り捨てられた訳ではない)ので、FIreWireのオーディオI/Fは今後、新製品が出てくる可能性は低いでしょう。今後に不安はありますが、USBと違って気合いの入った製品が多いので、今のうちに1つ確保しておこうか迷っています。

今後のトレンドとしては、AppleがIntelと組んでいることもあって、Thundebolt規格のI/Fが増えてくるでしょう(実際、徐々に出てきています)。一方で、長距離伝送が必要な分野(PAなど)では、Ethernetを利用したものが増えています(規格争いがあって困りますが)。

個人レベルだと、USB2.0でも192kHz/24bitの10in/10outくらいは造作ないので、当分はこれで定着するでしょう。USB1.1だと48kHz24bitの2in/2outくらいが限界なので、音楽制作用としては消えて行くでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私のUSB Audio I/Fへの不信感が、
もう13年ほども前の経験に基づくものなので、
今では隔世の差があるかとは思いますが、
やはりCPUが非力だったことと、私の知識不足だったのかなと思います。
当時は自分なりに色々と調べて、
割り込み処理の優先順位を操作したり、
不要な機能は停止させたりと、色々やったんですが…
「PCにあまり色々やらせない」ということは、
DAWに限らず習慣にしていました。
動画編集とかもやってたので。

USB接続のI/Fをとりあえず一つ買ってみようかと思います。
信頼できそうなものを。
音が好みかはまた別の問題ですが…

>USB2.0でも192kHz/24bitの10in/10outくらいは造作ない

将来的にマルチ録音の予定もあるので、これは嬉しい情報でした。
そこまで高解像度での録音は必要ないので、
もっと増やせそうですね。
もちろんテストしてから使いますが…

色々と詳しく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2014/04/22 08:59

私は以前、M-AUDIO TRANSIT USB(USB1.1)を使っていましたが、これでノイズが乗る問題はなかったですね。

プチノイズが乗る最大の原因は、オーディオIF側の問題ではなくて送り出し側のPCが遅いせいでは?

PCが遅いというのは、CPUが遅いとかではなくて、特にサンプリング系音源でサンプル読み出しが追い付かない(=HDDが遅い)のが一番ありがちなパターンだと思います。HDDを複数積んで、サンプルをOSとは物理的に別ドライブに入れろと言われるのも、OSのディスクアクセスにサンプル読み出しを邪魔されないようにするためのテクなのであって。これをやらないと、i7の最高グレードを奢ったPCであろうが、HDDが1台だけではサンプリング系音源をまともに鳴らすのは難しいはず。山ほどメモリを積めば耐えられるかも知れないけど。

IEEE1394だと問題になりにくかったのは、おそらくチップセット標準の機能ではないから、もっと言うと別チップをわざわざ積んでいたから、HDDやUSBみたいな標準I/Oとサウンドのアクセスが分離され、それによってお互いに待たなくても同時に動けるため、プチノイズ耐性が上がった…という結果じゃないですか?それに最近のPCだと昔に比べてUSBのポート数が多いし、USB3.0みたいな高速の規格が出てきているから、チップセットの内部でもHDDから離れた別系統の接続にされている可能性もあるでしょう。となると、ポートが複数あった場合に「こっちのポートではいけるのに、こっちに移すとダメ」ってパターンもあり得そうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私のUSB AUDIO I/Fへの不信感は、
ずいぶん古い経験に基づくものです。
たぶん13年ほど前のことです。
サンプラーもシンセもハードを使っており、
PC(or MAC)をMTRとして使えないかと模索していた頃です。
今となっては記憶もあいまいですが、
FWはUSBと違ってCPUに依存しないから云々…はありました。

ここまで皆さんが問題なく使われているということは、
レイテンシーの部分など、私の理解が足りなかったのではないかと思い始めています。

職場で日常的にDAWを使用していますが、
AUDIO I/Fは買ってもらえないので、ASIO4ALLで使用しています。
まずはここにUSBのものを自腹で買ってみようかと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/22 08:48

オーディオインターフェイス「だけ」だから駄目なんでしょう?w


ONKYO、ROLANDとかから選んで外れだったという声を
殆ど耳にしたことは無いが・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「だけ」ってどういうことでしょう?
ASIOとかその辺考えろってことですか?
PCのスペック? USBコントローラーとの相性?

なお、ローランドでちゃんと動作してるのを、
自分&知人で見たことないんですよ。
みんな、それなりに知識を持って、
音楽や音を仕事にしているような方たちです。
ネットで良いレビューとかみると「ホントに?」と思ってしまうほどに。
レイテンシーとか無視すればいけるんですが…
「たまたま」なんでしょうね、きっと。

お礼日時:2014/04/20 12:03

TASCAMのUS-428ってASIOで使われました?


私は現在もCubaseLEで使用していますが、全くノイズは出ないですよ、当時のPCだとUSB1.1とUSB2の混在だったと思います、USB1.1は10Mbps、USB2は480Mbpsですから、USB1.1では情報量的にさすがに苦しいですので、接続ポートの問題ではないでしょうか?
ファイヤーワイヤーは100Mbps、200Mbps、400Mbps、最近では3.2Gbpsもありますが、USB3の5Gbpsと比べると見劣りします。
現在DAW-SonerX3StudioにUSBDAC(192KHz/32Bit、ASIO非対応)+ザイリンクスDSP(64Bitデジタル・シグナル・プロセッサ、USB2、ASIO2)でレイテンシー5msでPCはPhenomIIX6-1055TOC@3.1GHz、16GB、Windows7 64Bitで使っていますが全く問題ないです、映像に合わせて編集しているせいか、ASIO2でなくWASAPIだとさらに高速なCPUでないとプツプツ音が時々出ます。
使用状況、設定状況や、音源量や、VSTなどもろもろの条件でかなり変わると思われるので、できればハイエンドPCに16GB位のメモリは必要だと思います。
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この回答へのお礼

US-428は、もちろんASIOで使用していましたが、
当時はUSB2.0はまだありませんでした。
もちろんBUSの速度は大いに関係してくるとは思いますが、
428はUSB1の機器だったと思うので、それをUSB2ポートに挿してもUSB1速度で動くのでは?
このへん、私の理解が足りないでしょうか?
今のUSB2&USB3が当たり前の環境で使用すれば、
同じ428でも結果は変わりますでしょうか?

ちなみに私はPhenomIIX6 1100Tですが、RAMが8GBなのでどうだろう…

参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 12:03

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