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ある本でロケットの推進器としてイオンエンジンやプラズマロケットを使っていましたが両方とも推力は地球上で紙一枚の重さとゆうことでしたが、なぜそんなに小さな推進力のエンジンを作るのでしょうか。又、ある場所(他の太陽系など)に行くとしたら加速時間と同じだけ減速時間が必要なのであまりに効率が悪すぎると思うのですが、なぜそんなエンジンを使うのでしょうか(イオンエンジンは太陽観測機で使っているらしい)。
カテゴリーが分からなかったのでここで質問します。
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

スケールが大きすぎてわからないものの典型ですね。


イオンエンジンやプラズマロケットといったものは、絶対的な推進力は小さいのですが、その代わりに「極めて効率がよい」のです。

はるかな遠距離を旅する場合、従来のエンジンでは長期間の噴射は出来ないので、数分から数十分(長くても数時間)の噴射で加速し、あとは惰性で一定の速度で進みます。

対して、ご質問のエンジンは推力は弱いのですが、効率(燃費)が非常に良いため、何ヶ月とか何年間という長期間の噴射が可能です。加速は非常にゆっくりですが、長大な加速時間のため、最終的には従来型のロケットよりも高速になります。
隣の太陽系へ行くとしたら、何十年何百年とかかる長旅になるので、従来型よりもはるかに高速&経済的なのです。

姿勢制御に使われるのは、推力がその程度しか出せないのもありますが、搭載燃料が少量でよいので、機体を軽くできるからです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
数年間稼動し続けるロケットエンジンッてちょっとスゴイ。
燃料は往復分搭載しけければならないから少量でいいのは大きい利点ですね。
宇宙にガソリンスタンドは無いからどこかで補給出来ないし・・・。
将来的にはもっと大出力で低燃費のエンジンが出来るかもしれないですね。

お礼日時:2004/05/17 10:25

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