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私自身は、死刑に関して消極的容認派で、日本やシンガポールの様な高度な法治国家において、死刑を存置することで、高度な平和や安全を実現している場合、死刑制度を廃止しバランスを変えることは、むしろ多大な危険を伴うと考えています。
みなさんは どう思いますか?

A 回答 (6件)

死刑制度については、犯罪の抑止力と人道上の問題しか議論されませんが、被害者の報復を國が成り変わってやると言う側面があるような気がします。

イスラム法で言う目には目をです。中世には、正当な報復は合法でした。日本でも江戸時代には敵討ちという殺人が合法だったのです。明治になって近代法治主義を取り入れたとき、いかなる理由があろうと個人的殺人は禁止せざるを得ませんでした。その代わり、加害者に対する報復は國が代行することで被害者感情とバランスをとったのです。いわば代行敵討ちです。この側面を無視して、人道上の理由だけで死刑をなくすのは、人間感情と相容れず、合理的とは言えません。必ずどこかで社会的歪みが生まれます。死刑制度のない國がえてして犯罪率が高いのは、抑止力の問題だけではなさそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>被害者の報復を國が成り変わってやると言う側面があるような気がします。
建前上は国家による復讐という側面を否定しているはずですけどね。

>日本でも江戸時代には敵討ちという殺人が合法だったのです。
仇討というのは 第1の目的が復讐心を満たすものではなかったそうです。
もっとも、仇討とは返り討ちも覚悟で戦い臨むことなんですが、現代の日本人にそんな潔さと度胸のある人がどれだけいるでしょうかね?
それに、日本では殺人事件のうち、加害者が死刑になるのは ほんの1~2%止まりですから、死刑がどれほど遺族の慰撫になっているかも疑問です。むしろ、死刑にならない 98~99%の場合に 遺族たちがフラストレーッションを感じるかもしれません。

>必ずどこかで社会的歪みが生まれます。
宅間守や加藤智大は社会的歪みの産物でしょう。
特に 宅間守は 法廷で遺族に向かって
“おい、くそガキの親!
おまえらのガキの8人分の命は
ワシ一人を殺して終わりの程度の価値やったんやぞ!
エエ学校に行かせて偉そうにしとったから死んだんや!
ガキどもが死んだ原因はおまえらあるんや!
せいぜい一生反省せいよ!
あの世でもおまえらの子供しばき倒したるからな!
あははははは!あははは!こらおもろい!”
と捨て台詞を吐き、遺族たちの感情を逆撫でしました。
まあ、宅間は死刑にするしかなかっただろうけど、遺族たちは宅間の思い通りになって
却って悔しい思いをしたことと思います。

お礼日時:2014/05/06 06:54

質問者様と同じく私も消極的容認派です。

 どうしても人権派のいう
国家による死刑は憲法違反だから廃止すべしだとか、加害者にも人権
があるなどの言葉には違和感を感じてしまいます。

例えば先進国で死刑制度があるのは日本だけで米国も州によっては
死刑を廃止しているなどと言う人がいますが、何でも欧米のするほうが
良いと考えるのは、それこそ思考停止というものでしょう。
文化の基本がまるで違う国の法を一律に考えるのは危険だと思うので
す。

米国には根強い自分の身は自分で守るという文化があります。
加害者が被害者の反撃によって傷つけられることや死ぬケースも存在
していますし、死刑の件数は減っても逮捕時に警官に射殺された件数
はどうなのかとも考えてしまいます。
もし、死刑を廃止するのなら一般人も自身で身を守れるように、正当防衛
と認める範囲を拡げると同時に、警官の逮捕時の銃の使用を現在のような
厳格すぎる規制を緩和していただきたい。
高所得者、高納税者の個人の銃の所持を認めるとかね。

さて、死刑廃止派は死刑存置派の「被害者遺族の気持ちはどうなる。」だ
とか「終身刑で生かし続けるなんて、そんな奴のために税の無駄だ。」と
言う言葉に真摯に答えないのが両者の溝をより深めています。
「量刑は復讐心を満たすためじゃない」とか「死刑執行まで平均何十年と
かかっているのだから今と変らない」とかの反論に納得なんか出来ません。

ただ、何が何でも死刑は存置なんだと言うのも、思考停止と廃止派に言わ
れかねないので、もし死刑を廃止するとしたら、どのようなものなら存置派は
納得するかというものを考えてみました。

まず最高刑である死刑を廃止するのではなく終身刑を先に規定する。
無期懲役は廃止して有期刑の上限を撤廃。(現在は懲役50年の判例あり)
そして終身刑を受けて服役する刑務所を他国にアウトソーシングする。
一人に付きなるべく安く同時に何名まで可能かで契約、一国で賄えないなら
数カ国に分ける。
はっきりいってブラジル刑務所に服役するなど死刑にも勝る地獄だと思われま
す。 
その模様を時々テレビなどで刑務所やお茶の間で流せば被害者の溜飲
も下がるし、犯罪抑止にもなるのではないでしょうか。
刑務所のアウトソーシングが可能かどうかは知りませんが、可能なら色々な
問題が解決しそうです。
これならば一般的な殺人罪を犯した者を死刑ではなく終身刑でも納得すると
いうものです。 毎日、生き地獄だけど死刑のない人権国家。
万が一、脱走してもその国で処理してもらえば良いだけ。

よくよく考えたら死刑判決だけしておいて何年も執行せず拘置所にいる者は
懲役のような労務もせずにのうのうと上申書や再審請求を書いて気楽に
生きているのです。

あ、重犯罪者は終身刑に移行するのに何故に死刑は廃止しないかと言いますと
「外患誘致罪」という法定刑が死刑のみという法が存在するからです。
他国と内通して武力行使を誘発させるという国家に対する裏切り行為には死刑
以外は存在しません。

案外、死刑廃止論者ってのは死刑廃止とともに、この「「外患誘致罪」を有名
無実にしたいだけなんじゃないのって私は思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>文化の基本がまるで違う国の法を一律に考えるのは危険だと思うので
す。
死刑に限ったことではありませんが、日本は中国やロシアとは違って、欧米諸国を敵に回してまでも
自国の理念を貫けるほど強い国ではありませんからね。
捕鯨問題だって、日本を見ていると情けないです。



消極的容認派と言っても、私とは考えが違うようですね。(笑)
例えば、日本で 誰か殺したい人がいるとして、ブラジル人に仕事を依頼して そのブラジル人をブラジルに帰国させると、日本には死刑制度があるおかげで、犯人引き渡し条約がないので、そのブラジル人は本国に帰って 逮捕されるとなく のうのうと暮らせます。

お礼日時:2014/05/06 07:17

私は積極的容認派ですね。



詐欺などという知能犯、計画犯には厳罰が効果的
であることが確認されています。
死刑にすればオレオレ詐欺など激減します。

汚職もそうです。
発覚した政治家に下される刑罰は、いつも執行猶予
です。
これでは汚職は無くなりません。


”死刑制度を廃止しバランスを変えることは、むしろ多大な危険を伴うと考えています。”
    ↑
ハイ、その通りだと思います。
英仏カナダなど、死刑を廃止した国では
殺人罪が激増しています。
これが死刑廃止と因果関係があるか、
科学的検証は難しいですが、
私は、死刑には抑止力があると思っています。
死刑反対の福島瑞穂‎氏も、死刑の抑止力に
ついては認めています。

抑止力があるのに死刑を廃止する、ということは
市民の命よりも、殺人犯の命を優先する、という
ことです。
これはどうにも許せません。
死刑を廃止し、それで殺人が増えたら、どう
責任をとるつもりでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>死刑にすればオレオレ詐欺など激減します。
hekiyuさんには釈迦に説法だと思いますが、それでは量刑のバランスが崩れてしまって、こっちの方が弊害が大きいのでは?

>私は、死刑には抑止力があると思っています。
どうでしょう? 死刑に抑止力があるのなら、年間 3万人近くも 死刑と似た方法で自殺する人なんかいないと思いますけどね。だいたい、死刑になるような殺人は 自殺する度胸もない 死に損ないの人間が犯しますからね。

>死刑を廃止し、それで殺人が増えたら、どう
責任をとるつもりでしょうか。
宅間守や加藤智大のような人間が現れたら どう責任を取るんでしょうか?

お礼日時:2014/05/06 08:00

意見を問われたので書いたまでです。

貴殿と議論をする気はありませんが、

>建前上は国家による復讐という側面を否定しているはずですけどね。

国家による復讐とは言っていません。被害者感情の救済という意味です。法治国家は復讐を否定などしていません。殺人を禁じているだけです。

>仇討というのは 第1の目的が復讐心を満たすものではなかったそうです。

個人による殺人について例を挙げただけです。本来は恨みによる殺人、つまり復讐です。法で禁じるまでは殺人は犯罪ではありませんでした。日常茶飯事に行われていました。それでは復讐が復讐を呼び、社会が乱れるので、権力者が法律を作ったのです。仇討ちも最初は復讐でした。それが横行すると秩序が保てないので、ある程度枠をはめるために、江戸幕府が武家諸法度のような法律を作ったのです。それで本来復讐であるべき仇討ちが形式化されただけです。法律の悪い例です。

>>必ずどこかで社会的歪みが生まれます。
>宅間守や加藤智大は社会的歪みの産物でしょう。

そう言う議論ではなかったはずです。死刑をどう思うかの話です。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>被害者感情の救済という意味です。
結局、聞こえのいい言葉に言い換えただけですよね。しかし、死刑がどれほど被害者感情の救済に役立っているかは疑問です。池田小事件で宅間守は 法廷で遺族に向かって
“おい、くそガキの親!
おまえらのガキの8人分の命は
ワシ一人を殺して終わりの程度の価値やったんやぞ!
エエ学校に行かせて偉そうにしとったから死んだんや!
ガキどもが死んだ原因はおまえらあるんや!
せいぜい一生反省せいよ!
あの世でもおまえらの子供しばき倒したるからな!
あははははは!あははは!こらおもろい!”
と言ったそうですが、宅間の思う壺になって、遺族は却って虚しさと敗北感と屈辱感を感じたんじゃないでしょうかね?


>そう言う議論ではなかったはずです。死刑をどう思うかの話です。
いや、この二人の出現によって、死刑制度の意義に大きな疑問を投げかけた点では無視できないでしょう。

お礼日時:2014/05/06 18:36

>日本やシンガポールの様な高度な法治国家



シンガポールがどうかは知りませんが、日本が「高度な法治国家」なんて、聞いてあきれます。

いわゆる「踏み字事件」なんて、まともな法治国家では絶対にあり得ないこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E5%B8%83% …
こんなのが、21世紀になってもやっているんですから、ビックリです。

それに、日本では取り調べで「弁護人」を付けないなんて当たり前。
「何も、やましいことが無ければ、必要ないはず」ですからね。
そして、密室なので当然何をやっても許され、調書のねつ造なんて今以ても現在進行形ですから、笑っちゃいます。

それにあの「PC遠隔操作」も、最後の人も何か手続きのミスで保釈されたかのように言われていますが、結局「誤認逮捕」であったのは明白ですからね。
(それがバレたくないから「手続きミスで保釈」って、法治国家のすることですかね?)

まぁ、それはさておき、死刑制度ですが、これも日本人の考えていることなど低レベルで
死刑容認派は、「血税がもったいない」
死刑否定派は、「えん罪があるから」
ぐらいの理由でしか考えられないので、もっと深く考える必要がある、ことぐらいしか言えません。

まずは、日本は法治国家として恥ずかしくないことをすべきです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>それにあの「PC遠隔操作」も、最後の人も何か手続きのミスで保釈されたかのように言われていますが、結局「誤認逮捕」であったのは明白ですからね。
片山氏が保釈の時に、堺徹が特別抗告の権限がないのに特別抗告をしたという馬鹿丸出しでした。
検事なら警察官と違い、法律のプロだろが、恥ずかしくないのかね。

お礼日時:2014/05/06 15:30

no5の回答者様に全く同感です。



日本は完全な暗黒司法国家ですよ。

ヤクザとの癒着、取り調べでの暴力、可視化を阻む検察、駐日大使の恫喝に判決を曲げた最高裁長官、警察のさじ加減がまかり通る法律、相次ぐ冤罪事件。。。
このような恥ずべき司法制度を持つ日本のような低レベルの国が、死刑制度など持っていいはずがありません。

そして、日本で死刑制度を廃止して危険が増えようがそんなことはどうでもいいことです。

日本人がまともな司法制度を作れなかった以上は、死刑制度廃止による危険の増大(そんなものがあるかどうか疑わしいですが)は日本人が負うべき責任です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

日本はこれだけ司法の信頼がないのに、大半の人は死刑賛成派ですからね。
まあ、積極的容認派の人が冤罪で死刑になれば、本望でしょうね。

お礼日時:2014/05/06 15:34

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