プロが教えるわが家の防犯対策術!

真珠湾攻撃は(少なくとも当時は)大成功と認識されていましたが、僕には拭いきれない疑問があります。

なぜ攻撃隊は工廠や石油タンクまでは攻撃せず引き揚げてしまったのですか?それをちゃんとやってれば、戦果はもっと大きく、勝てた戦争だったかもしれないと思います。

A 回答 (9件)

結局戦争の大成はミッドウェー等の空母戦で決してますので真珠湾のドックにある程度の損害を与えてもしょうがないですよ。


また石油タンク破壊したところで米軍はハワイに必要量のタンカーを回航してしまえばそれで終わりですので、ヨーロッパ戦線に送れるタンカーや対英支援物資は減少するでしょうが、太平洋艦隊の行動は史実とほとんどかわらないでしょう。
日本海軍だってトラックなど各地の泊地にタンカーを置いてそこを拠点に活動していたのです。
米軍にできないわけはありません。

なお反復攻撃を行わなかった一番の理由は燃料切れです。
空母が敵性海域で行動するときは全力で走りまわります。敵潜水艦と敵空母に捕捉されないためです。
ですが船は速度を倍にすると燃料は4倍消費します。(二乗)
真珠湾攻撃では敵の攻撃圏外と思われるエリアから攻撃前にタンカーの補給をうけて、さらに攻撃後に補給をうけて撤退しました。(なお一番燃費のいい蒼龍・飛龍はウェーク島攻略に向かう)
このとき陽炎型駆逐艦が空母の護衛についているわけですが、駆逐艦が一昼夜走りまわれば燃料はからになってしまいます。もともと太平洋を越えて空母に随伴するつもりで駆逐艦なんて作られてません(あたりまえですが。)
当時の乗組員は水も満足に飲ませてもらえなかったと話していますしあれ以上の反復攻撃は不可能でしょう。
再度真珠湾を攻撃してもそのあと日本まで帰ってこないといけません。敵空母がかけつけて全力で戦闘中に燃料切れを起こしては洒落になりません。

次には再攻撃の目標が無いです。石油タンクや工廠などいくら壊しても時間さえあればどうとでも対処できます。
残った巡洋艦等は生きてる船はすでに港を逃げ出しています。
最前線なら石油タンク等を潰す意義も大きいでしょうが敵地の奥地でリスクを冒して狙う価値はないですよ。

第3には第1の理由と若干かぶりますが敵空母と潜水艦の行動を把握できていない点です。
空母はともかくこいつらの攻撃が怖いです。第一撃で大戦果をあげたとはいえ敵の鯛空母戦力は健在なのです。(どこにいるか、いるかどうかもわからないですけど)
こいつらの攻撃を受けるリスクにさらなる波状攻撃をかける戦果が見合わないですよ。

何をやっても勝てる戦争ではないですが、真珠湾攻撃でそこまでの大打撃を与えるには敵空母を叩くしかなく、攻撃をかけた時点で空母がいなかった時点である意味空振りなんですよ。未練引きずってもリスクが増えるばかりですし空母を打ち漏らしている以上敵の反撃におびえるのが当然です。


なお当時は世界各地の石油タンクの地下化が進んでいたので、本丸たるハワイの石油タンクが地上にあるわけがない、地上にあるのは遺物かダミーだと思っていたらしいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、ご意見は参考になりました。

お礼日時:2014/05/19 18:34

 最初から勝てる戦争ではありません。

強ち「真珠湾の奇襲」で戦闘としてある程度の成果を収めたものの、それ以後の戦略も戦術も何もありませんから。
 ただ単に戦域を拡大しそして戦力もない上に石油・石炭そして金属の蓄えもありませんから、既に白旗を挙げた状態です。
    • good
    • 0

1.弾がない


 一連の攻撃が終わった段階では、800kgの大型爆弾はほぼ底をついていました。残るは少数の250kg通常爆弾と60kg通常爆弾です。後は零戦の20mm機関砲弾。これだけでは工廠等の重要施設に大きな被害が与えられるはずもありません。

2.タンクは空のはず
 日本側の事前情報では、タンクの中の石油は地下タンクに移されていて空と見られていたようです。実際には違ったようですが。

3.機動部隊は無傷で持ち帰れという厳命
 期待しうる戦果は僅少、損害増加は明白、何よりも場合によっては虎の子の機動部隊が攻撃を受ける可能性がある、という状況です。何より空母に傷をつけずに持ち帰ってね、という命令ですから、攻撃を打ち切って撤収したのはあながち間違った判断とはいえないと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、分かりました。

お礼日時:2014/05/19 18:28

文意が反対になっていたので訂正します。



戦犯で処刑された人以外の(つまり処刑されなかった)、日本人・朝鮮人は戦争目的を達成した。天皇も、日本人を大量虐殺したカーチスルメイに勲章を与えた。

集団キチガイ民族ですから何やっても失敗します。中央政府の縮小と国家公務員の粛清以外にないのです。
    • good
    • 0

役人仕事です。



安倍晋三の成長戦略も同じ。
アベノミクスは成功したという話になっているぞ。そうなのか。

帝国陸海軍も自衛隊も、国民を犠牲にすることしか出来ない共産軍と同じです。

アメリカが勝ったのは、アメリカの男は男になるために志願して戦ったのです。アメリカ人は役人に命令されたら玉砕でも増税でも従うというアニマルではない。
日本人は何のために戦ったのか?日本人は何のために増税に従うのか?
キチガイだからです。
ですから日本肯定主義=キチガイ集団音頭は、悪質な成りすまし保守とも相性がいいのです。
目的は自分の社会的立場を悪くしたくないだけの畜生なのです。戦犯で処刑されなかった人ら以外は戦争目的を達成できたと思います。嘘つきキチガイなんです。勝てるわけがない。
    • good
    • 0

ついでにもう少し攻めるべきだったという意見は当時もあったようです。


それには、帰還しだい、燃料と弾薬を補充し再出撃という手しかなかったので、さすがに危険だったと反論されてそれまで。

奇襲ですから、一撃を加えたら、あとは速やかに帰還しかない。
時間をかけたら、敵側も反撃するし。。
飛行機につめる燃料も爆弾の量も限りがありますから、その場で追加攻撃は物理的に不可能。

真珠湾でもっと戦果を上げたとしても、大勢に影響なし。
当時の山本元帥は、アメリカ相手に戦争するなら、数ヶ月は圧勝してみせる。しかし、それ以上続くと兵站(弾薬、燃料、食料の補給)が続かないと説明したそうです。
 その優勢な時期に、判断ミスをしたのか、止めるに止められなかったのか。

戦争の形が、開戦時の戦力で決まる昔の戦争のではなく、戦争中に新兵器の投入などで戦力が変化する近代戦ですから、緒戦の勝敗は、ほとんど意味がない。
    • good
    • 0

まー、米軍の反撃が三か月ぐらい伸びる程度で、戦局には


大差ない。オアフ島占領なら、まだしも。

それに、工廠やタンクには、
二度の空襲終了後の残存艦載機では、十分な戦果は期待できない。
大和以下多数の戦艦を連れて艦砲射撃、
さらに放火特殊陸戦隊を編成、上陸させなければ、
燃料の大半の艦艇用重油を、タンク内で発火させれない。

それこそ、山本長官が大和に乗り、ハワイに行き、
中国と講和、内地北方南方から、艦艇と
多数の基地要員かきあつめなければ、できないことです。

※中国仏印から撤退、「アメリカは、真珠湾の艦隊を欧州と大西洋に送り、存分に戦ってください。
太平洋の安全は、おまかせください。」
と言った方よかったですね\(^^;)...

zzzzzzzzzzzzzzzzzzz
    • good
    • 0

工廠や石油タンクを攻撃していれば、アメリカに勝てたんかい。



疑問の方向性が根本的に間違ってるだろ。

あの戦争において、その後、何十年にもわたり現在に至るまで、日本がどのような立場におかれているかを考えなさい。
    • good
    • 0

兵力差をまともに考えれば、蟻と象の違いです。


あれを大成功と報じなければならないほど現状認識が甘い。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!