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字のバランスということはよく言われますが、墨の配置を独楽に見立てて、回したと想定した時の重心の位置のようなものは考えられるでしょうか。

A 回答 (2件)

ある・・・と言ってしまうと、誤った捉え方をしてしまうかもしれません。



文字は「文章」として見る事が多いと思いますが、文章というのは全体のバランスで見なければならないものだと思います。つまり、一つ一つの文字が比重バランスが偏っていることは問題ではなく、全体で美しくバランスが整っていることが重要です。一枚の紙に描かれた絵画と同じで、人は「文章」全体から見るのですから。

現に、美しい「書」というのは、文字1つ1つの左右の比重の安定感が意識されている訳ではありません。視覚的に「美しい」ものというのは、バランスの偏りがある(左右対称なんかの方がむしろ特別)ものが殆どだからです。
「美」というものは、様々な相反する要素が絡み合い響きあうことです。

勿論、一文字の書であれば、それ単独で「バランス」が考慮されなければなりません。
ただしその「バランス」の意味は、必ずしも「独楽の重心を感じるようなバランス」とは限らないと思います。前にも述べたように、比重バランスに偏りがある「美」というものが存在するからです。

特に、古くから日本の美術では、構図に偏りを持たせた書画などが当たり前にありますね。当時の西洋ではかなり新鮮で革新的に受け取られ、多くの芸術家が影響を受けたようです。それ以降は西洋美術においてもそういった美意識は当たり前になっていますけどね。
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この回答へのお礼

まずは一字一字のバランスかと思っていました。全体から見なければいけないということですね。勉強してみます。ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/03 08:44

参考程度に・・



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この回答へのお礼

ご教示感謝いたします。早速拝見します。

お礼日時:2014/06/03 08:45

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