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質問させてもらいます。

ぬるいコップに冷たいビールを注いだら、泡が出ますが、これってなぜ起きるのでしょうか?
化学の観点から教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (1件)

ビールには二酸化炭素が溶け込んでいます。


一般に気体は温度が低いほど液体中によく溶けるので、暖められると
溶けていることが出来なくなります。ビールや炭酸水を注いだグラス
を見ると、その壁面などで泡が大きくなっていくのが判ると思います。

温度以外でも、かき混ぜたり、グラスの壁面の汚れや傷により
泡が出来てきます。シャンパングラスの底には、きれいに泡ができる
ようにわざと傷をつけてあるそうです。

また、ビールには麦芽やホップの成分や、酵母によって作られた成分
が溶けています。これらの中には界面活性能をもつものがあり、生じた
泡を安定に保ちます。極端にいえば、炭酸水+セッケンみたいな
感じです。炭酸水はこういう成分を含んでいないので、ビールのような
持続する泡は生じません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
溶解度積による現象だったんですね。
また、グラスの話等大変興味深いです。

わかりやすい解説ありがとうございました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2014/06/05 14:21

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