「平成」を感じるもの

神戸の大学2回生です。

次の問題がわからないので教えて頂きたいです。


次の状況はビールの需要曲線をシフトさせる原因であるというが、誤っているものがある。1つ選びなさい。
1.ビールの代替品(例えば発泡酒)の価格の上昇。
2.ビールに対する人々の好みが変化した。
3.ビール会社が大規模な広告をした。
4.ビールの価格が低下した。


1と4は個人的にあっていると思うのですが…..

わかる方、お願いいたします!

A 回答 (2件)

ある財(たとえばビール)の需要関数を


q=D(p,α)            (*)
と書くとする。ただし、qはビールの需要量、pはビールの価格、αはビールの需要に影響するビール価格以外の要因、D(・,・)は需要関数。需要曲線とはこの関数をpを縦軸に、qを横軸にとって描いたグラフだ。その場合、その他の要因αを一定とおく。αは「他の事情」とも呼ばれ、要するに、需要曲線とは「他の事情」を一定としたときの、需要関数のp-q平面のグラフだ(ただし、pは縦軸に、qを横軸にとることを忘れずに)。「他の事情」であるαには、消費者の嗜好・選好に影響を与える要因、消費者の所得、他財の価格(とくにビールの代替財・補完財等の価格)等が含まれる。この定式化からわかるように、pが変化すると、qは需要曲線上を移動するだけだが、他の事情αが変化すると、(*)で示されるpとqの関係全体が変化することがわかるでしょう。これが「需要曲線のシフト」です。pが変化しても、qは(*)によって変化する(需要曲線上を動く)だけで、pとqとの関係(関数)は影響を受けないことがわかるでしょう。
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間違いは4です。

あとは正しい!
要するに、需要曲線上の動き(需要量の変化という)と需要曲線そのもののシフト(需要の変化)の違い。#4は需要曲線上を下方に移動するだけで、需要曲線自体は動かない(シフトしない)。
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