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あるベストセラーの経営分析の本に、在庫が増えると、BSを見たら分かるように、借入金が増えるとありました。

しかし、在庫が増えても、利益が出て
在庫が増えた分よりも利益剰余金が増えていれば、借入金は増えないと思うのですが、僕の考えは間違っていますか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (11件中1~10件)

NO8です。


「もしかして質問者さんも#8の人も、BSの動きを瞬間瞬間で見てませんか?」とのお言葉があり、「もしかして」とお断りがついてますが、もしかしなくても、BSは「その時点での瞬間を表示してるもの」ではないでしょうか。
その上で、前期、前前期、前前前期との比較をすることがBSの動きを見ることなのではないでしょうか。
「いや、実は私が見てるBSは目の前で計数が動く」と言うことですか?まさか、そうではないでしょう。

在庫が増えてる状態の第4期BSがあり、第5期では借金(広義の負債で良い)が増えてる動きが出る。
「やはり在庫が増えるということは、借入金の増加につながるな」と実際に理解するわけです。

BSは瞬間を切り取って表示してるものなのですから、それに動きをつけるとしたら、連続した期を比較して、いわばアニメーションのように見るしかないのでは?
逆に単一期の期末BSを瞬間でなく見ることができるというならそれをお教えいただきたいです。
浅学非才な私にこの場で披露してくださったら、質問者様はお怒りになることはなく、かえって「それは知りたいところだ」と言われる気がします。
期首と期末を比べるというのは,なしです。

「もしかして質問者様は、、」と言われるのは、質問者様は質問時に覚悟されてることでしょうから良いでしょうが、NO8回答者である私まで巻き込んで欲しくないのですが。

ところで、経済学を習得した友人がいまして、曰く
「経済学ってのは、言ったもの勝ちという処がある。」そうです。
私は経済学は教養科目でかじっただけなのでその言葉の真意は不明ですが、実は経営分析というものこそ「言ったもの勝ち」理論ではないかと思うこと、しばしばです。

ベストセラーの著者は、学問としての経営分析への足がかりとして「わかりやすく言うと、こうだ」という表現をされてる気がします。円周率は3、14以下延々と続くのですが、それを円周率は3だとして円の面積の求め方の説明をした者に「お前、おかしいこと言い出すなよ」と突っ込みたくなるのは、精密性を求める方でしょう。
「ま、ま、言いたいことだけわかってくれると、ありがたいので、、」という表現のような気がします。
というような「素人相手に書いてる本だから、あまりわぁわぁ言わんでくれ」というスタンスなのでしょうが、それでもベストセラーになったりすれば、言ったもの勝ちの世界での勝者になりえます。
「あの著者がこう述べている」として、経営分析の結果の権威付けが可能だということです。

前回既述ですが、「借入金が増加したかどうか」は、進行期開始時のBSと終了時のBSを見比べれば分かることです。
しかし借入金が増加した理由が「在庫が増えたから」では、必ずしもないことは説明不要なところです。
それでも「在庫が増えると、借入金が増加する」と言い切るのは、よほど特殊な場合を除いては、在庫の増の原因は売れない→売上の減少→資金が不足する→借入金でまかなうという流れがあり、そのような流れがあることを原理原則として経営分析という分野が成り立つということだと理解してます。

中小企業の多くは「在庫が多いといけない?経営分析でそう言ってる?売れないから在庫が増えてんだからさ。あったり前のことを、これは学問ですなどとレッテルを貼って持ち出して威張らなくてもいいよ。思ってるように売れないから困ってるんだからさ。だから借金して固定費や給与をはらってるの!!」が本音なのではないでしょうか。

「在庫が増えてるから借入金が増加してます」というのは、ある意味では「後出しジャンケン」なのです。
負けない!
だって事実としてそうなってるのですから。
借入金が増加してない現実のBSがあるならば「特殊ですね」と言い、違う分析をすれば格好がつくのです。
後出しジャンケンですから、何を言ってもいいんです。「これがよかった」「これが悪かった」と言っても、負けません。
とにかく後出しジャンケンだからです。経営分析なんてのは、要は後出しジャンケンの仕方なのです(言い過ぎか)。

経営分析なんてのは、そんなずるい奴なのですよ。
儲かってる会社は経営分析すれば、良い分析結果しかでません。儲かってるからです。
儲かってない会社は経営分析すれば、悪い分析結果しかでません。儲かってないからです。

「そんなことまで言わなくても」とお叱りを受ける覚悟で申しますと「経営分析などは、頭が悪い経営者に、お前じゃダメだから交代しろという時に示す通知表」です。


そんなことは社長が一番肌身で知ってるのです。
しかし、肌身でわからない「アホ」が社長をしてる時に、経営分析した結果を見せて引導を渡すわけです。
儲かってる会社だったら、経営分析だへったくれだという前に「いかに税金を減らすか」の本を読むでしょう。

なお、つっこまれる前に、上記の儲かってる会社は「健全な経営をしてるので、順調に利益が上がっていて、資金も十分にある会社」という意味で使用してます。
儲かっているのに現金がなくて借金が増えてるという会社も存在しますので、このような会社は入れないで。
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>製造業を前提にしていません。

但し製造業でもあり得るとは思っています。
なるほど。

>割合は少ないかもしれませんが、在庫が増えている状況は、必ず売れ残りだとは限らないと思います。売上が伸びている商材を、通常より多く仕入れた場合です。

それはそうですね。もしくは、これから売り上げが伸びそうだから在庫を積み増す(12月24日のクリスマスケーキみたいに)なんてのもあります。私の回答で、これらを否定した記述はなかった…と思うのですが。

>売上が伸びているので、現金が増え、また仕入れる、さらに多く売れる、さらに多く仕入れる。売掛、買掛を介しても、一瞬が、1ヶ月や2ヶ月になるだけで流れは同じです。この場合、利益剰余金を増やしながら、在庫も現金も増えていくはずです。

もう少し検証してみましょうか?簡単にするために仕入も売上も現金商売、全部外注(経費は仕入れ代金だけ)、原価率80%とします。
売上が普段月100万円で、在庫が50万(0.5か月分)の会社が手元だけで在庫を倍にするのに、売上がいくら必要ですか?
250万必要です。(売上250万だと、利益が50万)
でも、250万を売るためには200万分の仕入をしなくちゃいけません。その仕入れのお金、どこから持ってくるんですか?現金商売でも売れるまではお金は入ってきません。仕入だけ後払い?仮にそうだとしても、頼んですぐ入荷する商品ってそんなにないですよ。
さらに言うなら、頼んですぐ入荷する商品なら、在庫なんて初めからたくさん持っておく必要ありませんよね?在庫を増やす必要性が前提と矛盾してるのでは(在庫の回転を上げるんじゃなくて、在庫を増やす、という話ですから)?…と考えていくと、やっぱりあまり現実的じゃないと思うのです。

あと、最初から気になっているのですが、「利益剰余金」=現金じゃないです。(最初にも書いたのですが)会計上の利益と、現金の増減を同一視しているようなコメントが散見されるので。
上記のようなケースでなくて掛売だったら、売れた時点で増えるのは売掛金です(長期的には現金になる、と書かれていますが、回収するころにはさらに売掛金は増えているはずですよ。だって、「売り上げが増えているから在庫を増やす」って設定でしたよね?勘定あって銭足らず、って言葉があるくらいです)。

>在庫が増えた時に、何が起こっているのかを把握しないと、とんでもない判断をする危険があると思います。

元の本の趣旨って、「会計初心者(営業マンとか)に基本的な財務諸表の見方を示す」ことじゃないんですか?だとしたら、「在庫が増えた会社があったらまずは用心しろ」ってのは間違ってるわけではないです。#3にある通り、在庫が増えていれば通常財務指標は悪くなるんですから。例外を言い出したら、初心者向けの本になりません。
#売り上げはそこそこあるのに資金繰りで悩んでいる工場で仕掛部品を入れる箱に「借金箱」って書かせた…というのをものの本で読んだことありますが、それを読んで「売れてるからその金で買えばいいんだから、その表記は間違いだ」という人がいたら、多分本質を理解してないって思います。小学校で円周率が3.14だ、って言ってるのを見て「いや、もっと先があるだろう」ってしたり顔で突っ込んでいるようなもの。


>会計の書類や指標は難しそうで、印刷されているだけで、何か凄いことが書いてあるように錯覚させてしまう所があると思います。

いやそれ会計だけの話じゃないですよ。自分の知らない分野の話ってたいていそうなりがち。最近はやりのナントカ細胞騒動とかだってその一種だと思いますが。

>本当に理解するには相当な読解や訓練を積まないといけないですね。

失礼ながら、在庫云々の話であれば、一連の私が書いているような話はまだ初級に毛が生えたレベルだと思います。少なくとも仕訳の概念を理解すれば、「利益剰余金」を連呼するようなことはあり得ませんし、「利益が出る」と「在庫が増える」がそれこそ一足飛びになることもないかと思います。

この回答への補足

 こんばんは。詳しくご解説ありがとうございます。これからもっと色々と勉強していきたいと思います。

 利益剰余金は利益剰余金以外の何物でもないと思っています。現金と同じと思っていると思われているようですが、BSの借方科目と貸方科目なのに同じと勘違いする事ってあり得ますか?その辺りは大丈夫です。

 経営分析の本を上辺で読まずに、その実際の取り引きをよく確かめて、これからも勉強したいと思います。ご解説、参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

補足日時:2014/06/17 23:29
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もしかして質問者さんも#8の人も、BSの動きを瞬間瞬間で見てませんか?


BSの動きをみるのであれば、何年も先ではないにしても、1か月とか1年程度の単位での動きをまとめてみて考えるものだと思います。(もちろん手元資金とか、個別には日々見ないといけない部分はあるのですが)

また、「初心者向けの説明」ならば、詳細の説明は省いて、一般論として書くのはむしろ当たり前です。入門段階の人に個別の例外まで説明していたら、聞く方が混乱してしまうのは必定ですから。
※そこで「どこを省くか」が説明者の腕の見せ所ですし、まあミスリードにも繋がるのですが。

質問者さんは
・製造業で
・売上は現金でもらう
・だけど製造にかかわる経費は後払い
・売れなくて結果的に在庫が増えたのじゃなくて、積極策に出て在庫を増やした時
というのを想像しているようなので(正直上3つを満たすケースが浮かばない…小売ならそこそこ該当しそうですが)、それに合わせて書きますが、

1 まず、在庫を増やすということは、その分原材料を仕入れたり人を残業させたりしなければいけません。その分のコスト(支払ではない)は発注した時点で発生しますが、まだ払っていないのでBS上は「未払金」とか「買掛金」という科目で出ます。
…この2つ、銀行から借りたわけじゃないにせよいわば「借金」(債務)です。「借入金とは違うじゃないか!といわれそうですが、そこは初心者向けに説明するのをはしょったのではないかと推測します。

2で、増やした在庫は設例ではまだ売れていない(じゃなきゃ在庫は増えないはず)わけですから、現金回収も掛け売りも関係ありません。仮に1で未払いだった費用の支払期日が来ていたとしても、この時点で在庫を増やした分はお金になっていないわけですから、支払うためには手元の資金をやりくりして捻出するか、外から借りてきて支払うしかないのです。

3.なお、「在庫」といってもおそらく「商品在庫」だけではなく「原材料」や「仕掛品(製造過程のもの)」を含んでいるでしょうから、在庫を増やした途端すぐ現金化できる、というわけじゃありません。また、その企業の考え方で、コストをかけても在庫を増やすことが長期的に利益につながると考えてあえて在庫を持つこともあります(コンビニは品切れをすることで客が長期的に来なくなる方が怖いとかんがえるので、店頭在庫が多い)。

4ちなみに、この時点では直接的に業績がどうなるかはまるでわかりません。しいて言えば銀行からの借り入れがあれば利息が増えるかな、という程度。でも財務体質は悪くなっています。(手元資金が減るか、将来払うべき債務が増えるかになっている一方で、売れていない以上「将来受けとるべき債権」は増えていないから)。もし思惑通り在庫増が売上に繋がってくれれば、業績は今までよりよくなるし、今までと同じにしか売れなければ(利子増とか固定費減とかを別にすれば)今まで並みの業績にはなります。
※この部分を理解するには、基礎的な簿記の知識がいるかもしれませんけど。

少なくとも、質問自体にあった、「利益剰余金」なんてものが出てくる余地はないのです。
業績が悪くなった会社が借り入れを増やすのはよくある話ですが、それと上のケースは別の話です。

BSの話をBS内で(初心者向けに簡便化して)完結させるのであれば、在庫を増やす場合
1借方項目内の構成を変える(現預金で支払い、その分在庫が増える)
2借方側の在庫を増やした分、貸方側の負債を増やす(借入でも買掛金でも中身はご随意に)
のどちらかです。
※純資産は営業活動の結果増えるので、在庫を増やす代わりに利益を増やす、ってのは因果関係がおかしい。持っていた株が値上がりしたのをBSに反映させた結果利益が増えた、とかでなければ営業活動の結果利益が出るので、その時は「手元に資金が残った(これも減価償却とかいろいろあるので正確ではない)」分が利益になるので、在庫が増えた分利益が出た、なんてことはふつうないです。売上代金を原材料でもらうなら別ですが。
つまり、利益で増えた現預金を元手に在庫を増やすのだから、1になります。

おそらく、その本の筆者は「在庫を増やすと会社のBSは悪化する」というのを言いたくて、簡便にまとめたのでしょう。

この回答への補足

こんばんは。詳しくありがとうございます。
まず、製造業を前提にしていません。但し製造業でもあり得るとは思っています。
それと、割合は少ないかもしれませんが、在庫が増えている状況は、必ず売れ残りだとは限らないと思います。売上が伸びている商材を、通常より多く仕入れた場合です。
売上が伸びているので、現金が増え、また仕入れる、さらに多く売れる、さらに多く仕入れる。売掛、買掛を介しても、一瞬が、1ヶ月や2ヶ月になるだけで流れは同じです。この場合、利益剰余金を増やしながら、在庫も現金も増えていくはずです。
珍しい例を出して、屁理屈を言いたいのではなくて、こういう場合は、在庫が増えても借入金は増えないという理解でいいですよね?
と確認したかったのです。本を見て上辺のセオリーで分かつた気になっていた自分が恥ずかしくなり、確認の質問です。

在庫が増えた時に、何が起こっているのかを把握しないと、とんでもない判断をする危険があると思います。
会計の書類や指標は難しそうで、印刷されているだけで、何か凄いことが書いてあるように錯覚させてしまう所があると思います。本当に理解するには相当な読解や訓練を積まないといけないですね。

お答え、参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

補足日時:2014/06/16 20:50
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「在庫が増えると借入金が増える」


そんな馬鹿な話はありません。

在庫が増え続けていても、企業が金融機関に借入金の申し出をし融資を受けてなければ借入金は増えません。
私もあなた同様に「なんで?実際に借金をしてなかったら、借入金は増えないじゃん。BSを見たら分かるようにって説明してるけど、それがわからん」と思う一人です。

前期末に借入金が1億の企業があるとします。棚卸額が4千万円でした。
進行期末の棚卸額が4、500万円だったとします。
では、貸借対照表の借入金が1億500万円かというとそうではないです。
進行期に一度も金融機関から借入してないのに、貸借対照表にて500万円の借入金が増加していたら大変です。

冒頭の言葉は「在庫が増える」→利益率が下がってる→儲けが少ない→金がない→どうする?→借金すべぇ。
という企業の数年間の流れを述べてるのでしょう。
ここで、販売見込み量以上の仕入れをしてるので、売上は増加してるが、在庫も増えてるという企業も考えるべきです。
「売れ筋なので、どんどん仕入れろ!!」という戦略のため、在庫が増え続けるわけです。
あまり利口なやり方だとは思えませんが(在庫管理には思った以上に金がかかる)、在庫特殊管理を用いてる紙業ではありえる話ですし、「買い占め」という用語もでてきます。これは特殊な例だとして、一般的には「在庫の増は、企業の利益を食う」という事にしたほうが話は分かりやすいです。

実際には在庫が増え続けてる企業は、資金繰りがきつくなるので、借入金にて補填することになろうかと思います。
あるいは、借金ではなく、租税滞納などの負債の増になるかもしれません。

この回答への補足

その通りだと思います。

「 在庫の増加は利益を食う 」

いい解説だと思います!!

会計の勉強をしながら、その本を何度も読んでいて、

初めは「 在庫増=借入増 」を単にすごい話だと鵜呑みにしていました。

経営分析の解説は、初心者にとっては途中の理窟はなくても、なるほどーと何だか分かったような気にさせられてしまいます。

(今は、その本の上手いところだと思います。初心者相手だからわざとそういう文にしているのか、あとは自分で勉強しなさいとのことなのかもしれません)
 そんなトラップも越えて、経営分析を本当に理解してちゃんと使えるようになりたいです。

 今回のご解答も、とても参考になりました。

 ありがとうございました。

補足日時:2014/06/15 22:54
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>多くの場合では、というのは理解出来るのですが、理屈として僕の解釈に誤りがないかを確認したかったのです。

その意味で間違っていますか?
可能性がゼロとは言いませんが、一般的には屁理屈と言われる程度には現実的ではありません。

>仮にある企画が当たって、急に売上が伸び出した場合、且つ現金売上の商売だった場合、今月に入って急に売れまくってるから、どんどん作らなきゃ、となります。一日の売上が倍になったら、品切れを起こさない為に倍の在庫を用意します。その月の月末で貸借対照表を見たら、現金は減ってないけど在庫はいつもの倍ある事になります。この様に急に売上が上がって、当面続きそうな場合は、売れて在庫も増えます。

一般的には製造業で現金売上ってそんなにありませんし、いきなり在庫を倍にできるような製造能力の余裕もありません。機械に能力の余裕があったとしても、増産のために人を雇い、原材料を仕入れるにはそれなりにお金が掛かります。仮に原価率が50%以上なら前に売った代金だけでは在庫を倍にするだけのコストはまかなえないのです。ましてや設備投資なんかしたら手元資金では無理。

>予想に反して売れ残ってしまった場合は、製品を作るための支出で、その分、現預金が減っている。もしくは貸方の買掛金か支払い手形などの負債が増えている。そして、これが続くと事業遂行に当たって、資金がショートする。この時、資産を置き換えるとは、手形の裏書き譲渡のことでしょうか。
申し訳ありませんが、こちらに関してはつっこみどころが多すぎます。
とりあえず、売れ残ったから現金が減るのではなくて、在庫を増やすための支出をした段階で現金が減ります(前提としてバランスを膨らまさないといった以上、現金取りひきを想定しています)。

この回答への補足

 多くの製造業では現実的ではないという事ですね。
しかし注文さえすればすぐにでも在庫が増える業種はいくらでもあると思われます。現金売上もそういう業種もあろうかとおもわれます。

 在庫の増加=借入の増加は、多くの業界では定説なのは理解できます。

 でも、初心者向けの本に、途中の説明がなく、在庫の増加 =借入の増加 と書かれているから、僕の様に疑問に思う人が出てくるのだと思いました。

 本当は「 業績が悪かったら、借入金が増える 」ですよね。

 そして、多くの場合、在庫が増えた結果、借入金が増える事になる。ということかなとおもいました。

補足日時:2014/06/15 22:39
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AN-3です。

補足に対して

お説の通りです。
利益が出るって事は BS上 その増えた分が 財産の方に 溜まるわけですから、それは、何でも良い。

だから、在庫であろうが、現金でもいいし 土地でも良いし・・・・ってこと。それはあくまで 理屈。(合ってます)

しかし、読まれた本は、実務書とするなら、利益の無い状態で在庫が増えるなら、その原資、借り入れしかないって、事じゃないですか? それが、大半の現実だから
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この回答へのお礼

ありがとうございました。納得できました!
読んだのは、初心者向け(会社の社員全員に分かっていて欲しい的にな)だったので、途中の理屈が抜けていることに違和感を感じてました。実務では、定説すぎるセオリーなんでしょうね。

もっと勉強していきます!
ありがとうございました!^_^

お礼日時:2014/06/15 16:56

もう少し追加すると、在庫を増やすのにバランスシートの規模を膨らませない(外部から資金を調達しない)なら、借方側の資産のどれかを在庫に置き換えることになります。

この場合貸方は動かさないのですから、利益剰余金があろうとなかろうと極端にいえば関係なく、「在庫に置き換えても会社運営に支障がない資産があるかどうか」の問題です。
で、普通は手元資金を減らして在庫を増やす(大抵は予想以上に在庫が膨らんだ結果在庫が現金化出来ない)パターンになり、運転資金として借入が増えるという流れになります。

この回答への補足

バランスシートを膨らませないために、業務を行うことがあるのでしょうか?

予想に反して売れ残ってしまった場合は、製品を作るための支出で、その分、現預金が減っている。もしくは貸方の買掛金か支払い手形などの負債が増えている。そして、これが続くと事業遂行に当たって、資金がショートする。この時、資産を置き換えるとは、手形の裏書き譲渡のことでしょうか。
BSの考え方で僕に誤解がありますか?

補足日時:2014/06/15 18:11
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残念ながら間違いです。


在庫を持っているということは、その時点ではまだ売れていないということです。
それだけ資金を圧迫するため、一般的には借入で賄うことになります。
「いや、手元資金が溜まってればそれでまかなえる」というかもしれませんが、そう言った会社は多くはありませんし、教科書的にはその場合株主に「そんな余剰資金持つなら配当しろ」と言われることになるので、完全無借金というのは本来合理的ではないのです。(資本コストは借入コストより高いから)
なお、利益余剰金=現預金ではありません。

この回答への補足

多くの場合では、というのは理解出来るのですが、理屈として僕の解釈に誤りがないかを確認したかったのです。その意味で間違っていますか?
利益剰余金が、現金に回っているとは限らない、売り掛けや手形の場合が相当多いだろう事は想像していました。あえて、自分の解釈に間違いがないかご質問しました。

仮にある企画が当たって、急に売上が伸び出した場合、且つ現金売上の商売だった場合、今月に入って急に売れまくってるから、どんどん作らなきゃ、となります。一日の売上が倍になったら、品切れを起こさない為に倍の在庫を用意します。その月の月末で貸借対照表を見たら、現金は減ってないけど在庫はいつもの倍ある事になります。この様に急に売上が上がって、当面続きそうな場合は、売れて在庫も増えます。
なので、在庫を持っているという事=まだ売れていない 、とはならないと思います。違いますか?

補足日時:2014/06/15 17:56
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あなたの、理屈は 利益が出れば(でるから?) その金の使い道が 在庫に回せば良いんで、って話で、それは剰余金で 現金でも良いわけで・・・



実際問題は そんなに、かんたんに利益が出ないってこと。
利益が無いから その原資を 借入金に求めた・・・・
通常 在庫増は金食い虫だから 悪。財務諸表の分析でも 回転率などの 指数が悪くなる方向にしか作用しない。

簡単に利益を出す方法を飛ばして(そこが悪戦苦闘の元なのに)、利益が増えたら 在庫増も悪くないって タラの話は理屈にはならない

この回答への補足

在庫増は悪、は理解しています。

利益がでたら、その金は在庫に回すのではなくて、

利益がでたら、在庫が増えていても現金が減ってないから、

事業資金を借入金に求める必要が無いのでは無いでしょうか?
という質問です。

実情ではなくて、僕の貸借対照表の考え方は間違っていますか?

補足日時:2014/06/15 00:28
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初歩の簿記の本を読みましょう。



右手にあるのは資本、左手にあるのは負債、ということで貸借する方法を納得したら、あなたの質問は発生しません。

在庫は左手の側にあります。右手にあるお金を使って、左手に製品を作ったのです。
これが売れたら左手の在庫が減り、右手のお金が増えるのです。

この回答への補足

反論して申し訳ないのですが。

利益がでた場合、貸方には自己資本である利益剰余金が発生します。

売上は売価で、在庫は原価なので、

在庫が増えた=利益が出ていないという事にはなりません。

利益剰余金がいくら出るかは、諸々の条件次第です。

仮に借方の在庫が増えても、それを上回る利益剰余金が増えれば、借入金は増えないはずだと思います。

違いますか?

補足日時:2014/06/14 22:41
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この回答へのお礼

あと、触れないでおこうか迷ったのですが、負債は左ではなくて右です。
左(借方)は資産、右(貸方)は資本(会計基準では負債•純資産)です。


利益が出て増えるのは、配当などがなければ純資産の利益剰余金が増えます。

後から見る人の為に。

お礼日時:2014/06/14 23:31

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