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「利用客の減少」
「車両の老朽化」
この大義名分で寝台特急ブルートレインが次々と引退していっています。
一般の乗客でも利用できたブルートレインが豪華寝台特急「トワイライトエキスプレス」や「カシオペア」に変わって行き、夜間走る寝台列車の最終形態はクルージングトレインなる一般の乗客が手軽に利用出来ない高価なものに変わりつつあります。
そんな中、東京から発車する「サンライズ号」だけは人気でお目当てのチケットも取り難いと聞きます。
人気のサンライズと不人気のブルートレイン…この差は何なのでしょうか?
古い寝台客車と比較的新しい寝台電車の違いでしょうか?
それとも走っている路線の強み、又は弱みの違いでしょうか?
それとも他の理由があるのでしょうか?

A 回答 (5件)

サンライズ出雲・瀬戸と言えども例外ではなく、ハイシーズンや週末を除けば、ノビノビは満席でも、ソロやシングルは結構空室が多い印象です。

シングルデラックスに至っては、混雑期にでも、4~5日前でも寝台券が取れてしまうくらいです。

生き残っている要因としては、
・比較的車齢が若い。
・利用し易い時間帯。これが、深夜の発で早朝や昼前の着だと、非活動時間の有効利用とは言えない。
・決めては、競合するLCE や長距離バスが少ない。

まぁ、JR九州の刺激を受けて、JR東・西でもクルージングトレインが計画されてはいますが、あくまで、セレブな一部階層が対象。
一般層が、移動手段として見た場合、ビジネスホテルが3~5,000円で泊まれる時代に、窮屈でプライバシーが十分に守れない開放型B寝台が不人気なのは当たり前。
何れにしろ、サンライズも安泰とは言えない時期が来ると思います。
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お礼日時:2014/06/20 02:25

ブルトレが不人気!?


いいえ、決してそんなことはないですよ。

いつ乗れるかわからないクルーズトレインに何十万も払って予約する人がわんさか居るくらいです。
サンライズの例が示しているように、車両の設備が清潔で魅力があるものであるならば、旅客は集まるのです。

寝台特急は高価な寝台料金に見合う設備内容であるべきところですが、経費削減のあおりから食堂の営業をやめたあたりからバランスが大きく崩れてしまいました。
ただ寝て目的地へ移動するだけのブルトレにはなんの魅力もないのです。
ましてやカビくさいボロ客車に何万単位の旅費とくれば、誰も見向きもしなくなるのは当然の成り行きではないでしょうか。
『富士』も『あさかぜ』も、高速バスに負けたことになっていますけど、そうではなくてただ寝台特急としての魅力が失せただけのことなのです。
需要はあるのに『もう乗りたくない』客が高速バスなどへ逃げたのです。

東京~博多間の新幹線運賃より2割増程度の旅券設定で「カシオペア」なみのアコモデーションを備え、かつ食堂営業でリラックスしながら快適に移動できる電車寝台特急を走らせたならば、まちがいなく『あさかぜ』は復活できます。
「あさかぜ」に限らず、鹿児島行きの『はやぶさ』もそうですし南紀方面にかつて存在した『紀伊』だって紀伊勝浦経由天王寺行きとして復活の可能性が出てくるでしょう。
あとは所轄のJR西日本のやる気と度胸次第ですね。
サンライズに代わる『乗りたい』と誰もが思える客車を造れるかどうか。
製造費のかさむクルーズトレインほどの豪華さなんて要らないのです。
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お礼日時:2014/06/20 02:25

大半の路線ははるかに安い高速バスとの競争に負けて廃止されました。

北海道は津軽海峡に道路トンネルがないので生き残ったのですが、もうすぐ新幹線が開通すると、貨物列車が対向の新幹線の風圧で倒れる危険があるので、夜間にまとめて通すことが検討されています。すると、夜行列車のダイヤが確保しにくくなるので、おそらくこの時点で北斗星、カシオペアなど北海道行の夜行列車は全廃になると思われます。残すつもりならとっくに新型車両を導入しているでしょうから、まず間違いありません。
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お礼日時:2014/06/20 02:25

こんばんは。



>人気のサンライズと不人気のブルートレイン…この差は何なのでしょうか?
>古い寝台客車と比較的新しい寝台電車の違いでしょうか?

それも確かにあります。ただ、

○客車列車ゆえ必然的に加減速能力・高速性能が低く、他の特急列車に追い抜かれる場面が出てしまった。
○3000円台で宿泊できる低廉なビジネスホテルが増え、狭い列車の寝台よりも快適だった。

そして、

>それとも走っている路線の強み、又は弱みの違いでしょうか?

それもあります。新幹線の最終の後に出発し、始発前に到着するという運行形態が取れる位置関係だったので、「サンライズエクスプレス(出雲・瀬戸)」は生き残れたとも言えます。

「サンライズエクスプレス」は電車方式で、客車方式のブルートレインと比べると加減速性能に優れ、高速で走れるのですが、もし目的地が九州方面でしたら飛行機が使えますし、ビジネスホテルに泊まってしまった方が快適であり低廉です。つまり、出雲・瀬戸だから生き残れたのです。

他の特急列車に抜かれてしまうのなら、乗り換えてしまうのが利用客の心情です。
既に、「寝台特急」は速度面では「特急列車」では無くなってしまっていたのです。

そんな列車が生き残るには、
○他の競合が居ない区間で走る。
○急がない列車。
・・・上記方法しかありません。

急がない⇒旅行の内容を魅力的にする⇒付加価値を持たせた列車
・・・となるのです。

具体的には、いわゆる豪華寝台列車と呼ばれる列車になるのです。
速く走れないのなら、速く走らなくても乗って貰える列車にしなければ生き残れません。
ななつ星in九州、もっとも分かりやすく表現された列車です。
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お礼日時:2014/06/20 02:25

1。

  人気のサンライズと不人気のブルートレイン…この差は何なのでしょうか?

    サンライズは新幹線と重複する時間が、睡眠時間と重なるので遅いのが気にならない、目的地の関係で新婚さんの支持(急いで旅をしている訳ではない)がある、といった違いがあるのではないでしょうか。

    九州の遠隔地(鹿児島、長崎、日豊線回り)等からのブルートレインの上りは、目が覚める頃新幹線と重なるので、つい終点まで乗らないで、新幹線に乗り換える乗客が増えたのではないでしょうか。

2。  古い寝台客車と比較的新しい寝台電車の違いでしょうか?

    それもあると思います。

3。  それとも走っている路線の強み、又は弱みの違いでしょうか?

     僕のような素人には、あまり大きな原因ではなかったような気がします。
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お礼日時:2014/06/20 02:26

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