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哲学の方でも尋ねさせていただきましたが、こちらでも改めて尋ねます。
僕は、資本主義や大量生産至上主義といったものがあまり好きではありません。
一つ気になったのですが、なぜ人間は資本主義に辿り着いたのでしょうか?学術的な回答だけでなく神秘的な回答も楽しみにしています。
また、これから我々はどのような世界を築いてゆくのか、みなさんの考えをお聞きしたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

考えてみると、古くから資本主義への基本はあったのではないかと…。


誰が資金を出して、事業を展開するかだけ。
江戸時代、事業の資金を幕府が出せば、公共事業だが、民間人が出せば立派な事業。
大阪の商家、淀屋。
川があり、対岸への行き来が不自由だと、自費を投じて橋を架けた。
それが淀屋橋なのは有名な話し。
しかし、これは商売ではないので利益は出ない。(橋の利便性では利益は出てる)
利益に直結する大型事業を展開しようとすれば、巨額な資金が必要。
そこで、配当というシステムを考え出し、資金を募ったのが資本主義の基本なのでは?
そう考えると古くから考え方は存在してたのではないかと…。
そういう配当にしても、金融システムを構築する上で考え出されたのでは?というのは持論ですが、
そうやって資金を集めないと、産業革命だって起こりえなかった事でしょう。

昨今、資本主義も行き場を無くし、グローバルへと流れていく。
グローバルは、文化を破壊し、格差も生み出した。
富は世界で1%にも満たない人間へと流れている。
モノは売れなくなり、オンラインゲームでの課金のように、無形なサービスで利益を出している。
しかし、こんなものもいつまでも続くとも思えないし、未来永劫の利益の追求などあり得ない。
だからなのか、最近では資本主義は変化し、経営者と株主だけに利益をもたらすものとなってはいませんでしょうか?
社員を切り捨ててでも、搾取してでも配当を出し、さらに一部のものだけが儲かる仕組みとなってはいまいか。
これが、資本主義は破綻してるというか、行く付くとこまで行ったのでは?と考える根拠です。

今後は、その一部の金持ちが牛耳る、封建制度というか、カタチだけの民主主義を残した、言ってみれば、社会民主主義のようなカタチへと変化していくのでは?

株式制度の理念の一つ、常に利益を追求する事
そんなこと際限はなく、資源もなくなるのは解りきってる。

政治ですら、金持ちには逆らえない状態。
近い将来、資本主義などどこかに吹き飛び、お飾りの民主主義と、金持ちによる独裁が始まるかもしれませんね。
感じとしては、貧困層は暗い地面。お金持ちは高層階に作られた街に住んでるといったイメージ、もしくはガンダムにおける権力層は地球に住み、その他は宇宙のコロニーに住むと言った感じでしょうか。
そういった世界の中で、権力を持つのは、1%にも満たない金持ちが牛耳る、社会主義ではないのでしょうかねぇ?

乱文ご容赦。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/07 09:57

 他の資本主義以外のシステムが淘汰されたから。


近いとこでは中国戦国時代の墨家とか・・・

 資本主義以外のシステムを採用た国家は衰退する。

この回答への補足

ありがとうございます。
つまり、資本主義はヒトにとって宿命的なものであるということですか?

補足日時:2014/07/02 21:26
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>質と量というものは、それほどまでに極端なところでしか、均衡を保てないのでしょうか。


 日本は世界最先端の経済大国で情報化社会に突入しており、量はじゅうぶん供給できています。そしてその質も年々よくなり、終戦直後の商品と較べると衣食住ともに雲泥の差が出ています。その結果、大量生産の時代は去って多い品種少量生産の時代へと向っており、それはこれを可能にするエレクトロニクス技術が発達しているからです。そして人々は際限なく良質なものを求め、供給側はそれに応えようと努力し続けています。これが情報化社会の実態であり、それ故に需要は際限なく膨れあがり、これに応じて供給は増え続けます。それは資源とエネルギーが許す限り続くことでしょう。その行き着く先は誰にも予測できないでいるのが現状ですが、核融合の実用化が目前である現在、少なくもエネルギーの供給には明るい光がさしていますが、しかし資源は限られています。それ故限られた資源を効率よく使って要求に応え得る有形、無形の商品を供給する工夫が続いて行くことでしょう。貴方の周りも見回してみて下さい。生存に必要不可欠なものなんてほんの僅か。あとはなくても生きて行けるものばかりで埋っているでしょう。そういう社会を人は目指し、努力を続けて来たのであり、これからもそれは追求され続けて行くことでしょう。
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この回答へのお礼

あなたは質がよくなってきているとお考えなんですね。ですが、僕には全くそうは思えません。金が膨らみ、国際化の拡がり続ける世界で質の高いものが当たり前にあるところを僕は思い描けません。
少量でもその分種類が増えてしまえば、総量は変わらないのではないでしょうか。
変な話かもしれませんが、僕は世界が均衡によって成り立っていると思っています。質と量が両立して高い水準に達するなんて、どうしても考えられません。僕は物に溢れた生活には疲れました。

大変自分のと違った視点の意見でおもしろかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/02 14:01

資本主義は産業革命の産物だと言えるでしょう。

元来経済は需要と供給のバランスで成り立つものですが、伝統的には供給の方が逼迫していて、売り手市場になるのが普通でした。それを調整するのは常に政府、つまり権力側で、これによって巨利を得続けて来ました。ところが産業革命で供給に余裕が出て来てみると、その社会には素晴らしい自動調整システムが働くことが分って来たのです。それは市場経済です。政府が何も介入しなくても需要が上回れば物の値段が上がって需要が抑えられ、一方では供給を刺戟するためにバランスが回復します。供給が上回れば値段が下がるために供給側のコストを売り値が下回るようになるために供給が抑制されます。これをアダムスミスが見えざる手という言葉で見事に表現し、経済は自由に任せるのがよいという資本主義経済の根幹が定まったのです。従って政府は治安と外交に専念し、裏方に回るのが正しい方法とされるようになりました。

 ところがこの自由主義経済は二つの点で破綻します。一つは景気が過熱してバブルが生じ、これが弾けると恐慌という状態が起き、政府の介入がないとこれから抜け出すことができなことになってしまったのです。そしてもう一つは労働力の供給という面で、これの需給関係は人間の成長には長い時間がかかるので調整が効かないため、慢性的な供給過多の状態が続き、安い賃金で長時間働かないと生活に必要な賃金を稼げず、また恐慌が起きて失業すると再就職が極めて困難という状況が起きたのです。その結果として共産主義の方が巧く行くということでロシア革命、中国の革命が起きました。

 資本主義の方でも自由に任せるのではなく、計画的に通貨、金融のバランスを取ることで経済をコントロールしようとする動きが出て来ました。ケインズがこれを主導し、これがかなり巧く行くことが分ったために世界中が共産主義化されるに至らなかったのは幸いでした。共産主義に移行することを目的とする社会主義経済の方が破綻してしまったからです。

 その原因は平等を実現すると労働意欲が削がれ、怠けていた方が得策だと人々が気がついてしまったので、ノルマを達成しさえすれば食い扶持が得られることで満足してしまったこよにありました。これにはマルクス・エンゲルスは全く気付いていなかったのです。その結果、経済の成長が止まるどころか縮小してしまった結果、政府の財政が破綻するという事態に立ち至ったからです。資本主義の方でも戦争が解決するまで恐慌から本格的に立ち直ることができませんでした。

 現在は政府、中央銀行が経済に積極的に介入してこれが巧く機能するように調整をし続け、何とか破綻を免れる状況を維持していることはリーマンショックから何とか立ち直れたことが証明しています。

 これからの問題は慢性的に不足し勝ちなエネルギー供給を改善すること、不足するエネルギー源の公平な分配を実現することが世界の人々は平和に暮らせるかどうかの鍵を握っています。また政府、中央銀行の舵取りを容易にする画期的な方策を編み出すことも必要でしょう。

 エネルギー以外の供給ではこれが需要を慢性的に上回る状態が続き、これを解決するには社会が情報社会に移行することが必要でした。これは人間の欲望が必要という需要の他に『欲しい』という欲望による需要を呼び起こすことに気付いた産業が積極的に需要を掘り起こすことで経済を拡大させることができることに気付いたのです。これによって経済は再び大きな成長を達成できるようになったのですが、一方では欲望というものが無限であると同時に極めて気まぐれで変り易いものであるため、供給の繊細なコントロールが必要であることを学び始め、そのための手法がいろいろ開発され始めています。やはり需要と供給の調整は政府のコントロールではなく、民間の自力操作によるものの方が巧く行くのは自明で、経済運営の方向は必ずそれを目指すべきであり、現にそのような方向に向い始めているのが現状でしょう。これからは労働力が世界的に不足する方向に向うのは必然で、これに対処できるシステムを作ることも大変重要であると言えるでしょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
哲学の方で聞いた時とは、また全く異なり、現実的な意見が出、大変うれしいです。
僕が興味を持ったのは、「伝統的には供給の方が逼迫していて、売り手市場になるのが普通でした。」という部分です。これはつまり、近代的な機械化に依存しなければ、安定的な供給は有り得ないということですか?今は大量生産志向の時代で、やはりモノの質は高いとは言えません。質と量というものは、それほどまでに極端なところでしか、均衡を保てないのでしょうか。

補足日時:2014/07/02 11:27
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