義姉が窃盗で拘置所から昨日帰って来ましたが…

Question

義姉が6度目の万引きをし拘置所に入り昨晩帰宅して来ました。

姉は40歳で80歳になる義母と2人暮らしです。
姉は対人恐怖症、睡眠障害、鬱病などで働けず、心療内科に通って精神安定剤？を7年以上服用していて母親が面倒をみている状態ですが、義母も歳の為少しですが痴呆症がはじまっている様です。

私達夫婦と同居は訳あって望んでくれない状態です。
私は旦那と自分の両親、息子と離れて暮らしています。

話を戻します。。
今回は化粧品類1万円程の万引きの後、その日に留置場に入れられ 義母が裁判官と会い保釈金を払わず3日で出てきました。

昨日の夜中に義母から、この後義姉の刑罰？はどうなるのかと泣きながら電話をかけてこられ全く知識がない中、ネット検索しましたがやはり理解出来ないので教えて下さい（ ;  ; ）
また、捕まったとき ハサミを振り回し自殺しようとし それを止めて下さったお店の方も怪我をされたらしいのですが、事件にしないといって下さったようです…。

(1)6回も万引きをしているのに保釈金も払わず出て来れるものですか？

(2)これは釈放なのでしょうか？保釈という事でまた何処かに呼び出され 執行猶予や罰金、本格的に刑務所に入る事になるのでしょうか？

(3)最後に裁判官？の方に書類に目を通して捺印？して下さいと言われた様でしてきたそうですが、逃亡しない事と呼ばれたらすぐ出向くようにと、窃盗した店舗に近づかない旨書いてあったとしか言わない様で 大切な書類の様な気がしますが何の書類の可能性が高いのでしょうか？

(4)万引きしたお店の商品代金を支払っていないそうです。私が代理で出向いても大丈夫なものなのでしょうか？かなり遠いので郵送などで支払っても大丈夫なのでしょうか？

(5)義姉は起訴？告訴(すいません。どちらだかわからないです)された商品の他にも日常雑貨や食品を同時に窃盗したらしいのですが、そちらは罪状に記載がなかったらしいのですが、のちのちそちらの窃盗罪でまた再逮捕の可能性もあるのでしょうか？

義姉は心療内科に窃盗僻がある事は告げていなかった様ですが、今回 刑事さんのはからいでそちらの治療も併せて行なっていくとのことです。

調べてもわからない事だらけで 質問も上手くまとまっておらず申し訳ありませんがお分かりになる方お力をお借りできませんでしょうか？

宜しくお願い致します（；＿；）

bengofuji · Accepted Answer

○6回も万引きをしているのに保釈金も払わず出て来れるものですか？
→早期にこの窃盗は病気だと気づいてくれる心ある警察官、検察官などに出会えるとそういうことはいくらでもあります。ただし、いつまでそんなことで済んでいくかは予測がつきません。
質問者様の書きぶりから想像するに、以前は警察限りの微罪処分で許してもらえていたのが、今回は送検（検察官送致）まで行っているようです。
早く専門医の正確な診断治療を受けさせることが肝要です。

○これは釈放なのでしょうか？
→身体拘束から解放されているので、釈放には違いありません。

○保釈という事でまた何処かに呼び出され執行猶予や罰金、本格的に刑務所に入る事になるのでしょうか？
→保釈ではないです。今回は検察官が起訴猶予で終わらせると思います。しかし、次回あるいは次々回が同じようなことで済むかは予測がつきません。きちんとした診断書を書いてもらえるように、診断治療を受けておかれると助かる可能性が増します。

○最後に裁判官？の方に書類に目を通して捺印？して下さいと言われた様で、してきたそうですが、逃亡しない事と呼ばれたらすぐ出向くようにと、窃盗した店舗に近づかない旨書いてあったとしか言わない様で大切な書類の様な気がしますが何の書類の可能性が高いのでしょうか？
→検察官が起訴猶予処分にするために同居の親族から本人の生活状況、治療状況、再犯防止のために努力することなどを聞いて調書（検察官面前調書などと言います）にまとめただけだと思います。

○万引きしたお店の商品代金を支払っていないそうです。私が代理で出向いても大丈夫なものなのでしょうか？かなり遠いので郵送などで支払っても大丈夫なのでしょうか？
→おそらく現行犯逮捕されて、被害品は店に戻っており、被害が残っていないのでしょう。被害が残っている場合は、検察官から指示があったはずです。

○義姉は逮捕状や送致書等に記載された商品 の他にも日常雑貨や食品を同時に窃盗したらしいのですが、そちらは記載がなかったらしいのですが、そちらの窃盗罪でまた再逮捕の可能性もあるのでしょうか？
→ないです。

○義姉は心療内科に窃盗癖がある事は告げていなかった様ですが、今回 刑事さんのはからいでそちらの治療も併せて行なっていくとのことです。
→実は、この点が一番重要です。
専門医で正確な診断を受け、適切な治療を始めることが肝要です。病気ですから、本人の反省や周囲の説諭や刑罰による威嚇などで止まることは期待しにくいです。治療をしないと必ず再犯を繰り返す結果になります。
うつ病の診断が出ているようですから、今回の窃盗はその症状と見ることになるのでしょうが、世にいうクレプトマニア（病的窃盗癖）と同じような状態ではないかと想像できます。

○クレプトマニア（病的窃盗癖）の患者さんの事件をたくさん扱っていますが、本当に深刻なんですよ。事件の記憶が全く無かったり、全く不合理なものを盗んでいる場合もあります。こちらの胸も張り裂けそうになるほど苦しんでいる方も多いんです。
「クレプトマニア」でネットを検索してご覧になることを強くお勧めします。
では、お大事に。

bengofuji · Answer

【補足を読んで２】
○日常的に窃盗をしていたことをその精神科の医師に話す事によって余罪で逮捕されたりはしないのでしょうか。警察と直接繋がっている病院で全てを話すのは事が事だけに大丈夫なものなのでしょうか？
→大丈夫ですよ。心配ありません。
必ず深刻な窃盗癖があることを具体的に医師に告げてくださいね。そこの説明がないと、適切な治療は受けられないと思います。
回答者は、弁護士なので、治療についてはあまりわかりません。
義母さんと義姉の関係性をどうするかが鍵なのかも知れないですね。
うまくいくようお祈りしています。

bengofuji · Answer

【補足を読んで】
○回答でも書きましたように、うつ病という診断ができる場合は、うつ病というより大きな精神病の枠組みで理解すべきとされているので、クレプトマニアの病名はつかないと思いますが、「クレプトマニアという病気に値するものなのでしょうか？」というご質問については十分値するのではないかと思います。
○クレプトマニアという病気は、自分の欲求をコントロールできない病気、窃盗依存症ともいうべき状態です。物が欲しくて盗んでいるのではなくて、盗みをする瞬間の快感、恍惚感を得たいがために、万引きという行為それ自体が目的になってしまっていて「やらずには居られない状態」と言われています。
数少ない専門病院として赤城高原ホスピタルという病院があるのですが、そちらの院長先生から「病的な過食症の患者さんの半数くらいにクレプトマニアの症状がみられるようだ。」という話をお聞きした記憶があります。アルコール依存症も買い物依存症も過食症も拒食症もクレプトマニアと根っこは一つなんだそうです。
また、一緒に住んでいる方に酒害（酒乱など）の方がいらっしゃると発病しやすいと聞いたことがあります。
さらに、「正義感が強く、盗みを繰り返してしまう自分を嫌悪する人が少なくない」のです。回答者が扱ったケースと義姉様の状態には符合する点がとても多いと思います。
前記病院の院長のお話だと6か月くらい入院して治療するとかなりの割合の患者は治っていくと言われていました。グループ療法が有効だということです。
○回答者が扱ったケースの一つを紹介すると、とても上品な高齢のご婦人で、窃盗での服役もされているのですが、近親者と配偶者に酒害の方がいらっしゃったようです。職歴などはりっぱな経歴をお持ちの方で、お金にも全然困っていません。
窃盗癖の発病は若い時で当初は月経緊張症と診断され、長いこと産婦人科で精神安定剤を処方されて無事に過ごされていました。生理が終わり、産婦人科で精神安定剤を得られなくなると、あれよあれよという間に万引きを繰り返すようになり、服役もしました。
本人は、万引きを繰り返す自分を嫌悪し、「死んで家族に詫びたい」「死刑にしてほしい」などと嘆かれます。かわいそうなのは、犯行時の記憶が全くないのです。いつも保安員に肩を叩かれて我に返り「アアッ！」という繰り返しです。盗む物も理解不能のものがあります。「木製の長い鍬の柄数本」なんてこともありました。「物干し竿にでもしたかったの？それとも保安員と一戦交えようと思ったの？」と聞いても「そんなことはない」ということです。惣菜の類いを盗んでも、罪悪感で食べたことはなく、店の出入り口において結局は腐らせるのだそうです。
義姉様はここで踏みとどまれば刑務所に行くことはないですから、すぐに専門医の診断治療をお勧めします。
○赤城高原ホスピタル（HPあり）は群馬県の山の中にありますが、都内でも診察が受けられるようです。患者の自助会（グループミーティング）は関西（神戸、奈良）でもやっているようです。回答者が神戸の自助会に毎月通ってもらった患者さん（若い女性）は、残念ながら再犯を防ぐには至りませんでしたが、それでも当初と比べると大きな改善が見られました。
家族の理解と支援が第一歩です。質問者様がよく研究して適切なアドバイスをして差し上げてください。
○では、お大事に。

check-svc · Answer

（１）おそらく裁判官ではなく、検察官の判断だと思いますよ、３日ですからね。
保釈手続きというのは、起訴後、判決がでるまでに釈放する手続きのこと（刑事訴訟法207条1項）。
本件は起訴はまだなんでしょ？
もしくは検察の拘置延長申請に対し、裁判官が却下したケースだと思われます。
で、釈放されたのは証拠がきちんとしており、身元もはっきりしており、逃亡の恐れがないという判断からでしょう。

（２）釈放ですが、無罪放免という意味ではなく、これから検察官の起訴、不起訴の判断となります。
おそらくは起訴となるでしょう。
どのような処罰になるかどうかはこの刑事裁判の審理によります。

（３）釈放手続きのための書類でしょう。所在不明となれば直ぐに拘置所に逆戻りだと思います。

（４）商品代金については民事上の責任となりますが、支払った方が心証はいいでしょう。支払い方法については被害者に連絡をとって送金すればいいと思います。

（５）窃盗行為が別にあったとすれば、その件についても同様に逮捕、起訴されることとなります。裁判は一つにまとめられるでしょう。

本件については窃盗の常習のような感じで執行猶予は本来付かないものでしょうが、心療内科の治療対象であるのであれば、精神疾患を理由として軽減されることもあるかもしれません。
このあたりは弁護士にお尋ね下さい。（起訴されたら国選にせよ、弁護士が必要となります）

1paku · Answer

1,2、逃亡の可能性無しという判断でしょう。
5.お店が被害届けを出せば、追加で逮捕というか、書類送検ぐらいにはなるでしょう。

犯罪というより、窃盗癖という病気という判断でしょう。
刑務所の代わりに、治療のための入院を想定しての対応のような印象です。

4.本人以外の誰かが直接謝罪に行った方が良いでしょう。お店の近くに頼める親戚か知人、居ませんか?
　郵送は、義姉さんのすぐ側に、行動を監督できる人がいないと言うようなものです。これからの再犯の可能性を心配されます。

3.お店に近づかないというのは、誓約書みたいな感じ。書かれていることを無視すると、さらに悪い立場に追い込まれますよ。要確認。

義姉さんの街の役所に相談して、民生委員のような人のお世話になったほうがよいかもしれません。

義姉が窃盗で拘置所から昨日帰って来ましたが…

○6回も万引きをしているのに保釈金も払わず出て来れるものですか？

この回答への補足

【補足を読んで２】

【補足を読んで】

この回答への補足

（１）おそらく裁判官ではなく、検察官の判断だと思いますよ、３日ですからね。

この回答への補足

1,2、逃亡の可能性無しという判断でしょう。

この回答への補足

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