A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
他の回答者様への、お礼・補足を見ると、言っても分からない可能性もあるが、一応回答はしてみよう。
分からなくても仕方がない、気にすることはない、と予めお断りしておこう。なぜなら、粒子に対する反粒子は異なるもの、という先入観にとらわれてしまって抜け出さない人はいるんですな。>反ニュートリノとはニュートリノとどう違うのですか?
標準模型的には違っていても違ってなくても、どっちもよい。実験・観測的には、どっちなのか調査中。
これではちょっと短いかな。では補足説明的なものを少し。判明している話からしておきますか。フォトン(光子)に対する反フォトンはフォトンである。よく知られた事実ですね。だから、宇宙の至る所で常に起こっている対生成のほとんどはフォトンのペアの発生であり、その対消滅もフォトンのペアの消滅で起こる。
フォトンはそれ自身が反フォトンの性質を兼ね備えている。内部構造を含めて電荷を持たない素粒子(量子)はそうなる可能性がある。それが標準模型。対称性ゆえ、当然ですな。だから、フォトン=反フォトン。その二つは全く相違が分からない。それを同じ(だから反フォトンはない)と称してもいいし、反フォトンはフォトンであると言ってもいい。
さて、ニュートリノがあるなら反ニュートリノがある。ニュートリノがあることはもう分かっているから、反ニュートリノも確実にある。しかし、電荷は無い。内部構造もない。それなら、反ニュートリノはニュートリノである可能性がある。
分かっているのはそこまでですよ。標準模型の産物なんだから。異なるかもしれない。同じかもしれない。それは、目下というか未だに調べている。掴まえて反応を見んことには分からんのだが、反応しいくい素粒子ですからな、仕方ありません。
異なるんだったら、異なり方に応じて、標準模型を絞り込めるでしょうな。詳細はお調べあれ。無数の可能性には無数のモデルが対応するゆえ、書けと言われて書けるものではない、という当然至極のことはお分かりになる筈。もちろん、同じなんだったら、同じとなる標準模型を選ぶ。
と、まあ、そういう話ですよ。もっとも、ほとんどの人の興味は既にニュートラリーノ(とついでに反ニュートラリーノ)のほうへ移っちゃってますけどね。もうずっと前から、反ニュートリノなど、どっちでもいいレベルでしかないし。
No.6
- 回答日時:
〉ではなんで反ニュートリノがあるなんて
〉考え方が出てきたのでしょうか?
元々標準モデルは反ニュートリノありきで
組立てられていた。ということ。
詳い話はしりませんが、ここ30年くらいの
観測でいろいろと可能性がでてきた
ということです。
この回答への補足
>>元々標準モデルは反ニュートリノありきで組立てられていた。ということ。
まだ言っていることがわからないですか?
標準モデルの構築に「反ニュートリノ」が使われているということは、「反ニュートリノ」がそこでは「ニュートリノ」とは分けられたものであって、それらの違いは存在するということになります。
(明確に分けられていないとしても、理由はあるはずである)
現在の研究の結果、それらが「同一のものであるかも知れない」というのは、「結果論」です。
標準論理の構築の段階で瑕疵があったかもはしれません。
しかし、「反ニュートリノ」と「ニュートリノ」が「どう違うか?」を的確に説明するものではありません。
「全くの別ものということを説明から省け」ということは言っていません。
従って、「同一粒子であるかも知れない」というのは正論でもあります。
ですが、私の質問の「的確な質問の答え」として不十分なのです。
なんでそんな経緯を端的に応えられるのに詳しく突っ込まれると黙るんですか?
それは「理解していないから」なんですか?
いいですか?「同一粒子かも知れない」と答えるのであれば、「違い」に関しての経緯の説明がなければ納得できないのです。
これは論理の問題です。
歴史的経緯があって初めて、「同一粒子であるかも知れない」が言えるのであって、なんで初めに「反ニュートリノ」と「ニュートリノ」が区別されたか?
初学の人は必ず質問文のような疑問を持ちます。
それに的確に答えている回答が今のところ得られていません。
端的に述べただけでは、この質問を見た人は納得することはありません。
標準モデルが反ニュートリノありきで組立てられていた。というのは結果論では?
それ以前に「反ニュートリノ」が認知されていたのであれば、なぜ「ニュートリノ」と「反ニュートリノ」を分けなければならなかったのでしょうか?
「違い」というのはそういう意味です。
わざわざ違いのないものを分ける必要がないのは自明ではありませんか?
No.5
- 回答日時:
おかしいなぁ.... #3 をどう読んだら「実際には分けられている」に逆接でつながるのか, まったく見当もつかない.... ふつう程度の日本語理解力があれば間違いようはないと思ったんだが....
もう 1回言ってみよう.
観測上「わけなくていい理由」はないんだよ.
否定が 2回入って理解できないというならもうちょっと簡単な表現で言い換えてみよう.
観測上「同じであるとみなす理由」がない
んだよ.
ちなみに #4 の「中間子のように反粒子と同じ粒子なのかは未解決のはず」はどう解釈すればいいのかさっぱりわからん. 荷電中間子なら「反粒子と同じ」であることはあり得ないし, 中性中間子であっても「反粒子と同じ」ものもあれば「反粒子とは違う」ものもある. 「中間子のように」がなければ「未解決」という点は正しい (ニュートリノがマヨラナ粒子であるという仮説は存在する) が, だからといって現時点で「ニュートリノと反ニュートリノを分けるのはおかしい」ということにはならない.
この回答への補足
語弊がありそうなので改めます。
「反ニュートリノ」という言葉がある以上、その言葉が作られた段階で「反ニュートリノ」と「ニュートリノ」に違いがあるはずです。
今の物理学がどうこうではなく、その言葉を作った段階でどんな違いがあったかが質問対象です。
マヨラナ粒子とかなんとか出てきてますが、問題はそこではなく、反ニュートリノとニュートリノを区別した段階の話です。
同一のものかもしれないというのは最近の話で、反ニュートリノとニュートリノの違いには言及できていませんよね?
うまく伝わらなかったようです。
そもそも反粒子の定義になぜニュートリノが適用されて「反ニュートリノ」なる言葉が存在するのか?ということです。
存在するなら、その違いがあるはず。というのが質問の背景です。
No.1
- 回答日時:
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