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パラリンピックはオリンピックの後に独立して行われるので、
オリンピックに比べて注目度が著しく小さくなっているような気がします。
なぜオリンピックとパラリンピックを一緒にして同時に行わないのでしょうか。
その方がパラリンピックに対する注目が増すように思いますが。

A 回答 (3件)

では同時開催にするとして、日程をどうするのでしょうか。

同時進行で多少短縮出来るとしても、開幕前競技(サッカーなどの団体競技)も含めれば、軽く1ヶ月を要する巨大大会になります。

現在の経済状況で、1ヶ月の複数競技による世界大会をまともに開催出来る国家など存在しません。いや、過去においてもそんな国はない。ましてオリンピックがあれだけ華々しい大会で、パラリンピックがそれに比べれば見劣りするのは、大会に伴う収入額が圧倒的に違うから。それは入場料よりむしろ事前のスポンサー料。注目度に差が出るのは仕方のないこと。

何より重要なのは、大会の日程消化において、申し訳ありませんがオリンピックに対してパラリンピックでの「不測の事態」の可能性が高過ぎること。まして一方は正直「カネと名誉」を賭けている競技大会(オリンピックがアマスポーツの祭典なんて、今どきよほどヌルい思想を持たない限り考える人はいない)に対して、パラリンピックは「障害者スポーツの健全な発展」を第一にして開催される大会です。オリンピックなら可能な「競技打ち切り・日程短縮」なんて出来るわけがない。そのパラリンピックの競技をオリンピック大会と同時開催なんてしようものなら、そもそも日程調整自体が不可能になる。
※その代わり、これまでその日程の問題で排除されてきた競技…それこそ日本人おなじみの野球・ソフトボールは復活の目は出てくるでしょう。要するに「競技が長いから排除」だったわけで。

日程の都合がつかなければ、当然大会運営の重要な資金源となる各種企業のスポンサードもアテにならなくなる。オリンピックにカネがかかるのは、そもそもがあまりにもマイナー・煩雑な競技数・内容になりすぎたから。そこに似たような競技で障害者のみ出場の競技まで増やすことを考えると…ゾッとします。

現状のオリンピックでさえ、日程的にも運営費用的にもギリなのです。パラリンピックの知名度の低さはオリンピックの責任ではない。仮にパラリンピックをオリンピックの前に同一開場で日程通りに開催したところで、注目度に大差はないはず。すでに同じ~ピックと名のつく競技大会でも、オリンピックとパラリンピックは全く別物になっている、ということです。

個人的には同時開催なんてとんでもない。1年ずらして(2年ずらしでは翌回の冬季・夏季五輪の日程と被ってしまう)開催するか…。しかしそれでも毎年何某かの五輪大会が開催され、どちらにしても知名度も重要度も落ちてしまう。

今のまま、変わりない方がいいと思いますよ。パラリンピック含む障害者スポーツへの認知度については、日本はまだマシな方ですからね。つい最近でもどこぞの大国の大会ではオリンピック終了後にパラリンピック開催中にも関わらず選手村を閉じて住宅として売り出す、なんてことまでしてるところもありますし。むしろそういう感覚の国々の方が圧倒的に多数。少なくともオリンピックとパラリンピックが同格と思っている国の方が少ないのだから。
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障碍者と一緒に競技したり施設を使ったりするのを嫌だと言う連中が


オリンピックの側に結構居る 実際問題

組織にも選手にもね
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同じ競技場を両方で使うことになり


会期が長くなり、日数も費用も多くなってしまいます。
宿泊施設も倍増させないといけません。

その上、オリンピックの影に隠れてさらにパラリンピックへの関心度は
低くなるはずです。
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