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日本の開国(1854年)以後、ヨーロッパでジャポニズムが展開して、浮世絵がもてはやされた時代に、ヨーロッパ人たちが見ていた「中国の版画」はどういうものだったのでしょうか?

A 回答 (2件)

版画はわかりませんが、日本趣味があるように中国趣味もあって、シノワズリと呼ばれます。

版画よりは陶器とか調度品みたいなほうなのかなと思いますが・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8E% …

<ヨーロッパでシノワズリが流行を始めたのは、17世紀半ばから後半頃と伝えられる。18世紀の中ごろにロココ趣味と融合し、人気が最高潮となった。>

だそうなので、19世紀後半のジャポニスムより前だったんですね。

ジャポニスムの前にジャポネズリーという時代があったそうです。

シノワズリ→ジャポネズリ→ジャポニスム

推移の様子は私はよく分かりませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/11 20:52

ジャポニズムと呼ばれる浮世絵の影響と版画とは直接的な関係はありませんので注意して下さい。


浮世絵には肉筆も沢山あります。
ヨーロッパ人が注目したのは版画であるから注目したのではなく、絵画としての表現方法に注目した結果です。
従いまして、ご質問の趣旨は、版画という技法についてでしょうか。浮世絵という表現方法についてでしょうか。

版画という技法は日本では木版画が主流でしたが、ヨーロッパではエイッチングすなわち銅版画が主流となりました。
版画の技法としては、日本は凸版ですがヨーロッパは凹版です。
中国も同様に凸版です。
版画という技法については下記のようなサイトがあります

浮世絵研究者 J・クルトの 中国版画への関心の背景をめぐって
repo.beppu-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php?file_id=5371

中国民間版画・年画・
www.fl.reitaku-u.ac.jp/~kanamaru/nenga/nenga.html

浮世絵の絵画としての表現方法が影響を与えたように中国絵画の技法がヨーロッパ画壇に影響を与えたというのことは寡聞にして知りません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/11 20:51

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