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御嶽山の救助にCH-47JAが使用されています。御嶽山は,3000mありますが,CH-47JA(チヌーク)の限界高度は,自衛隊の性能表によれば2600m程度のようです。なぜ3000mで行動できるのでしょう。

CH-47JAは,大規模災害対策で川崎重工がエンジン等国産で製造し,CH-47Jと交換するようです。ですから,性能的に3000mでも行動できるようになったのでしょうか。ご教示ください。

A 回答 (4件)

 CH-47の実用高度は2600mです(実際は2590mだったかな、単位がフィートなんでmに換算する時に誤差が出ます)



この高度は、高度0の状態から垂直に上がった状態(実際は前に進みながらになりますが便宜上判りやすくということで)での高度が2600mになります。

空港を離陸して、高度2600mまで上がって平行移動すれば、山頂には届きません。


そして、ここにホバリング高度という数字が出てきます。
地面に対しての効果を表す数字です。

御嶽山は、高度0の平地からゆるやかな傾斜を伴って山頂を形成しています、山頂は3000m
2600mの実用高度機では3000mの高さまで飛べない事がわかりますが、ホバリング高度は1260mありますので、山頂を地面としてその高度、3000m+1260m=4260mが今回の実用上昇高度となりますので、御嶽山での作業ができます。

4260mまで上昇して平行移動して高度0mの平地に達すれば、ホバリング効果がありませんので、墜落してしまいます。

ホバリング効果を維持しならが、山頂から順に高度を変えて、前線基地(今回の場合は7合目など)に降りてきます。

自衛隊と言えども軍事のことなので標準のCH-47の実用上昇限度は3000mですが、それを下回るデータしか示さない事はよくあります、更にホバリング効果の数値を示さない事もあります。

この3000mという高度ですが、操縦者が酸素マスクなどを使わないで操縦できる高度だったりします、また機内には与圧設備が必要

CH-47はもちろんですが、UH-60にもこの与圧設備と操縦者の酸素供給設備等がありますので、高地での操縦が可能になっています。

消防や警察などの航空機(ヘリコプター)は、この与圧装置や操縦者の為の酸素供給装置がありませんから、高地への作業に自衛隊の大型(^_^;ヘリコプターが、使用されたわけです。

CH-56のほうが大型でパワーも歩けど、米海兵隊しかもっていないしねぇ

この回答への補足

今回は,第12ヘリコプター隊(相馬が原)の5機のチヌークが出動しています。写真で見る限り,CH-47Jは使用されないで,最新のCH-47JAが実際に使用されているようです。

CH-47JAのエンジンは,川崎重工のT-55-L-712(3750馬力)の改良型のT-55-K-712(4336馬力)が使用されているようす。ホバリング限界は3000mを超えるようですから余裕で救助隊等の搬送が出来そうです。大変お騒がせしました。

補足日時:2014/10/02 09:03
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この回答へのお礼

有り難うございます。米軍はCH-47F(4868馬力)に換えていくようですが,CH-47Fなら何の心配もしなかったのですが…

お礼日時:2014/10/02 09:05

#2 補足



不朽の自由作戦を引き合いにしているけど、軍事作戦に使われる時は、武装や防弾などの防御能力の強化で重量が増しているし、フル装備の兵員満載での作戦行動を基準に考えないいけない。

異なる条件を無視して単純に比較しても・・・
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ヘリコプターの浮上のメカニズムは、ローターで下向きに空気を叩き付けること(作用)に対する反作用(ヘリコプターが高高度に弱いのは、空気が薄くなる=下向きの力も弱くなるため)。


ローターで生じる作用を受け止める面(地面)が近ければ、それだけ反作用の力も増すため、地面効果の有無で上昇限界高度が変化する。

>限界高度は,自衛隊の性能表によれば2600m程度のようです。
地面効果外ホバリング限界高度が2600mということ。
日本国民全部が軍事オタク、スペックマニアであるわけでなし、「日本中のどこでも飛行できる最大高度としての2600m」を資料に載せることは、”納税者に分かりやすい広報”として適切ではないか と。

CH-47Dでも山岳地帯などの地面効果が得られる条件下では3300mまでがホバリング実用限界高度となっているから、D型をベースにしたCH-47Jが御嶽山の救助活動に参加しても何らの不思議もない。
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この回答へのお礼

有り難うございました。

お礼日時:2014/10/02 09:06

軍事関係の正式データはどこの国でも極秘資料です。

兵器の限界性能に拘わるデータは無論公表される事はありません。特に航空機や潜水艦の公表データは3倍から10倍まで開きが有るのでの関連部品(エンジン等)の性能で推測するしかないです。
推測するに今回のチヌークの件ですが常識で考えても8000m以上の高度でも飛行できると思います。

この回答への補足

米軍が,タリバン掃討でアフガニスタンに侵攻する際に,軍事専門家からは無理だといった指摘がありました。アフガニスタンは高地ですし,3000m級の峠のみで,唯一標高1000mのカイバル峠からしかチヌークが入ることが出来ません。チヌークの限界高度近くでの作戦は無理があると言うことです。

反対を押し切ってオバマ大統領は侵攻しましたが,事実,30機程度のチヌークが失われました。しかし,戦闘によるものは数機です。後は皆限界高度近くでの作戦行動のためによる事故です。

今回の御嶽山のチヌークの出動が,そのようなリスクを背負ってのものでないことを,救助隊のご家族のためにも,また二次災害の防止のためにも明確なデーターが欲しかったのですが…人の命がかかっていることです。いい加減な回答は慎むべきものと思います。

補足日時:2014/10/01 17:48
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この回答へのお礼

有り難うございました。

お礼日時:2014/10/02 09:07

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