プロが教えるわが家の防犯対策術!

トイプードル1歳を飼っています。
エサは一日二回、ケージ内で食べさせています。

基本的に人間が食べてからあげていますが、
家族の都合でそれぞれ食事の時間が違う時があります。

その時に、子供が食べていると、いつも欲しがると言うか、
子供の周りをキューキュー言いながらうろつくのです。

大人が食べているときはいいません。
側で大人しくしています。欲しがりもしません。

基本的に、人間の食事を上げたことはありません。


子供たちは食事などを上げたことは一度もありませんが、
どうやら自分より下に見ているようで、
食べているのが気に入らないようです。

注意したり、ケージに入れたりしますが、
ケージ内でも子供が食事中は騒ぎます。

子供たちは、習い事の時間が違う関係で、
その日は30分ぐらい差があって、
食べるので、その間ずっと騒ぐ時もあります。

私が怒れば収まる時もありますが、毎回なので
もっと効果的に躾ける方法があったら教えてください。

A 回答 (3件)

順を追って書きます。


率直には、犬がやっている行動ですので、そのときの犬の反応を見ないと解りません。
その上で考えられることをいくつか書きます。

まず一つめ。
大変に恐ろしい結果を招く可能性があることから、書かせて頂きます。

>どうやら自分より下に見ているようで、食べているのが気に入らないようです。

この部分は犬の反応を具体的に書かれていらっしゃいますので、比較的正確に読み取らせてもらうことが出来ました。
その上でですが『上下関係』これはキッパリ忘れた方が良いです。
理由は、

>子供の周りをキューキュー言いながらうろつくのです。

このキューキューという声は、『普通・多くは』(感心を惹きたい)(注目して欲しい)こういった時の声です。
『普通・多くは』と書いた理由は、それが要求を叶えてくれる方法として学習している場合もあるからです。この場合は何らかの要求があるという事ですね。

いずれにせよ『自分より下に見ている』というのは、もっとも可能性が低い(ほとんどゼロ)だと思っていただいても良いと思います。
どういうことかと申しますと、本当にそうであれば威嚇なりの攻撃性をenergynanacoさんが感じたでしょうし、感じられたならもっと問題視されていると思うのです。
少なくともキューキュー鼻を鳴らすような鳴き声を出す状態の犬に攻撃性はありません。

そもそも犬は、犬同士の間で順位付けをすることはありますが、ここに人間を含めません。
(一応書くと、人間で言うと精神病棟に行政から保護入院措置をとられるような状態にある犬ならばあり得ます)


これについて端的に言うと、『人間より遙かに生物的に優れている犬に、上下関係なんてどうやって教えるの?』ということです。
飼育されているのがトイプードルだということですので、普段あまり感じられないかも知れませんが、本質的に犬より上になんて立てません。
私が共に暮らした経験で言うと、75%狼血統のウルフドッグが際立っています。
純粋にイエイヌという枠に絞ると、獣猟犬として活躍していた紀州犬達ですね。
こういった具合に、とてもじゃないが人間が太刀打ち出来ない犬というのは世の中に多く存在します。
ところがこういった犬であっても、良い家庭犬として人間と共に暮らすことが出来て、だから色々な犬が飼われているのです。


ではどうやって、こういった犬と共に暮らすかと申しますと、まずは『擬似的な親子関係』
要するに、犬の躾でよく言われる信頼関係の究極の形です。
もうひとつ大きく作用するのは、『犬の視線で感じ、考え、人間として導く』
家庭犬という枠があって飼育される限り、このふたつをキッチリ意識されれば大丈夫です。

上下関係について『キッパリ忘れた方が良い』と書きましたが、上下関係を人間から押しつけられた場合、犬の性格によって大きくふたつに別れます。
1)犬が屈して、いずれ置かれた環境に慣れる。
2)犬が反抗して、飼い主との間に敵対関係が生まれる。

つまり1)は産業動物として見た時の、犬の飼育方法です。
産業動物=今日的には肉牛や乳牛ですね。
残酷に聞こえるかも知れませんが、産業動物というのは乳牛なら乳を出さなくなったら廃牛。肉牛なら出来るだけ短期間に大きく育て、より多くの肉を確保するというのが目的です。
犬の歴史も使役犬として、こういった産業動物としての顔があります。
言葉にすると、『一日でも早く、使い物になる犬を』ということで、ここには損失が計算に含まれています。
損失とは、つまり乳牛で言えば、廃牛にされるということです。
もっと日常的な言葉で言うと『犬が屈して、いずれ置かれた環境に慣れる』というのは、ブラック企業に勤める社員さんみたいな状態です。
こういった状態を『躾が成功した』というのは、まあ確かにそういう一面もあるでしょうが、少なくとも愛情をもって共に暮らす犬に対して行うべきでは無いと思います。

キッパリ忘れて頂きたいのは、犬の性格によって2)になる事があるからです。
前述の産業動物として考えると、こうなるのが損失です。
つまり産業動物の一種として見ると、一定の損失を出しても、より速く使える犬を創り出すと言うことです。そして使役犬になるような犬はおおよそ中型犬以上で多産です。一頭あたりの単価が安いので、損失が大きくとも成立するという事実があります。
『犬が圧力に我慢できなかった』
要するに犬の性格次第。犬の性格に完全に依存している状態で、この時に飼い主と敵対関係ができあがります。
私も多くの犬を見てきましたが、飼い主に敵対行動を取るようになった犬は、ほぼこれが原因です。

失敗が許されない家庭犬ですから、犬に無理させずにすむ方法を模索してあげてください。
それには疑似親子関係を元にするのが確実です。
動物と人間の間に疑似親子関係を作るというのは、これは擬人化でもなんでもありません。
興味がありましたら、『愛着理論』をキーワードで図書館で本を探してみてください。
普通に動物と人間の間に構築できることがご理解頂けると思います。



前置き、大前提が長くなりました。
考えられることを書きますが、食事の状況が具体的に解りませんので、いくつか書いておきます。

○犬から見て、子供さんがもっとも望みを叶えてくれる存在になっている。
有り体に言うと『犬が甘えやすい存在』ですね。
この場合は『犬の望みを叶えてあげるときは、どんな時にするべきか?』
これをご家庭で決めて下さい。
そして決めたことは、子供さんにもキッチリと守ってもらってください。
家庭内で、人によりルールがまちまちになると、犬もルールを覚えられません。

具体的なルールとしては、例えばオスワリ&マテですね。
犬も望みを叶えてもらう方法がオスワリだと学習すれば、自らオスワリで待機するようになります。(吼えることが望みを叶えてもらう方法だと学習すれば吼える)(キュンキュン鳴くのが叶えてもらう方法だと学習すればキュンキュン鳴きます)
難しく考えずとも、『オヤツの時間だから、椅子に座って頂きますをしましょう』子供さん相手にもルールを決めてられているはずです。犬にも守るべきルールを決めてあげてください。
またこちらが原因なら、ケージに入れるほど酷くなることが懸念されます
物理的な距離が空きますので、それに応じてより甘えようとする、ということですね。
『家族が部屋にいてるのだから、その時ほど自由にさせる。けれどもルールは守る』
こういう形にしてあげてください。


○家族全員にしろ、子供さんだけにしろ食事中に椅子に座っていて、犬からもっとも近いのが子供さん。
これは食事に椅子と机を使っていらっしゃるなら(和式の正座方式でなく)可能性があります。
『椅子に座る=家族全員が机の中心部に向かっている』
こういう状態になりますよね。
犬から見ると(家族全員が自分を無視している状態)ともなります。
要するに小型犬ですから、犬がご家族の足下に来るほど(全員自分に対して、明確に背中を向けている)ということで、これは大人ほど顔が見えにくくなり、子供さんほど顔が見えやすくなるはずです。
一度、食べるときの席を工夫して、顔がちゃんと見える状態でテストしてみて下さい。
多少でもマシになるなら、おそらくコレが原因です。
解決は『犬の安心(無視されているわけでは無い)』
これは食事中に解決策があるのでは無く、日常の付き合い方です。
食事が終わると食器を片付けたりしますよね。こういった食事終了のサインは犬が自然と覚えやすいことです。
ですので(食事が終わったら、必ずたっぷりと遊んでもらえる。ただしルールを守って賢く待つ)この状態に導けば、待つようになります。
普段からオスワリなりのルールで待機させるクセをつけてあげてください。
そして望みを叶えてもらえるのは、(鳴いてないとき)(オスワリ待機の時)これを守れば、強くルールとして覚えます。
初期は褒美も使ってください。


大きくふたつ書きましたが、実際の状況が異なるかも知れません。
ただ多少の差異があれど、意味として捉えて頂ければ応用が利くかと思います。


>私が怒れば収まる時もありますが、毎回なのでもっと効果的に躾ける方法があったら教えてください。

おそらく犬にとって(何で怒られているのかサッパリ?)になっていると思います。
これは『毎回』とあることからも、その公算が高いです。
つまり(解らない=繰り返してしまう)という状態ですね。

加えて、これは言葉の選択だけかとも思いますが、『怒る』という必要は全くありません。
ルールを決め、それを無視したときは『叱って』ください。
つまり感情不要で、注意すれば必要充分を満たします。
犬もルールを覚えて、注意(その行動はダメ)の意味を覚えると、軽く首を振るだけで通じます。
こうやって育てると、いずれ自分で(良い悪い)の判断が出来ないとき、アイコンタクトで(解らない)を伝えます。
子犬から成犬にさしかかる時期によく見るのは、取り入れた洗濯物なんかですね。
これで遊んで良いのか? というのを確認しますし、首を振ればニオイを嗅ぐだけで満足するようになります。(ニオイは、人間で言えば興味を示したものの確認ですから、これは危険があるもの以外は許してあげてください)

犬の視点に立って原因を見つければ、その原因を解決することで、犬に無理をさせずに、自然に導くことが出来ます。
ご自宅で原因がわからなければ、信頼のおける(上下関係を使わない)トレーナーさんに観察してもらう事もご一考ください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/23 11:20

 犬は、順位の高いものほど先に、優先的(大量)に食べます。



 ということでまちがいなく、お子さんを下に見ているのでしょうね。

 ユーチューブなどでも、犬が赤ちゃんの食べていたビスケットを取って食べてしまい、泣き出した赤ちゃんをなめてあやすというような、上から目線の行動を取る犬の映像が出ています。


 昔、どうぶつ奇想天外という番組がありました。

 そこで言っていたのですが、「散歩の時飼い主を、自分が行きたい方へ引っ張る犬」について、「自分が飼い主より優位だと思っているから」ということでした。

 これを飼い主の意思に従うように躾ける方法として、飼い主は自転車に乗ってトコトン犬を走らせるという方法をやっていました。

 自分がへたばっているのに、目の前で元気いっぱいで動き回る飼い主を見ると、「負けた」と自覚するそうです。犬は「アンタばかり自転車に乗って狡い」とは決して思わないとか言っていましたね。

 また、客が来ると、1番で玄関に飛び出して足ふきマットの上で激しく吠える犬を躾ける方法として、犬が飛び出していってマットに乗った瞬間、マットを引っ張ってずっこけさせるということをやったら、1発で吠えなくなりましたね。番組が編集とウソのナレーションを入れただけかもしれませんが。

 このとき、人間がマットを移動させたことがわかると、犬は自分が転倒したのを「吠えることに対する天罰だ」と思わないで、逆に転倒させた人間を恨むそうです。で、マットにひもを付けて物陰から引っ張るなど人間がやったとわからないようにして引っ張るのがコツだそうです。

 で、とりあえずのお勧めは、1度屋外で、子供さんが実力の違いを見せつけるのが1つ。

 もう1つが、子供さんに向かって吠え始めたらその瞬間、ケージ内のマットを引っ張って転倒させるとかの「天罰」を与える作戦です。

 あとは、良くないことをやったら、犬をひっくり返して腹を出させるというのをどこかで読んだ記憶がありますが、どうなんだろうと思います。

 たしかに犬は自分が負けたと自覚した時は、それ以上の攻撃を避けるために腹を見せますが、腹を見せさせることが負けたという「自覚」につながるのかどうかは疑問符付きです。
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この回答へのお礼

実践してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/30 17:43

それはワンちゃんもかわいそうですねぇ


おなかがすいているのに自分はなにももらえず目の前で食べている人がいるのですものね。
犬用のガムとかおやつを少し与えたり、食事を与えるなどすれば違うと思いますよ。

室内犬は自分も家族の一員として認識している子が多いと思います。自分はおあずけをされているのに兄弟は食べているなんて悔しいですよね。
最初に食事をする人と同時に与えてその次の人からはさっきあげたでしょ。でいいと思うしそれでもだめなら無視。

食事でもおやつでもあげてみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/30 17:46

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