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総合商社はあえて除いて考えます。

2つ質問があるのですが、
1。海外では商社というビジネススタイルが無いのですが、なぜ日本では商社が活発なのでしょうか?

2.単純に考えて、メーカーは物をつくる。商社は流通させるのが役割です。
多くのメーカーが代理店や商社におろして、自社では直接販売をしておりませんがなぜでしょうか?代理店が仲介すると手数料が3%とかとられますよね。メーカーが直販すれば安く入手できるのに。。。

お願いします。

A 回答 (4件)

1,も 2、も関連がありますが、ものを作るのと売るのは別のスキルであり、売る、つまり営業はどんなものでも一応売るというスキルがあれば可能です。

そして、これ自体作ることとはかなり異なったスキルが必要です。つまり、作る人はたくさん居て、売るのは別の人が多くの種類のものをまとめて売るというのが合理的です。製造者は多少手数料を取られても作るだけに専念できるメリットがあります。お互いにウィンウィンの関係です。
もちろん、大きな製造会社は売る部門も自前で持ちますが、卸までとしても製造側よりも多くの人間を抱えて、営業所、直営店を全国につくるのに、相当の投資が必要になるわけです。商社に頼んだ方が良かったという場合も多いと思います。

日本は特に戦後海外にやたら販路を広げました。海外へ売り込むのはさらに言語など特別のスキルが必要になりますし、海外から材料を買うのは素人には困難です。そんなことで日本では商社が発展したのではないでしょうか。
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鎖国からの開国で輸入品がたくさん入ってきたこと、さらにエネルギー輸入が増えたこと、戦後は国産品がそもそも流通せずに輸入品でまかなうしかなかったこと、



などが、商社が定着した日本ならではの理由かと思います。

そして、その商社が、輸出入手続きや現地語化や販売に関する人材を抱えていてくれるので、人件費をアウトソースすることができ、代理店手数料を払ってでも自社で高給取りの「万能な社員」を採用せずとも済む、

というだけではないでしょうか。インターネットを通じて通販できるようになったとはいえ、直販要員を置くだけの人件費が回収できるか、というわけです。
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製販分離



http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4360

金融のリズムが違う

上記の話は、金融のリズムを生産と販売で都合付けるために分離させたという話。
※ のちに統合しますが

http://www.bizup.jp/progress/pdf_smp/1307_repo.pdf

分離と統合の経営判断はいろいろ。

上記は同一の企業グループでの話ですがでは、ではなぜ日本の商社(総合商社)は特異なのか?

商社金融という金融の特異性があります。
戦後の日本は基本的に資金不足でしたので、日々物資を移動させる(=金を移動させる)商社が販売予定商品を担保に商社金融を行います。

金融だったら銀行がやれよ
という考えもありますが、戦後の日本の銀行は護送船団方式によって「リスク」を取らない体質になったので、リスクを取る企業カテゴリーが必要となります。
それが総合商社ということになります。


1 日本政府が銀行に関して護送船団方式を取ったので、自由度の効く商社金融が発展した。それが日本の商社の特徴

2 金融のリズムが違う
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海外では買った側が30日以内に代金を払うのが標準ですが、日本では90日後とか180日後の手形とかの手段で支払いを遅らせることが多かったのです。



で、売る方は、資金繰りが厳しくなるので、受け取り手形を割引するか、間に商社を入れて商社へ納入後30日で決済してもらう必要があった。

ですから、日本の問屋・仲買人・商社などの商人は短期の金融の役割も担っていたのです。
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