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青天の日などに撮影していて
空を撮ると建物が暗くなってしまい、
建物を撮ると空が白飛びしてしまう
ということがよくありますが、

アンダーで暗めに撮影して、
RAW現像の時に露出補正して明るくすると
この白飛びが抑えられて、ダイナミックレンジが向上するという話を聞きます。

なぜこのようなことができるのでしょうか?




ソフト的にダイナミックレンジを上げることができるのなら
カメラの中でその処理をしてくれれば良いのにと思うのですが、
なぜかカメラの中でこういう機能を実装してくれないのでしょうか?

ソフトウェアで自動でやるにも限界がありできないのか、
アンダーで撮るということは暗い場所のS/N比が悪くなってしまうからなのか、
風景を見たときに建物を見ると空が白く見えるという人の目で見た光景と一致するからなのか

どれが正解でしょうか?

A 回答 (6件)

既に回答にありますように、ダイナミックレンジそのものが向上するわけではありません。


現代のデジタルカメラのダイナミックレンジは、ネガフィルムを上回っています。機種によっては輝度差14EV以上を捉えることが出来、これはもう十分過ぎるダイナミックレンジを持っていると言えます。

ところが、現実問題として白飛びしてしまう原因は、デジタルカメラの画像素子は、特性上、ある一定量の輝度に達すると、そこからストンと飽和してしまうのです。
ネガフィルムも白飛びしますが、完全に飽和するまでのカーブが非直線です。飽和までの諧調のつながりが良いので、輝度差10EV程度と言われているネガフィルムのダイナミックレンジでも、十分と感じるのです。


>ソフト的にダイナミックレンジを上げることができるのなら
>カメラの中でその処理をしてくれれば良いのにと思うのですが、
>なぜかカメラの中でこういう機能を実装してくれないのでしょうか?

7,8年前辺りから実装されだしていますよ。
Dレンジオプティマイザーとか、アクティブDライティングとか、メーカーによって名称ややり方は異なるものの、基本的には白飛びを抑えるために露出を落としつつ、黒つぶれしないよう、暗部から中間部にかけて持ち上げています。
デジタルカメラの画像素子は、比較的アンダーに強いため、このような手法がとられるのです。

HDR搭載機種だと、何枚かを段階露出で撮影し、画像処理で重ねることで、同様の結果を得ているものもあります。

RAW現像でも、同じ処理を施せば、白飛びを抑えつつ暗部を持ち上げることが可能です。
もちろん、懸念されるように、暗部を持ち上げることで、ノイズが増えるリスクは有ります。が、そこはノイズ処理でうまくやっているのが現代のカメラです。
最近の機種は、逆光で空に露出を合わせても、被写体が真っ黒に潰れるというようなことは少なくなりました。
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自分でやってみれば直ぐに分かりますよ。

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>ソフト的にダイナミックレンジを上げることができるのなら


カメラの中でその処理をしてくれれば良いのにと思うのですが、
なぜかカメラの中でこういう機能を実装してくれないのでしょうか?

Nikonだと「アクティヴDライティング」ですね。露出計の計測数値よりアンダー目に制御して高輝度部分を残しながら、ガンマを上げ低輝度部分の諧調を出す、という制御です。低価格帯のものはoff-onだけですが、上級機は弱めとかやや強くとかと多段階で制御(細かくはできません)します。
Nikonの純正RAW現像ソフト(RAWに上書きできる)やカメラでの後処理(JPEGで書き出す)にはDライティングがあります。ソフトでは、より細かい調整ができます。
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>アンダーで暗めに撮影して、RAW現像の時に露出補正して明るくすると、この白飛びが抑えられて、ダイナミックレンジが向上するという話を聞きます。


なぜこのようなことができるのでしょうか?

センサーのダイナミックレンジ自体は固有で、向上はしません。
変わるのは、ダイナミックレンジ(ガンマ)のどの部分を利用するかです。
ただ、イメージセンサーのダイナミックレンジ幅は、ネガカラーフィルムほどの余裕はありませんので、精々、+1EV程度だと思って下さい。


>ソフト的にダイナミックレンジを上げることができるのなら、カメラの中でその処理をしてくれれば良いのにと思うのですが、なぜかカメラの中でこういう機能を実装してくれないのでしょうか?

キヤノンEOS機だと、高輝度側諧調優先モード機能が付いています。
これは、-1EVの露出アンダーで撮って、トーンカーブのアンダーから中間域を持ち上げる機能です。
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>なぜかカメラの中でこういう機能を実装してくれないのでしょうか?


HDRという機能が実装されているでしょ?

HDRがない機種でもAEBという機能はあるはずです。パソコンでHDR合成という方法になりますけど…


>アンダーで暗めに撮影して、
>RAW現像の時に露出補正して明るくすると
>この白飛びが抑えられて、ダイナミックレンジが向上するという話を聞きます。
聞き間違いか、間違って覚えたか、言った人が勘違いしているかのいずれか。かと思います。
露出補正してもダイナミックレンジは変わりません。
デジカメのイメージセンサーは「白トビには弱いけど黒つぶれには比較的強い」という特性があります。800~1000万画素のデジタル一眼レフが出た頃にカメラ雑誌でフィルムとの比較でそういう結露が書かれていたのを覚えています。
ヒストグラムを利用するとわかりやすいですよ。
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HDR合成はダメですか?



Wikipedia
http://goo.gl/c4E5zC
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