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絵が完成しますと二、三か月後の乾燥した時点でタブローまたはグレージングヴァニスの油を穂先の固い筆で塗っています。
固い筆で薄くこすりつけて塗りますと塗り残しがなく綺麗に仕上がりますが、数年後にはつやがなくなり再度同じことをして処理しています。
昔、増田誠の個展をテレビで紹介した時、襖の張り替えの時に使う糊を塗る広い筆で完成した絵にたっぷりタブローを塗っていた場面がありました。
質問は塗り方と油の量についての質問です。美大ではどのようにしどうしているのでしょうか、また、プロの絵描きさんはどのように処理しているのでしょうか。
聞いた範囲、見た範囲で結構です教えてください。

A 回答 (3件)

<絵具はマツダ絵具専用にしています。


マツダ絵具なら大丈夫ですね。

<ルツーセを掛けてから描いています。>
毎回ルツーセを使用しているのでしょうか、ルツーセは、溶油による絵具表面の滑状の具合によって使用するもので、筆の乗りの悪い時に使用するものです。特に連続的に絵の進行状況時には、ルツーセを使用するのは決してよいことではありません。セピアとルツーセの反応についての化学的論拠を持ち得ませんが、何かここに原因があるような気がしてなりません。マツダ絵具にも問い合わせて下さい。ルツーセは、描いてる絵具が乾いてから使用するもので、尚且つ絵具の乗りが悪くない場合は使用しない方がよろしいです。

ワニス二度がけの時間は、乾く時間が大凡3時間ですから、その位おいてから再び掛けてください。
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きちんとしたメーカーの絵の具でしょうか。


オークル系の絵の具は、どちらかというと、最も安定した色なのですが、少々理解に苦しみます。
グロッシング・ワニスの塗り方も通常と変わらず、場合によっては二度塗りされた方がよろしいかとおもいます。私の場合は大きめの平刷毛で、写真現像用のホーロー・バットにワニスを出し広げ、刷毛に平均的にワニスを染みこませて、どちらかというと、薄く塗り残しないように塗り広げます。少し時間をおいて、これを二度掛けします。人それぞれでしょうけれど、私の場合は以上のごとくです。試してみてください。

この回答への補足

早速のご回答有難うございます。
大変参考になりました。
きちんとしたメーカーの絵具でしょうか?
絵具はマツダ絵具専用にしています。昔、マツダとクサカベの工場に見学に行ったのですが、
クサカベは顔料にリンシードオイル、マツダは顔料にポピーオイルを混ぜて作っているということでした。
完成後はマツダ絵具にポピーオイルで描いた方が艶がいいのでマツダ専用で描いています。今はマツダ絵具にテレピンで描きその後はルツーセを掛けてから描いています。
ルツーセを使用するのはルツーセとはフランス語で接着という意味があるのと、一時的にではありますが色が戻ってくれるのでこれらの油を使用することになりました。
オークル系の絵具は色は安定して少々理解に苦しみます。?
私の師匠は20年ほど前に亡くなった一線美術の佐野正雄でしたがセピアを多用しました。私の絵もこのセピアをメインに描きますがこのセピアの色が酸化して褪せてくるようで困っています。
少し時間をおいて、二度掛けします。?
少しの時間とはどのくらいを指すのでしょうか、詳しく教えてもらえると助かります。

補足日時:2015/01/26 20:19
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ワニスを塗るのが早くありません。


通常6カ月~1年位起きますよ。
プロは、売り絵作家の場合は、ワニスを掛けたりするでしょうけれど、
一般的には余りワニスをかけませんね。思い入れの強い作品や、全体に艶を出して起きたい時に、この作業をするでしょうけれど。
くさかべのグロッシーワニスなど、処理後の感じは極めて強固ですが、逆に剥離も出来ないほどですから、よくよく商品の特性にチェックを入れて使用すべきですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ヴァニスの塗る時期は大変参考になりました。
完成した後、特に茶系統の色は褪せて描いた時の色からほど遠いものになってしまいますが、どのようにしていますか?
後、グロッシーワニスで結構ですので塗り方と量を教えていただけると有難いのですがよろしくお願いいたします。

お礼日時:2015/01/26 13:04

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