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西洋思想の底流には、

ヘレニズム  ギリシャ古典、オリンピア競技など
ヘブライズム  ユダヤ思想、キリスト教、聖書など

のふたつがあるとされてゐます。

さて、英語圏の人名を見てみますと、聖書に由来する「Johnジョン」「Peterピーター」「Michaelマイケル」「Danielダニエル」「Jonathanジョナサン」など、数多くの例があります。しかし、ギリシャ思想に由来する名前はあまり聞きません。今私が思ひうかべることができるのは、かつてのテレビ番組『サンダーバード』に登場した「Penelopeペネロープ」くらゐです。(トロイ木馬作戦を指揮したオデュッセウスの妻の名)

これは、民衆のあひだでは、ヘレニズムよりもヘブライズムのほうが、より深く浸透してゐることを示すのでせうか。

なほ、人名についての私の見方に誤りがありましたら、それも教へてください。

A 回答 (1件)

ヘレニズムとかヘブライズムは関係ないように思います。


ヘレニズム文化は我々に大きな影響を与えましたが、ヘブライ語は聖書に記述言語と
いうだけで人間生活にはほとんど何の影響も与えていません。

欧米人に聖書由来の名前が多いのは単純にキリスト教を信仰しているからです。
これもヘブライ語の原典をあたっているわけでなく、母国語に翻訳された聖書から
とっているはずです。特にフランスでは、1年のほとんどの日に各聖人の日が設定され、
その日に生まれた子供はその聖人の名前をつけることが多いそうです。ですから、名前を
聞くだけで誕生日がわかるそうです。

現在、ヘブライズムと呼べるような文化はイスラエルとヨルダンの一部に見られるのみで、
欧米の文化には直接の影響を与えてはいません。
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この回答へのお礼

サンダーバード2号の質問につづいての御回答ありがたうございます。

人名と思想とは、無関係なのですね。聖人の日につきましては、以前英語カテゴリで教はりました。そのときの回答者はOKWaveの登録なのでgooでは会へなくなりましたけれど。

御指摘のとほり、ヘブライズムは民衆への影響は少ないのかもしれません。

お礼日時:2015/02/14 20:12

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