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昨年の大雪で経験したことですが、はねだし長さが2.7m、柱高さが2.7mで2本、独立基礎が40×40×深さ50cmで2か所の既製品のアルミカーポートですが、積雪荷重が加わるとこの基礎では転倒モーメントが働き転倒すると思いますが、柱の中ほどで「グシャ」と曲がるだけで転倒(基礎が浮き上がる)しませんでした。どうしてでしょうか。また柱梁接合部はピン接合に思いますが、この事が関係しているのでしょうか?

A 回答 (2件)

積雪による重量は腕木の先端だけに掛かるわけではないので転倒まで行かないですね。


仮に先端だけに掛かると腕木が曲がり、腕木が持ち堪えても今回のように柱が曲がる。

メーカーはその様に腕木が曲がるか柱が曲がる強度にしていますので、その結果になったのでしょう。
仕様通り根巻きされていればコンクリートの深さ・容積・重量と、埋め戻しの周りの土圧で柱が浮く事はありません。

それは風、雪害時に屋根が丸ごと舞う事と、柱浮きによるカーポート丸ごと倒壊を避ける様に設計されているからです。
屋根はパネル板毎にバラバラに舞うように、柱は根元から浮かずに折れ曲がるように。

災害時の二次被害を小さくする思惑ですが、問題が起きた時仕様通りではないとメーカーは責任逃れ出来ます。
その二面でそのように設計されています。

以前修理に行ったお宅は、カーポートの土間コンクリートだけで寝巻きのコンクリートは入っていなかったため、強風で腕木を持ち上げる形に、柱側に倒れそうになってしまったというものでした。


接合はカーポートによって違うので一律ではありませんが、柱が角パイプ、梁が角・丸パイプの場合はおそらく中に鉄のジョイントコアが入っています。
ここだけは壊れてほしくない場所なので十分すぎる強度があります。
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この回答へのお礼

早々の回答ありがとうございました。
転倒する前に、部材が先に損傷するということですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2015/04/09 10:05

全くの素人ですが,アルミの材質が純アルミに近くて曲がるだけだったのではないでしょうか。

ジュラルミンなんかですと折れると思います。
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